【SW2.5】エンハンサー解説

概要・特性

※「Ⅱ」必須
成長テーブル…B(成長しやすい)
その他系・補助職
オススメ度…☆5(迷ったらこれ)
特殊な呼吸法「練技」で自己強化を行える補助技能。この技能単体ではほとんど戦闘能力を持たないが、多くの練技は補助動作で使用できるため各種戦闘技能と合わせることで真価を発揮する。
練技の効果時間は1~3R程度と短いが、全て「消費MP3」であり、補助動作・戦闘準備で使えるものがほとんどであるため非常にお手軽。

おすすめ種族

・全ての種族
誰が使っても役に立つ。MPを持たないグラランも「魔晶石(3点)」で使えるので取る者もいる。

相性の良い技能

・全ての技能
能力値、能力値B、判定の達成値にボーナスを与えるため相性の悪い技能というものが存在しない。経験点が余ったら取っておこう。
特に戦士系技能と相性が良く、早めに1~2レベルは取っておきたい。

自動習得特技

なし。

専用の戦闘特技

○「練体の極意」(Lv5)

「自身が使用する練技の効果時間3倍」
各種練技の使い勝手が大幅に改善する。3R練技はほぼ戦闘終了まで再使用する必要がなくなり、1R練技は先制判定やまもちきに使っても2Rは効果が残る。
中~高レベル帯は複数の練技を同時発動することもザラなため純戦士でもMPがカツカツになることが多い。そのため後半になればなるほど輝く特技。前衛職なら十分な選択肢になりうる。

代表的な練技

練技は技能レベルが1上がるごとに新しいものを1つ習得できる。習得に一定Lvが必要な練技もある。

△「キャッツアイ」(Lv1)

「3Rの間、命中+1」
物理職必須の練技。通称「猫」。
攻撃が当たりやすくなるのはこのゲームで重要。攻撃前に忘れず使っておこう。

△「マッスルベアー」(Lv1)

「3Rの間、筋力B+2」
物理アタッカー必須の練技。通称「熊」。
実質的に物理ダメージ+2である。たったMP3で筋力12点分になるのは破格。

△「ビートルスキン」(Lv1)

「戦闘準備で使用可。3Rの間、防護点+2」
受けるタンク必須の練技。通称「甲」。
簡単に防護点が盛れる。使い忘れに注意。

△「ガゼルフット」(Lv1)

「戦闘準備で使用可。3Rの間、回避力+1」
回避盾必須の練技。通称「足」。
「ビートルスキン」と同じく、使い忘れに注意。

△「リカバリィ」(Lv5)

「HPを『エンハンサー技能Lv』点回復する」
貴重な補助動作回復。同じことができるのは賦術「ヒールスプレー」くらい。継戦能力を大きく底上げしてくれるため、前衛は最速で取っておきたい。

△「ケンタウロスレッグ」(Lv5)

「戦闘準備で使用可。1Rの間、敏捷度+6」
通称「馬」「人馬」。
敏捷度をボーナス1点分上げてくれる。回避+1としても使えるが、この練技の最大の強みは「先制判定に使える」ということ。スカウトのズッ友。
ただし1R持続で消費が重い。ガス欠に注意。

△「スフィンクスノレッジ」(Lv5)

「戦闘準備で使用可。1Rの間、知力+6」
通称「ノレッジ」「スフィノレ」。
「ケンタウロスレッグ」の知力版であり、待望の魔法使い向け練技。
抵抗を抜きやすくなる上に魔法ダメージ+1とうまあじがすごい。魔物知識判定にも使えるセージのズッ友。

△「ジャイアントアーム」(Lv5)

「1Rの間、筋力+12」
通称「腕」「巨人」。
物理ダメージ+2としても使えるが、「熊」との最大の違いは筋力自体が直接上がること。
重い武器をこの練技で持つことができるため、筋力ステを別の能力の成長に使えるのが最大の利点。

△「デーモンフィンガー」(Lv5)

「1Rの間、器用度+6」
通称「指」。
「猫」と合わせて命中+2にできるが、正直過剰かも。1R持続だから燃費も悪いし…
高回避な相手に切っていこう。

△「トロールバイタル」(Lv10)

「戦闘準備で使用可。3Rの間、被魔法ダメージ-4」
通称「トロ」。
貴重な魔法ダメージ軽減手段。
Lv10に到達したら真っ先に取りたい練技。

△「バルーンシードショット」(Lv10)

