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戦闘系追加スキル:ニンジャスレイヤーTRPG第二版用ファンメイドプラグイン

この記事はニンジャスレイヤーTRPG第二版で使用出来るファンメイドのスキルをまとめています。ファンメイドなのでバランスはあまり考慮されていないので、使用したい場合は必ずニンジャマスターの許可を取ってください。


構えの共通ルール

《◉構え:〇〇》は指定されたタツジンスキルの効果を変更するスキルであり、単体で持っていても効果を発揮しない。
「構え」の変更は手番『開始フェイズ』の直前に行うことができ、また変更した後に手番『開始フェイズ』のスキルを使用することが出来る。この『開始フェイズ』の直前のタイミングでは「構え」を変更するか、元のタツジンスキルのものに戻すことが出来る。ただし、一度の手番で二度「構え」を変更することは出来ない。

《◉構え:〇〇》は《◉◉戦闘系ソウルの力》で記憶スロットから呼び出すことも出来る。この場合、変更タイミングで『精神力』1を支払い記憶スロットから呼び出し、変更している間は追加で『精神力』を支払う必要ない。また、再度別の《◉構え:○○》を使用する場合は『精神力』コストが必要だが、元に戻す場合はコストが必要ない。

《◉◉タツジン:イアイドー》関係

◉構え:春疾風《ハルハヤテ》

全身の力を抜き、刀身を地面に垂らすように構える。一見隙だらけだが、達人であれば相手の動きに合わせて瞬時に動くことが出来る後の先の構え。
一対一を想定したイアイに対し、多対一の戦闘に向いている。

前提:《◉◉タツジン:イアイドー》
使用タイミング:手番『開始フェイズ』の直前
効果種別:タツジン強化
 制限:カタナ(標準近接武器)装備時のみ、テック武器不可

《◉◉タツジン:イアイドー》の効果を以下のように変更する。

基本効果:このキャラは《◉ツジギリ》、《◉グレーター・ツジギリ》による追加移動時にのみ有効な「轢殺攻撃2」を得る。
加えて、以下の戦闘スタイル/ワザを使用することが出来る。

『●戦闘スタイル:ギョク・ツキ』:近接攻撃に『連続攻撃+1』を得る。

回避『●ワザ:ハル・カスミ』:近接攻撃に対する回避判定を行った際、成功数が同一でも「カウンターカラテ」が発生する。

◉構え:大蛇《オロチ》

コブラニンジャ・クランに代表される幻惑のカラテを分析し、再現したニンジャのワザが原型となった構え。錯視を利用した歩法と動きで敵を惑わし、幻の中に致命打を忍ばせる。

前提:《◉◉タツジン:イアイドー》
使用タイミング:手番『開始フェイズ』の直前
効果種別:タツジン強化
 制限:カタナ(標準近接武器)装備時のみ、テック武器不可

《◉◉タツジン:イアイドー》の効果を以下のように変更する。

基本効果:このキャラは『環境効果』による攻撃難易度上昇の影響を受けない。また、自身が『環境効果』を発生させている場合(例えば《☆ステルス・ジツ》や《★コブラ・ゲン・ジツ》など)、ターン開始時に得られる『回避ダイス』が2個追加される。
加えて、以下のスタイルを使用することが出来る。

『●移動スタイル:威嚇するコブラ』:直ちに『回避ダイス』1を得て、「脚力」の半分(端数切り上げ)で『通常移動』を行う。

『●戦闘スタイル:幻惑剣』:【カラテ】か【ワザマエ】で近接攻撃を行う。自身が『環境効果』を発生させている場合、それを直ちに解除することが出来る。その場合、この攻撃では【6,5+】で『サツバツ!』が、【6,6,5+】で『ナムアミダブツ!』が発生するようになる。

回避【6,6】『●ワザ:絡み付く大蛇』:攻撃に合わせて組み付き、敵の動きを封じる変則的なイアイドー。近接攻撃への回避判定で出目【6,6】を出し、かつカウンターカラテを発動させた場合、効果を書き換えてよい。
自身の装備は「素手&スリケン」に変更され、対象にダメージを与える代わりに「拘束状態」を与える(脱出難易度:U-HARD)。

