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【ネタバレ注意】ウマ娘プリティーダービーSeason 2 第1話【感想記事】

 どうも初めまして。記事初投稿です。

 2021年冬アニメ「ウマ娘プリティーダービー Season2」が予想以上に面白かったので、視聴後の感想を一話から順に綴るだけの記事です。

 アニメネタバレなどを含みますので、大丈夫な方はお付き合いください。

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第1話「トウカイテイオー」

 序盤は幼きトウカイテイオーがシンボリルドルフの日本ダービーを観戦し、ルドルフが見事勝利、6連勝無敗の二冠を達成するという過去回想から始まります。

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 ↑このロリテイオー可愛すぎひん?

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 このとき勝利したルドルフは指を二本掲げ二冠をアピールする。これは史実だと当時の鞍上・岡部騎手がやったパフォーマンスでそれをオマージュしているそうです。

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 勝利後のインタビューでトウカイテイオーはシンボリルドルフに向かって宣言します。

「ボクはシンボリルドルフさんみたいな強くてカッコいいウマ娘になります‼」

 この過去回想は重要な部分で、この序章ともいうべきパートがあるから、トウカイテイオーの目標が、シンボリルドルフのような無敗の三冠ウマ娘であるとわかるんですね。

 大体の作品では主人公が必ずゴールまでの目標を決めているんですよ。例えばワンピースのルフィだったら「海賊王にオレはなる!」みたいな。トウカイテイオーの目標がハッキリしているんだと視聴者に伝えるための大事な導入部分ですね。

 それでこのときその場にいたマルゼンスキーが「ルドルフのようになるには、才能と努力と運が必要だ」って言うんだけど、まさにこの才能、努力、運、そして目標はこの作品の根幹であると思うんだよね。

トウカイテイオー伝説スタート!!!

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 成長した後、トレセン学園に入学したトウカイテイオーが登場します。一期でもおなじみの姿ですね。どうやら彼女の机の上にはすでに皐月賞を制したことが分かる雑誌が置いてあります。

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 彼女のルームメイトはマヤノトップガンで、わたしの推しのウマ娘の一人ですね。もうカワイイ。とにかくキャラデザいい‼好き‼
彼女の好きなところを上げていくと霧がない上に、本編から外れるので今回はスルーします。

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 通学途中でハチミツを買うテイオー。たくさんのファンを持ち人気者で、世間が注目するスターのようなウマ娘、それがトウカイテイオーなんだと分かります。

チームスピカ登場

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 今作のもう一人の主人公であり、テイオーのライバル「メジロマックイーン」
 正直、キャラデザに関しては個人的にはアニメ一期はですが、作画は二期が断然優れています。一期のほうがカワイイよりで、二期は全体のキレイさが増しました。

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 前作主人公で日本総大将スペシャルウィーク。彼女は遅刻しそうなのか口にニンジンを加えて登場しています。前作では王道の熱血主人公を演じてくれた彼女が、今作ではどのような立ち回りをするのか当初期待してました(スペちゃん…)

 ダイワスカーレットウオッカの二人は競い合うように登校します。もしアニメ3期をやるのなら、私はこの二人にもスポットを当ててほしですね。正直打ち明けると、ウマ娘は一番ダイワスカーレットが大好きです。昔ながらのツンデレヒロインを思わせながら古臭さを感じさせない、そんな彼女のことが一期から好きでした(唐突な告白)。ウオッカと最初からバチバチのライバル関係にありながら、寮の部屋が一緒という設定も大好きです。

 そして人気者ゴールドシップ。アプリ版そして史実であんなにハッチャケてるのに、アニメでは大人しめの彼女も大好きです。何故かセグウェイに乗っての登場ですが、まあゴルシだし…の一言で片付いてしまうそんな稀有なキャラですね。

オープンキャンパスで世界観の導入

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 オープンキャンパスをこの作品の世界観説明に持ってくるのは良いアイデアだと思いました。一期にような繰り返しだとダレるし、二期から見た新しい視聴者にもウマ娘と何か? どんな目標に向かってトレセン学園に通っているのか? オープンキャンパスの案内係をチームスピカがすることによって分かりやすく世界観の情報を与えています。

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 トウカイテイオーとメジロマックイーンの二人にトレセン学園を案内されるのが、キタサンブラックとサトノダイヤモンドですね。キタサンブラックがトウカイテイオーの、サトノダイヤモンドはメジロマックイーンの大ファンであり憧れという設定になっています。

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 オープンキャンパス後、トウカイテイオーはシンボリルドルフを校門前で待っていて、二人で帰り道を歩きます。このシーンはとってもエモいんですよ。もうね、傍から見ていて微笑ましかった。史実では実際に親子だった二人。シンボリルドルフはお父さん、トウカイテイオーが息子でした。

