タイトルにしたニュースが飛び込んできたので、自分の中でも残しておきたい認知症エピソードを一つ書いておこうと思います。 ずいぶん前に訪問したご自宅でのできごと。病院から退院してきた妻は寝たきりの状態でした。入院前は介護度も要支援レベルだったのに、もともとに患っていた病気の進行もあり体力の消耗が大きいことは明らかでした。声をかけると一言二言反応はありますが、開眼はせず指先も冷え切っていました。それでも確かにそこにいる存在感は家中に広がっていました。 ケアマネジャー・訪問
10月に5か月務めた訪問看護ステーションを辞めた。2か月ほどは何もせず過ごし、先日内定をもらうことができた。友人には「看護師は売り手市場だから、選択肢がたくさんあっていいよね。」と言われる。選択肢がたくさんあるからこそ、「やりたい看護が何なの?」かを考える必要がある。でもそれは、看護職でなくても同じことだと思う。「やりたい仕事は何?」と同じこと。だから決して楽じゃない。 最初の1か月は疲れを取るためにひたすら眠った。とにかく眠った。活動しないので空腹にもならず1日1食