◉構え:鼬《イタチ》

跳躍力を活かし敵を翻弄する異端の剣術。この技法をマスターしたものは、ニンジャのように高く跳び全体重をかけて相手を踏みつけ、倒し、とどめの一撃を放つという。無論、その領域に立てるモータルはほとんどいない。

前提:《◉◉タツジン:イアイドー》
使用タイミング:手番『開始フェイズ』の直前
効果種別:タツジン強化
 制限:カタナ(標準近接武器)装備時のみ、テック武器不可

《◉◉タツジン:イアイドー》の効果を以下のように変更する。

基本効果:《◉空中制動》を持つ場合、『飛行移動』後に行うすべての近接攻撃に『痛打+1』を得る。加えて、以下のスタイルと技を使用することが出来る。

『⚫︎移動スタイル:飛翔歩法』:【ワザマエ】難易度HARDの判定を行い、成功した場合視線の通っている【脚力】以内のマスに移動を行う(斜め可)。これは『飛行移動』として扱われる。

『⚫︎戦闘スタイル:ショウカイ・ケン』:【カラテ】による『近接攻撃』を行う。直前に『飛行移動』を行っていた場合、カタナの基本ダメージは2になる。

◉構え:鉄犀《テッサイ》

サイのようにどっしりと構え、あらゆる攻撃を受け止める守りの構え。
ニンジャであれば打撃の衝撃を蓄積して解き放ち、相手の防御を打ち破り攻撃に転ずることも可能だ。

前提:《◉◉タツジン:イアイドー》
使用タイミング:手番『開始フェイズ』直前
効果種別:タツジン強化
 制限:カタナ(標準近接武器)装備時のみ、テック武器不可

《◉◉タツジン:イアイドー》の効果を以下のように変更する。

基本効果:このキャラは近接攻撃に対する回避判定に成功するたびに「撃剣カウンター」を1つ得る。「撃剣カウンター」は6個まで累積し、ターン終了時0に戻る。「撃剣カウンター」は『回避判定』を行った際に使用することで判定の成功数を消費したカウンターと同じだけ多いものと見做すことが出来る。これにより成功数が相手を上回った場合、「カウンターカラテ」が発動する。出目によって発動する効果(例えば《◉ヒサツ・ワザ:タイノサキ》など)がある場合は、依然回避判定でその出目を出す必要がある。
加えて、以下の戦闘スタイル/ワザを使用することが出来る。

『●戦闘スタイル:鉄壁の防御』:連続攻撃上限2、サツバツ発生なし。
2ターン連続使用不可。『回避ダイス』3個を得て近接攻撃を行う。

回避出目【6】『●ワザ:ゲキ・ケン』:カウンターカラテを発生させ、かつ回避判定の出目に【6】が含まれている場合、ダメージを2に変更する。

『●反撃の兆し』:ターン終了時に使用する。2ターン連続使用不可。
『精神力』を1支払うことで「撃剣カウンター」を2個次のターンに持ち越すことが出来る。追加で『精神力』を1支払うことで4、2支払うことで6持ち越すことも出来る。

《◉◉タツジン:ジュー・ジツ》関係

◉グラップリング

標的を掴んで投げる技術に習熟していることを表すスキル。

前提:【ワザマエ】5以上
効果種別:戦闘スタイル
 制限:素手装備時のみ

『●戦闘スタイル:グラップリング』:この手番中に行う素手による『近接攻撃』は『拘束攻撃』となる。連続攻撃上限1、痛打・サツバツ発生なし。

【ワザマエ】8以上、かつ《◉◉タツジン:ジュー・ジツ》または《◉◉タツジン:アイキドー》を持つ場合、以下のように強化される。

『●戦闘スタイル:強化グラップリング』:このフェイズに行う素手による『近接攻撃』は『拘束攻撃』となる。連続攻撃上限2、痛打・サツバツ発生なし。
加えて、この攻撃によって対象を『拘束状態』にした場合、手番『終了フェイズ』に以下のワザを発動することが出来る:

回避ダイス2個:『●ワザ:投げ飛ばし』:掴んだ相手を即座に投げ飛ばす。対象はダメージ1(『エンハンス』可)と『弾き飛ばし』4マスを自動的に受ける(回避難易度:NORMAL)。これは素手による『近接攻撃』であり、依然として『拘束状態』の効果を受ける。この攻撃を対象が回避出来なかった場合、即座に自身と対象の『拘束状態』は解除される。

《◉タツジン:ハッカー》関係

◉武器グリッチ

テック武器の制御系に干渉し、意図的に故障を引き起こす。

前提:▶生体LAN端子Lv1以上、または【ニューロン】5以上
   (生体LAN端子を持たない場合は判定難易度+1)
効果種別:ハッキング、マルチ可、時間差可

手番『攻撃フェイズ』に『その他の行動』として使用する。
ハッキングターゲット1体に対し、『ハッキング判定:HARD』を行う。
成功した場合、『ダメージ軽減』不可の1ダメージを与える(『回避:NORMAL』)。一度でもダメージを受けた場合、対象は次のターン開始時まで『崩れ状態』となる。
このスキルは【ニューロン】7以上で《●連射2》として、【ニューロン】13以上で《●連射3》として使用することも出来る。

【6,6】:対象が装備しているテック武器を1つ選択する。戦闘中、選択された武器の『攻撃判定』/『射撃判定』の難易度を+1する。この効果は2回まで累積し、《◉デーモンの放逐》で解除することが出来る。
【6,6,6】:この攻撃は『回避:HARD』となる。

《◉古代ローマカラテ》

古代ローマカラテは特殊なタツジンスキルであり、使用にはいくつかの制限と条件が存在する。

◉古代ローマカラテ

失われた魔技。古代ローマカラテ文明は隆盛を極めたが、ニンジャ大戦の時代に滅びた。秘伝の技の数々は密かに守られてきたが、古代ローマカラテ会会長スパルタカスが現在は独占状態にある。

前提:【ワザマエ】7以上、素手装備時のみ使用可能
効果種別:素手格闘系タツジンスキル
このスキルを獲得した時、獲得条件を満たしている『効果種別:古代ローマカラテ』の《◉構え:○○》を1つ獲得することが出来る。最初に選択した《◉構え:○○》は基本形態となり、必ずこのスキルと同時にスキルスロットに入れておかなければならなくなる。また、《◉◉戦闘系ソウルの力》を持つキャラが獲得した場合、シナリオ開始時にアクティブになっているのは基本形態の構えとなる。

以降、通常通り余暇フェイズと【万札】を消費して獲得条件を満たしている《◉構え:○○》を獲得出来るようになるが、《◉構え:〇〇》を獲得するには前提条件に加えて以下の条件を満たしていなければならない:

2つ目の構えを獲得する:【名声】5以上
3つ目の構えを獲得する:【名声】10以上
4つ目の構えを獲得する:【名声】15以上、成長の壁:ワザマエ(2)除去済
5つ目の構えを獲得する:【名声】20以上、成長の壁:カラテ(2)除去済

◉構え:獅子

腰を落とし、第一関節第二関節を曲げた掌を下向け前に出す構え。
上中下段全部位への近接攻撃に対して隙の無い構えであり、不用意に攻撃を繰り出してきた相手を掴み、捻り折り、ねじ伏せる。

前提:《◉古代ローマカラテ》
使用タイミング:手番『開始フェイズ』の直前
効果種別:タツジン強化、古代ローマカラテ

《◉古代ローマカラテ》に以下の効果を付与する:

基本効果:このタツジンスキルがアクティブになっている間、このキャラが受ける能力値ダメージは1少なくなる(下限1)。加えて以下のスタイルとワザを使用することが出来る:

『●移動スタイル:獅子の構え』:このフェイズ中、【脚力】が半分になる(端数切り上げ)。加えて、次の手番開始時まで自身が行うあらゆる『近接攻撃』への『回避判定』の難易度に-1。