 そして二人の会話がまたいい。シンボリルドルフはトウカイテイオーが小さい頃に自分に会いに来てくれたことをしっかり覚えていてくれたんだよ。会長、優しい…。

 そしてトウカイテイオーも日本ダービーは絶対勝つと宣言するし、それに優しく期待していると返す二人のやり取りが、今後の展開を思うと切なくなるんだよね。

裏主人公ナイスネイチャ登場

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 今作、実は嬉しいことにブロンズコレクターこと「ナイスネイチャ」がほぼ全編に名脇役として登場します。彼女はもうねカワイイキャラなんよ(乗り換え上手)
 ナイスネイチャはウマ娘一期の頃から脇役でちょいちょい登場しており「お、このキャラカワイイな」と思った当時を思い出しました。

 実際のナイスネイチャは現在も存命のご長寿馬だそうな。

 さてさて、彼女はキャラデザカワイイ、仕草もカワイイ、もうねダイワスカーレットの次くらいにカワイイのよ。

 そんなナイスネイチャはキラキラしていて、みんなに期待されて、そして本人もその期待に答えれてしまうような、トウカイテイオーを内心羨ましく思っています。

 これは全話視聴後だから分るんだけど、トウカイテイオーが表の主人公なら、ナイスネイチャはこの物語の裏の主人公のような存在ですね。
 正直、チームスピカは化け物揃いの名馬ばかりなんだよね。GIレースを勝ちまくりで圧倒的な知名度を誇るそれとは反対に、チームカノープスのウマ娘たちは中々GIを勝ちきれないそれでも愛されているそんな良馬を揃えた、ウマ娘界の影の存在。そしてそんな名脇役がいるからこそ主人公が引き立つ、欠かせない存在で、作中でもその存在感をいかんなく発揮してますね。

 彼女はどうやら1話の時点で足を怪我していたんですね。怪我を経験しているからこそ、この後のテイオーの心境に寄り添えたり出来たんだろう。ホンマに好き。優しくて好きすぎる。

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 そして登場しますツインターボ師匠! カワイイ!
俺ツインテールに弱いな…。正直、ウマ娘に登場するまでツインターボという馬がいたなんて全く知らなかったんですが、彼女のキャラデザ見て「あ、好き」ってなりましたね。一人称が「ターボ」というのも非常にグッド。
 そしてこの初登場時からテイオーに勝つと目標を持っていたんですね。

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 テイオーが髪をカットした後、神社にお参りに行ったのは、運を引きつけるためだろうか。幼い頃、マルゼンスキーに才能と努力と運が必要だと言われたからだと思われる。
 神社でマックイーンとバッタリ出くわすテイオー。そしてテイオーはそこでマックイーンに堂々とライバル宣言をします。

日本ダービー

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 いよいよ始まる日本ダービー。無敗のクラシック二冠をかけた戦いが始まります。そしてレース観客席にはテイオー憧れのシンボリルドルフがマルゼンスキーと共に見に来てくれてます。

 キタサンブラックとサトノダイヤモンドの二人も応援に来ていて、過去のテイオーが重なります。憧れていた姿から、今度は憧れの存在になるんだね。テイオー、大きくなって…と謎の親目線で見てました。

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 そしてここスキ場面。レース前にチームスピカの面々に応援されるトウカイテイオーはこのとき初めてマックイーンから「応援しています、ライバルとして」と言われるよ。そしてみんなに背中を見せレースへ向かいます。

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 第1話ではチームリギルのトレーナー・オハナさんと、スピカのトレーナーは観客席の奥で観戦していますね。これはアニメ最終話の前の席で応援していた時と対照的で、この時点では誰もがテイオーの勝利を信じて疑わなかったんだと思うんよ。だからこその後方位置での観戦なんだろうね。

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 そして多くのファンが見守る中、レースがスタート!

 日本ダービーは最も運のあるウマ娘が勝つと言われているようで、このレースでテイオーに才能、努力、運、この3つが完璧に備わっていることを証明することになります。

 トウカイテイオーは出走前に言われていた、大外不利の評判を見事に跳ね除け日本ダービー制覇、無敗二冠を見事達成! そして鳴り響くテイオーコール。頭上に高々と指を2つ突き上げるテイオー、過去のシンボリルドルフを彷彿とさせます。

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 そして観客席の二人が言います。

 帝王は皇帝を超えたかもしれない。

天才はいるな、悔しいけど。

 この言葉はJRAのCMが元ネタになっています。

 そしてウイニングライブで流れる「Winning the soul」
 
カッコ良すぎる!
 手描きでめちゃくちゃヌルヌル動くし、気合と愛が詰まったライブシーンは1期以上のクオリティーだというのが明らかです。しかしライブ中、テイオーの異変にシンボリルドルフとトレーナーが気づき不穏な空気を残して1話は終わります。

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 多くのファンにシンボリルドルフ以来の無敗三冠の夢と期待を抱かせる、トウカイテイオーの苦難と復活の始まりです。

 というわけで第一話はここまでです。



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