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地方競馬のデータ分析手段

黒板(くろいた)です。
何名かの方から「地方競馬の分析はどのようにやっているのか?」というご質問をいただきましたので、データ分析手段をご紹介したいと思います。
外部のサービスの紹介も入りますが誘導ではございません。

地方競馬DATA

中央競馬では「JRA-VAN」「JRA-VAN Data Lab」というサービスがあり、ス20年以上前からのデータを提供してくれます。
地方競馬では、JRA-VANのデータフォーマットをパクによく似たデータの提供を株式会社インター通信社と言う会社が事業として行っています。

https://saikyo.k-ba.com/
https://saikyo.k-ba.com/members/chihou/

地方競馬DATAの月額利用料金は1,980/月
このデータサブスクリプションを支払ってようやく地方競馬のデータにありつけるというわけです。
まずはこれです。

馬王Z

https://saikyo.k-ba.com/members/bao/

次に黒板指数のベースシステム、馬王Zです。
昔一瞬有名になったことがあるソフトウェアで、馬券裁判の卍さんも使っていたというソフトウェアです。
黒板は当初、このソフトウェアを使った自動売買に興味を持ち、利用券を購入してしこしこ始めたのですが、黒板指数開発中のPOC(プルーフオブコンセプト)で数百万の資金を失い、自動売買はきっぱり諦めたという過去があります。
基本的な馬王の使い方ですが、DBとしての利用と、指数計算機としての利用となります。あとは馬券購入マシン。
馬王Zのデフォルト設定の指数は存在しますが、これは利用していません。理由は馬王ユーザすべてと被ってしまうことと、年々ズレが生じているであろうからです。
人と被ったら馬券は美味しくないですし、ちょっと変わったファクターで攻略したいので馬王についてくる指数は使わず、オリジナルでやってます。
利用料金は中央地方合わせて13,200/月 かなり高い。
ほかにJRA-VAN Data labの料金もあるし、コストけっこうかかります。

回収率のシミュレーション機能は本当に便利で、条件考えてはシミュレーション、まだ条件変えてシミュレーション。これの繰り返しです。

KEIBA DATA SCOPE

中央で言うところの、「TARGET]を目指した分析ソフトウェア。
TARGETよりもはるかに機能が少なく、何に使えばいいのかわからんという
声もちらほら。

KDSCOPE メニュー

TARGET的なメニュー画面ではありますが、各種カテゴリに関する「検索」ができるだけ。
黒板の使い方は、「条件別集計」で、場やコースの条件を絞って、過去レースを抽出する
→ 抽出したデータをcsv形式でエクスポートして、あとはエクセルの世界で頑張って分析
この使いかたになります。
TARGETくらいの機能があれば分析もラクなのですが、地方競馬で使えるソフトは限られているので、あるだけマシと割り切っています。

まとめ

「門別のダート2000mに強い種牡馬」などと言っても、JRAと違ってその辺のホームページにデータや分析結果などは転がっていませんので、地方競馬の分析ができるこれらのツール類の存在は貴重であります。
できればもう少し安く使いたいのと、もっと切磋琢磨が進んでよりよいソフトウェアが生まれてほしいというところでしょうか。

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