近接【6,6,5+】『●ワザ:関節破壊』:この近接攻撃を『サツバツ!』出目5の『両腕破壊』とする(回避難易度:HARD)。

回避【6,6】『●ワザ:捻り折り』:このカウンターカラテはダメージを与える代わりに、【カラテ】か【ワザマエ】に『能力値ダメージ』1を与える(回避難易度:HARD)。

◉構え:鷹

両腕を交差し掌を外側に向け、人差し指と中指を曲げる。
両手を広げながら攻撃しガードをこじ開け、飛翔する鷹のように蹴りつける。それに意識を向ければ下段から足を踏みつけられ狩られるのみ。圧倒的攻撃力を持つ制圧の構えである。

前提:《◉古代ローマカラテ》
使用タイミング:手番『開始フェイズ』の直前
効果種別:タツジン強化、古代ローマカラテ

《◉古代ローマカラテ》に以下の効果を付与する:

基本効果:素手による近接攻撃は出目【6】で『痛打+1』を得る。加えて、以下の戦闘スタイルとワザを使用することが出来る。

『●戦闘スタイル:鷹の強襲』:連続側転後にのみ使用可能。
素手による近接攻撃を行い、この攻撃に対する『回避難易度』は+1される。この戦闘スタイルには《◉トライアングル・リープ》のような、連続側転移動を強化するスキルの効果を適用することが出来ない。また、この『戦闘スタイル』を使用した場合は連続側転による回避ダイスボーナスを獲得出来ない。
『サツバツ!』を発生させた場合、この攻撃では出目1~3で『頭部痛打』が、出目4~6『急所破壊』が発生する。

コスト:回避ダイス2『●移動スタイル:鷹爪踏』:ターゲットを1体指定し、隣接するように『通常移動』を行う。この際、移動は最短距離で行わなければならず、また必ず1マス以上移動しなければならない(すでに隣接しているキャラはターゲットに出来ない)。
移動後、選んだターゲットに自動的に1ダメージを与える(回避難易度:NORMAL)。回避出来なかった場合、その敵はフェイズ終了まで『崩れ状態』と見做される。続く攻撃フェイズでは選んだ敵1体だけを対象にした『近接攻撃』を行わなければならない。

『●ワザ:飛翔脚』:自身が手番『攻撃フェイズ』で行った『近接攻撃』が一回でも命中した場合、『攻撃フェイズ』終了後に『精神力』1か『回避ダイス』2を支払うことでこのワザを発動することが出来る。
攻撃を命中させたのと同じ対象に1ダメージを与える(回避難易度:NORMAL)。素手による近接攻撃と見做され、エンハンスも可である。

◉構え:馬

手足をメビウスの輪めいた軌道で動かし続ける変幻の構え。
螺旋を描く体捌きは敵を幻惑し、突けば空気をも絡め取り破壊する。

前提:《◉古代ローマカラテ》、【ワザマエ】10以上
使用タイミング:手番『開始フェイズ』の直前
効果種別:タツジン強化、古代ローマカラテ

《◉古代ローマカラテ》に以下の効果を付与する:

基本効果:常に動き続ける螺旋の動きは敵の攻撃を躊躇させる。このキャラに対して行われる『リーチ+X』を持たない『近接攻撃』の難易度は+1される。加えて、以下のスタイルとワザを使用することが出来る。

『●戦闘スタイル:コールスクリューブロー』:素手による『近接攻撃』を行い、出目【6】を出したすべての攻撃で『弾き飛ばし』を発生させる。

回避【6】『●ワザ:螺旋弾き飛ばし』:出目【6】を含む回避判定で『カウンターカラテ』を成功させた場合、カウンターカラテのダメージは2になり『弾き飛ばし』を発生させる。

◉構え:一角獣

馬の構えを発展させ、螺旋突きの威力は更に向上している。
左の螺旋で敵の攻撃を絡め取り、右の螺旋で相手の防御を突き破り必殺の一撃を放つ。余剰の衝撃波で周囲の雑兵すらなぎ倒す恐るべき構えだ。

前提:《◉古代ローマカラテ》、《◉構え:馬》
   (《◉◉戦闘系ソウルの力》を持つ場合、《◉構え:馬》を
    記憶スロットに置いていても前提条件を満たすことが出来る)。
使用タイミング:手番『開始フェイズ』の直前
効果種別:タツジン強化、古代ローマカラテ