「3Rの間、口で投擲武器を扱えるようになり、1Rに1回まで補助動作で投擲できる。この投擲攻撃は命中判定を『エンハンサー+器用度B』で行い、追加ダメージは『エンハンサー+筋力B』になる。」
口から投擲武器を発射して攻撃できる。投擲版「追加攻撃」として扱える。エンハンサー技能で攻撃する都合上、フェンサーでも口だけなら必筋通りの武器が持てる。
無難に「バンデットウォーターバルーン」でも強いが、高火力だが重いS武器「フランチェスカ」を発射するのも一興。

△「フェンリルバイト」(Lv10)

「18Rの間、口から牙が生え、武器として扱えるようになる。更に、1Rに1度だけ、補助動作で牙による攻撃を1回行えるようになる。この追加攻撃の命中判定は『エンハンサー+器用度B』で行い、追加ダメージは『エンハンサー+筋力B』になる。」
「バルーンシードショット」と同じく、補助動作で攻撃できる練技。同時使用できるかはGMによって裁定が異なる。この辺りは早いとこSNEに裁定を出してもらいたいんだが…
とりあえずパンジャン卓では「不可」にしておきます。無用な軍拡ダメゼッタイ。

代表的なビルド

「腕」型2H戦士

【装備】
武器…必筋+12で持てる2H武器
加えて、必筋で持てる武器(予備)
防具…必筋で装備できる金属鎧

【習得特技例】
Lv1…「全力攻撃Ⅰ」
Lv3…「薙ぎ払いⅠ」
Lv5…「頑強」
Lv7…「武器習熟A/任意」「タフネス」
Lv9…「武器習熟S/任意」
Lv11…「練体の極意」
Lv13…自由枠「バトルマスター」
Lv15…自由枠
自由枠候補…「武器の達人」「超頑強」「防具習熟A・S/任意」「命中強化」

「ジャイアントアーム」で通常では持てない必筋の武器を無理やり持てるようにした、2Hファイターの発展形。
MPを消費する分、2Hファイターより一撃の火力を重くできる。MPが切れると攻撃できなくなるため「腕」なしでも戦える武器を用意しておこう。

連撃グラップラー

【装備】
武器…用法「1Hor1H拳」の格闘武器+「1H#」の格闘武器
防具…装備できる非金属鎧

【習得特技例】
Lv1…「両手利き」
Lv3…自由枠
Lv5…「インファイトⅠ」
Lv7…「頑強」
Lv9…「二刀流」
Lv11…「飛び蹴り」
Lv13…自由枠「バトルマスター」
Lv15…自由枠
自由枠候補…「超頑強」「マルチアクション」「鎧貫き」「防具習熟A・S/非金属鎧」

「フェンリルバイト」「飛び蹴り」「両手利き」で限界まで手数を増やす殴りップラーの派生系。1エリア移動すれば5回殴れる。
スカウトの「ファストアクション」込みで1Rの攻撃回数はなんと8回に達する。全弾命中した際の単体火力期待値はトップクラス。
とはいえ単発の火力が伸びない上に「フェンリルバイト」「飛び蹴り」には「インファイト」が乗らないため防護点の高い相手がかなり辛い。
自身が「鎧貫き」を持つか、賦術「アーマーラスト」や召異6「デモニックスキン」などのサポートがあって初めて本領を発揮する、ピーキーな構成。

3連投擲フェンサー

【装備】
武器…用法「1H」の投擲武器×いっぱい
加えて、必筋通りの「1H投擲武器」数本
加えて、近接武器(予備)
防具…装備できる非金属鎧(ミモレ推奨)

【習得特技例】
Lv1…「両手利き」
Lv3…「ターゲッティング」
Lv5…「武器習熟A/投擲」
Lv7…「二刀流」
Lv9…「武器習熟S/投擲」
Lv11…自由枠
Lv13…自由枠
Lv15…自由枠
自由枠候補…「スローイング」「練体の極意」「防具習熟A・S/非金属鎧」「命中強化」「回避行動」

「両手利き」「バルーンシードショット」で1Rに3回投擲攻撃できる、両手利き投擲フェンサーの発展形。「練体の極意」があると燃費が良くなる。
Aの時は「ブーメラン」「トマホーク」「バンデットウォーターバルーン」を主軸に戦う。
習熟Sで「ハチェット」、口専用だが「フランチェスカ」も開放。火力が大幅に強化される。
C-1ハチェット×2とフランチェスカを間接攻撃で毎ターン飛ばせる火力は後衛でも随一。習熟が上がるとお金も相応にかかるのでA用の武器は売らずに取っておこう。

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