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荒れ狂う大河と大蛙:ニンジャスレイヤーTRPG第二版用戦闘アイディア

この記事はニンジャスレイヤーTRPG第二版用のアイディアです。
戦闘シチュエーションとギミック、その使用法を提示します。

◆サマリー

 対象:成長の壁を1~2個超えたニンジャ2~3人
    または、16ポイントスクラッチのニンジャ
 難易度:ノーマル~ハード程度
 キャラロスト:あり

【戦闘MAP】

【荒れ狂う大河と大蛙】MAP - Google スプレッドシート

【シチュエーション】

この戦闘はMAPの大部分を占める大河とそこに陣取る敵ニンジャが特徴だ。
単純にボスとなる敵ニンジャを倒す、あるいは敵ニンジャが守っているものを奪い、脱出するなどのシナリオに適している。

川の流れ

急流の中で戦うのはニンジャであっても困難だ。水の抵抗はカラテの威力を奪い、機動力を落とし、時には命すらも奪ってしまうだろう。

川はすべて『移動困難な地形』と見做し、移動時にかかる「脚力」コストが通常マスの2倍になる。加えて、このマスにいる状態でターンを開始した場合、回避不能の『回避ダイスダメージ』2を受ける。

また、川の中に入った次のターンから、そのキャラはターン開始時に【カラテ】判定(難易度:HARD)を行わなければならない。失敗した場合、『精神力』1を失う(これはあらゆる方法で軽減出来ない)。判定の難易度はターンが経過するたびに1ずつ上昇していく。
川に入ったキャラが地上、または『船舶』マスでターンを開始したなら、呼吸は正常に戻り活動を再開出来る。【カラテ】判定の難易度はリセットされる。

このマスに進入したターンに飛行移動を行っている、あるいは『移動困難な地形』を無視するスキルやサイバネを所持している場合、上記の不利な修正を受けることは一切ない。

係留されている船

川の周囲には船が係留されており、ロープを切断すれば足場を流すことが出来る。無論、川の流れに従って船は流れ続けていくので、留まり続けていればいずれ戦闘区域を離脱することになってしまうだろう。

『係留ポイント』は『体力:1』を持ち、破壊することが出来る。破壊された場合、隣接する『船舶』マスは次のターン開始時から6マス/ターンの割合で左側に移動していく。
『船舶』マスは地上と同等のマスであり、「脚力」のペナルティを受けることなく移動することが出来る。また、例外的に《◉トライアングル・リープ》で接触する壁として扱っても良い。
MAPの左端に到達した次のターン、船は流され続けて戦闘区域から離脱する。もしキャラクターがそこに留まっていた場合、そのまま流されて脱出するか、そのマスに留まるかを選ぶことが出来る。

【ボス級NPC】

ジャイアントトード

バイオサイバネによって水中への適応性を高めた異形ニンジャ。カエルめいてでっぷりと太った体躯と水かきを備えた手足が特徴。目に白目はなく、チロチロと長いを口から垂らしている。
最大の武器は腹に隠した巨大な蛙の頭。トードヘッド・バインド・ジツと名付けられており、10メートル以上伸びる長く強靭な舌で相手を絡めとり、引き寄せる。有利な環境を作り出すこの戦法で彼はニンジャすら葬ってきた。

◆ジャイアントトード (種別:ニンジャ/バイオニンジャ) 
カラテ    11  体力   22
ニューロン  6  精神力  4
ワザマエ    9  脚力   8/N
ジツ     0  万札   25

攻撃/射撃/機先/電脳  11/9/7/6
回避/精密/側転/発動  11/9/9/-

◇装備や特記事項
●連続攻撃2、●連射2
◉バイオニンジャ化、◉頑強なる肉体、◉不屈の精神、◉電光石火
▲▲戦闘用バイオサイバネLv1、▲▲▲▲戦闘用バイオトルソーLv2
△ウィップアーム、△バイオ脳物質分泌機関、△△△トードヘッド

▽▽▽トードヘッド(戦闘用バイオトルソー用プラグイン)
このバイオサイバネを持つニンジャは水による『移動困難な地形』による不利な修正を一切受けず、それによる付随効果も受けない。

加えて、手番『開始フェイズ』に自身の6マス以内にいるキャラ1体に対して特殊な『近接攻撃』を行うことが出来る。対象となったキャラは自動的に1ダメージを受ける(回避難易度:NORMAL)。
回避出来なかった場合、追加で使用者は以下の効果から1つを選び対象に与える。この追加効果はすべて回避不能であり、必ず効果を及ぼす:

1.敵を締め上げ痛めつけ、更に1ダメージを与える。
2.掴んだ敵を引き寄せ、自分と隣接するマスに再配置する。

バックグラウンド

シナリオに合わせて、ジャイアントトードには以下のようなバックグラウンドが考えられる。NMはこれ以外にも自由にバックグラウンドを考え、修正を加えることが出来る。

敵対組織のエージェント

ジャイアントトードは敵対組織からPCの抹殺/妨害を命じられて派遣された。あるいはMAPのどこかに隠されたトレジャーを守る(またはPCより先に奪う)ためにPCと対立することになる。

この場合、ジャイアントトードは忠実なヨロシサンのしもべとして扱うのが妥当だ。自身のバイオサイバネに絶対の自信を持ち、誇示する。非バイオニンジャを見下し侮る発言をさせるとより「らしい」だろう。
また、モブ敵として「Y-12クローンヤクザ」をPCひとりにつき4体配置する。そのうち1体はスナイパーライフルを装備させる。チャカ・ガンを装備したタイプは2~3体程度まとめて、スナイパーライフルを装備させたものは他のクローンヤクザと距離を取らせるといいだろう。

このジャイアントトードは《◉忠誠心:ヨロシサン》を2個持つ。

脱走バイオニンジャ

ヨロシサンから脱走したバイオニンジャ。逃走の途中で民家を略奪したり、人を殺しているかもしれない。必ずしも邪悪な存在ではなく、ただサヴァイブに必死なのだ。

PCはヨロシサンから回収指示を受け、逃げるジャイアントトードを追いかけることになる。バイオインゴット欠乏などによって弱体化しているので、『連続側転不可』などの移動に関するペナルティを与えるといいだろう。
左側のMAPの端まで辿り着く前にジャイアントトードを戦闘不能にすれば捕まえられる。
弱ったジャイアントトードを助けるため、フォレスト・サワタリを始めとしたサヴァイバー・ドージョーの面々が助けに現れる。彼らを捕えればボーナスを得られるが、強力なニンジャたちと標的のどちらを選ぶかでPCはジレンマを抱くことだろう。ジャイアントトードを捕らえられれば、サワタリは無理をせず撤退する。

これとは逆に、傷付いたジャイアントトードを逃がすために戦うことも考えられる。これは『カルマ:善』のPCやドージョーと友好的なPCにぴったりのストーリーだ。
与えるペナルティなどは同じだが、PCたちはジャイアントトードを守るため行動することになる。ヘヴィレインやダイアウルフなど湾岸警備隊のニンジャがこの任務に駆り出され、戦力としてハイデッカーが加わる。ハイデッカーはPC人数+4体程度配置し、二人一組の配置を取らせるとよい。

【謝辞】

本シナリオのMAPはネヤ=サンが作成したテンプレートを使用しています。

【NJRPG-2ND/プレイエイド】ネヤ式カスタムキャラクターシートV2ND-1.2.0|ネヤ (note.com)

こちらのキャラクターシートにデータを入力し、MAPの右側にある「キャラシURL」の欄にURLを入力すると自動的にデータを入力してくれます。

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