《◉古代ローマカラテ》に以下の効果を付与する:

基本効果:このタツジンスキルを持つキャラは、『回避判定』の成功数が同じであっても『カウンターカラテ』を発生させることが出来る。加えて、以下のスタイルとワザを使用することが出来る。

『●戦闘スタイル:螺旋貫通突き』:この『戦闘スタイル』を使用した『近接攻撃』はすべて『装甲貫通1』を得る。すでに持っている場合、『装甲貫通』の値はd3に強化される。
加えて、攻撃フェイズ終了時にこのキャラの3x3マスにおり、かつこのフェイズで行った『近接攻撃』の対象になっていないキャラは、螺旋突きの衝撃波によって自動的に1ダメージを受ける(回避難易度:NORMAL)。

回避【6】『●ワザ:螺旋弾き飛ばし』:出目【6】を含む回避判定で『カウンターカラテ』を成功させた場合、『弾き飛ばし』を発生させる。

◉構え:龍

古代ローマカラテ最後の構え。
特異な構えや派手な処刑技などは使わず、隙の少ない基本技を間断なく繰り出すことで敵を圧倒し、必殺のムーヴへと繋げる。

前提:《◉古代ローマカラテ》、【ワザマエ】13以上
使用タイミング:手番『開始フェイズ』の直前
効果種別:タツジン強化、古代ローマカラテ

《◉古代ローマカラテ》に以下の効果を付与する:

基本効果:このキャラが行う近接攻撃は、出目【6】で『痛打+1』を得る。加えて、以下のスタイルとワザを使用することが出来る。

回避出目【6,6】『●ワザ:割り込み反撃』:回避判定に成功し、かつ出目【6,6】を出しカウンターカラテを発生させた場合、カウンターによるダメージは1回ではなく2回発生する。このいずれかを回避出来なかった場合、ダメージの有無に関わらず連続攻撃はそこで中断される。

『●戦闘スタイル:龍の圧倒』:このフェイズ中、『連続攻撃+2』を得て『近接攻撃』を行う。痛打・サツバツ発生なし。

『●戦闘スタイル:螺旋ドロップキック』:移動時使用不可。
視線の通っている敵1体を選択し、隣接するように『瞬間移動』を行い、直ちに『連続攻撃×2』で『近接攻撃』を行う。ワザ/ヒサツ・ワザ派生不可。
この『戦闘スタイル』を使用した後、シナリオ中《◉古代ローマカラテ》とそれに紐づく《◉構え:〇〇》は基本効果を含めて一切使用出来なくなる。

チャドー

チャドー系スキルは《◉チャドー暗殺拳》をベースとする特殊なスキル群である。『効果種別:チャドー』を持つスキルは『チャドー状態」になっていない時には使用することが出来ない。

◉チャドー暗殺拳

特殊な呼吸法でカラテを練り上げ新陳代謝を活性化する。ニンジャ回復力が高まるのみならず、次なる攻撃の布石ともなる。

前提:【ニューロン】8以上
使用タイミング:手番『攻撃フェイズ』
コスト:『精神力』1
ターゲット:自分自身
発動難易度:【ニューロン】:HARD
『発動判定』に成功すると、このキャラは『チャドー状態』となる。
『チャドー状態』は以下の効果を受ける:

◎《●即死耐性》を得る。
◎手番開始時に『精神力』1を消費し『体力』1を回復する。
◎『効果種別:チャドー』のスキルを使用可能になる。
◎回復アイテムを使用することが出来ない。呼吸が乱れるからだ。

手番終了時に宣言するか、『精神力』が0になると、『チャドー状態』は終了する。

◉ジキ・ツキ

渾身の力を込め放たれる突き。直線的であり、カイシャクなどまともに動けない相手でなければまず決まらない。

コスト:回避ダイス2個
効果種別:
戦闘スタイル、チャドー

『●戦闘スタイル:ジキ・ツキ』:この手番中素手による『近接攻撃』は『基本攻撃難易度:U-HARD』かつ『基本ダメージ3』となるが、これに対する『回避難易度』は本来よりも-2される。ワザ/ヒサツ・ワザ派生不可。

