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2019年末のコミケで「パソコン入門」の本を書いたって話(冒頭数ページ無料公開)

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Q、なんで2年も前に出した本の記事を今書くの?
A、在庫が余りまくってるので、みんなに買ってほしくて、宣伝記事をいい加減書かねばとなり、大晦日是非コミケで買ってね~って話がしたいだけ。本の詳しい内容とかは以下に。

なんで本書いたの?

2年前に書いた「クリエイターのためのPC選定白書」は、冊子版こそ在庫たっぷり残ってますが、コミケ終了直後に出したPDF版は未だに月1冊ペースで売れているので、そこそこはけている印象です。弱小サークルがノー宣伝状態でPDFが50冊もはければ万々歳ですよ。買っていただいた皆さん、本当にありがとうございます。

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ただ、2020年初頭から始まった未曾有の感染症拡大によって、冊子版がさばける場所がないまま自宅で眠り続けていました。
情報は古くなってしまっていますが、「パソコンって何を選べば良いのか分からない」という人が「悪い大人に騙されないように」最低限の知識を身に着けて欲しいという思いがあって書きました
特に題名にもしている「クリエイター」(ここではコミケでサークル参加するような人全般を指す)の方に手をとってもらいたいという気持ちで、様々な創作ジャンル向けにチャートグラフなんかも用意して書いてました。

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実際に「パソコン初心者です。CPUってなんですか?メモリって2テラバイトってなってるこれですよね?」レベルの人と、「本職インフラエンジニアで、趣味で最新MacProを使った映像書き出し時間からのスペック検証とかしてました」レベルの人を同時に「監修」してもらい、出来るだけ平易な文章かつ、専門家も納得する説明を目指して当時書きました。

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前述の通り「悪い大人」(最近そういう人は減っているが)に勧められるままに購入した高いパソコンが思ったとおりに動かない!というよりは、「自分でスペックを考えて、納得して買ったけど、思ったとおりに動かない!」ほうが精神的にも楽だし納得感もあるよねというつもりで、初心者の方のパソコン購入の手助けになればいいなと思い、書きました。

ただ、昨今の「半導体不足」が響いていて、どこも2年前のと同じスペック感のマシンを買おうとすると高くつく傾向になりそうですし、当時はまだ「今後数年以内でこういうのが出てくるぞ」としか言われていなかった設計思想通りのマシンが「M1チップ」としてApple社からリリースされてます。
そういった「時間とともに情勢が変わっている」こともあるので、決してこの本の内容のままが正しいということはないですが、それを踏まえた上でも気になった人は是非コミケの会場でお手にとっていただけたらと思います。
(ブースは2日目大晦日、「南や-14b」になります)

なんで今この記事書いてるの?

純粋に、「在庫余ってるから、コミケ来るなら是非買って!!」という宣伝です。
それとは別に、この手の情報は昨今ならyoutuberの方が、特に感染症拡大に伴って収益とか一切関係なしに趣味で動画をやられてる方で自作PC入門指南なんかもされている人がすごく増えました
ただ、動画はどうしても「俯瞰して情報を取り出しづらい」という特性があり、「良くも悪くも、動画作者の意図に情報摂取の仕方をコントロールされてしまう」傾向にあると感じています。
「俯瞰して眺められる情報源」としてこういった同人誌や専門雑誌などを、動画と併用して利用することでより正確な情報にたどり着くための一助になってくれたら良いなと思っています。

試し読み

冒頭数ページ分、コミケ現地での感染症対策も込みで試し読みページをこちらに置いておきますので、ご覧になった上で判断していただけたらと思います。

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