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詩集

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投稿した詩を集めたマガジン 零れた想いを詩にしました
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記事一覧

白いヒカリ(詩)

調宮 知博
2年前
3

月の光芒(詩)

調宮 知博
3年前
5

行く末(詩)

調宮 知博
4年前
7

掴めるか蒼(詩)

調宮 知博
4年前
4

詩:きらきら

調宮 知博
4年前
5

夕闇かくれんぼ

夕暮れ時 集まった公園でみんなかくれんぼ ジャンケンポンで負けた少年 一、ニ、三のもういい…

調宮 知博
5年前
4

花束

華 色とりどり 花 色とりどり 花屋の前で突っ立って 僕は君への花を選んでいる 赤い花か 青い花か わからない 君に伝えたい はずなのに 僕の気持ち今 揺れる 揺れる 花が風になびくように 華 色とりどり 花 色とりどり 花屋の前で立ち尽くして 君への花をまだ選んでいる 花を眺めて 気付いたんだ 着飾ろうとしてた心の底 今君に伝えたい 本当の想いは? 君へのプレゼント 不器用な想い 詰め込んで 一つ一つ 感じてくれたらいいな 笑ってくれるといいな 色とりどりの花言葉

凍えてる

ねえ寒いな 暖かいミルクティーはまだ? そう思いながら横にいる君は 白黒写真のように味気な…

調宮 知博
5年前
3

生論(せいろん)

誰かに生かされて 誰かに守られて 今日もひたと走る 自由を追って 人は尋ね歩く 遊んだ空き地…

調宮 知博
5年前
4

この世に生まれて幸せなのか この世に生まれて不幸なのか 今の僕には分からない 分かるはずも…

調宮 知博
5年前
1

蘇後路苦(すごろく)

戻ってみたり 行ってみたり 前に進むことがない 僕の駒 みんなみんな 早く上がっていく 僕を…

調宮 知博
5年前
3

朝焼け

夜明け前の朝 かじかんだ指先 暗がりの道 感覚も分からなくて 道もまだ良く見えない 何も無く…

調宮 知博
5年前
4

旅立ちの魔法

私は私だから ほかの誰かでもないから でもたくさんの私がいるから 太陽のような私 樹木の…

調宮 知博
5年前
5

夏の夕立ち

揺れる 揺れる 揺れる 可憐な花が 夕暮れに沈む手前 雨雲を手招いてる 真夏の乾きから 解放されるために 僕はそっと寝転がって 花を眺めてる 降り出した想い 渇きを癒す雨音 蝕まれた疲れに染み込む 通りの傘は すれ違うばかり 揺れる 揺れる 揺れる しとやかな花が 降りしきる雨の中 凛と咲いてそこにいる 夏バテの身体から 心安らぐために 僕はじっと寝転がって 雨を浴びている 降り止まぬ心 痛んだ傷口に触れる あざ笑う雨雲は 大降りで流れゆくばかり 掴もうと手を伸