◉ドラゴンブレス・イブキ

チャドー呼吸で圧縮した空気を放出し、凄まじい衝撃波で敵を一掃するワザ。

前提:【ワザマエ】8以上
使用タイミング:手番『攻撃フェイズ』
コスト:『精神力』1
ターゲット:隣接する3x3マス
発動難易度:【ワザマエ】:HARD
効果種別:範囲攻撃、ジツ、チャドー
『発動判定』に成功した場合、隣接する3×3マスに範囲攻撃を行い、すべての敵に1ダメージを与える。
【6,6】:ダメージが2になる。
【6,6,6】:追加効果として『弾き飛ばし』4マスを与える。範囲攻撃で指定した方角に弾き飛ばされる。

◉ヒサツ・ワザ:タツマキケン

下段水面蹴りを皮切りに巻き上げるつむじ風のように回転しながら蹴り続けるチャドー暗殺拳の恐るべき奥義。

前提:【ワザマエ】10以上+素手格闘系タツジンスキル
コスト:『精神力』1 または 『回避ダイス』2
効果種別:ヒサツ・ワザ、チャドー
素手による『近接攻撃』で『ナムアミダブツ!』を出したなら、効果を『⚫︎ヒサツ・ワザ:タツマキケン』に置き換えてもよい。

『⚫︎ヒサツ・ワザ:タツマキケン』:残っている連続攻撃があるなら、それらは全て中止される。

術者は2d6を振り、出た目の合計に等しい回数の『連続攻撃』を行う。これはすべて素手による『近接攻撃』と見做され、ダメージは1である(回避難易度:NORMAL、カウンター不可、《★カラテバリア》などの誘発効果無効)。『ダメージエンハンス』は不可だが、それ以外のエンハンスは通常通り可能。

◉ヒサツ・ワザ:アラシノケン

高速回転して力を溜め、下段蹴りで軸足を蹴り払い始動。脇腹、肩、側頭部を一瞬で打ち抜き十字架めいた姿勢で相手の後方に着地するワザ。
打撃の衝撃波は敵の体内でぶつかり合い更に威力を増し、四打すべてが完璧なタイミングで決まれば奇妙な炸裂音とともに標的を完全破壊する。

前提:【カラテ】14以上+【ワザマエ】12以上+素手格闘系タツジンスキル
コスト:『精神力』2+『回避ダイス』4
効果種別:ヒサツ・ワザ、チャドー
 制限:シナリオ中1回まで使用可能。

『集中状態』で行った素手による『近接攻撃』で出目【6,6,6,6】を出した場合、効果を『⚫︎ヒサツ・ワザ:アラシノケン』に置き換えてもよい。

『⚫︎ヒサツ・ワザ:アラシノケン』:残っている連続攻撃があるならそれらはすべて中止される。
対象は素手による『近接攻撃』のダメージを自動的に4回受ける(回避難易度:HARD)。素手の『基本ダメージ』は常に1となり、『エンハンス可』、『痛打+1』、『装甲貫通X』を持つ。Xは回避されなかったアラシノケンの回数に等しい。

◉サツキ

前に出した片腕の前腕部を上向け、肘先を捩じって掌を外側に向け構える。
チャドー呼吸で循環する爆発的なカラテを打撃のインパクトと衝突させ、大気中に放出することで瞬間的にあらゆる攻撃を無効化する、一瞬だけの儚いムテキ・アティチュード。

前提:【ニューロン】10以上+【ワザマエ】12以上
コスト:『精神力』2
効果種別:特殊戦闘行動、チャドー
 制限:シナリオ中1回まで使用可能

このキャラが『近接攻撃』に対する『回避判定』を行う直前に宣言する。
1フェイズ中に行われたすべての『近接攻撃』の『回避難易度』をHARDに変更して判定を行う。この難易度は『⚫︎アドレナリン・ブースト』を含むあらゆる難易度を変更する効果と累積しない。

《◉ジキ・ツキ》を獲得しているキャラが(《◉◉戦闘系ソウルの力》による記憶スロットからの呼び出しでも可)フェイズ中に行われた攻撃をすべて回避し、『カウンターカラテ』を発生させ、なおかつ出目に【6,6】を含んでいたなら、『精神力』1を消費して『⚫︎ワザ:サツキ・ジキ・ツキ』に置き換えてもよい。

回避【6,6】『⚫︎ワザ:サツキ・ジキ・ツキ』:この『カウンターカラテ』はダメージ3となり、『弾き飛ばし』を得て、回避不能となる。

その他

◉ハングファイア

意図的に遅発弾薬を使用し、時間差攻撃を仕掛ける。

前提:【ニューロン】7以上
   
銃器装備(火炎放射器、ランチャー、重火器不可)
使用タイミング:手番『終了フェイズ』、瞬時行動
 制限:弾薬使用不可

この手番で銃器による『射撃攻撃』か、銃器を装備した状態で素手による『近接攻撃』を行っていたなら、手番『終了フェイズ』にこのスキルを使用することで追加の『攻撃フェイズ』を1回得ることが出来る。
この特殊な『攻撃フェイズ』では現在装備している銃器による『射撃』攻撃を(本来の『連射』-1、下限『連射1』)でのみ行うことが出来る。また、この時使用した銃器はすべて『リチャージ1』となる(二丁拳銃の場合は『リチャージ2』)。

加えて、戦闘中初めてこのスキルを使用して行う射撃攻撃は『サイバネ暗器』のようにあらゆる方法で回避難易度を軽減することが出来ない。

◉ホットロード

通常よりも炸薬量を増やした弾薬を装填する。
威力は高まるが銃への負荷も高く、多用は出来ない。

前提:銃器装備(重火器不可)
効果種別:射撃スタイル
 制限:弾薬使用不可

『●射撃スタイル:ホットロード』:
この手番中に行う銃器による『射撃攻撃』では『射撃難易度』は本来より+1され、武器のダメージは本来より+1される(『エンハンス』可)。
ただし『連射』は武器の持つものに関わらず1に固定され、またこの射撃に使用した銃器は戦闘終了まで使用出来なくなる。

◉スペツナズ・ナイフ

武器の刀身をスプリングや炸薬などによって飛ばし、不意打ちを行う。

前提:【ワザマエ】7以上
使用タイミング:手番『終了フェイズ』、瞬時行動
効果種別:特殊戦闘行動
 制限:小型近接武器または標準近接武器装備中のみ
手番『終了フェイズ』に使用し、隣接するターゲット1体に1回の『近接攻撃』を行う(ダメージ1、エンハンス不可、サツバツ発生なし、攻撃難易度HARD、回避難易度NORMAL)。【カラテ】か【ワザマエ】の好きな能力で判定することが出来るが、その際『攻撃ダイス』は半分となる。
手番終了時、装備している小型近接武器は『リチャージ1』となり(標準近接武器の場合は『リチャージ2』となる)、リチャージを行うまで使用することが出来なくなる。

【ワザマエ】12以上:「サツバツ!」が発生するようになる。「ナムアミダブツ!」は発生しない。

◉マジックワード

闘争心を奮い立たせる、あるいは劣等感を刺激し凶暴化させる『魔法の言葉』を耳元でささやくことで戦闘能力を引き出す。

使用タイミング:手番『攻撃フェイズ』
コスト:『精神力』1
ターゲット:隣接するキャラ1体
発動難易度:【ニューロン】+【ジツ】 NORMAL
効果種別:特殊戦闘行動
 制限:このスキルは同意した対象にしか使用出来ない

隣接しており、かつこのスキルを使用することに同意したキャラ1体を対象に【ニューロン】+【ジツ】判定を行う(難易度:NORMAL)。
成功した場合、対象は次のターンから戦闘終了まで『狂戦士化X』を得る。
Xは1~4の範囲内で使用者が『発動判定』の直前に決定する。

【6,6,6】:次のターンのみ、対象はあらゆる近接攻撃に『痛打+1』。

「お前のお袋は淫売のクソ女!!」


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