Laravelの基本アーキテクチャ
以下は、一般的なアプリケーションのアーキテクチャの全体像をツリー形式で表示したものです。
App
├── Http
│ ├── Controllers
│ ├── Middleware
│ └── Requests
├── Providers
├── Services
├── Repositories
├── Models
├── Views
├── Assets
└── Tests
App: Laravelアプリケーションのルートディレクトリ。全てのアプリケーションコードはこのディレクトリ以下に配置されます。
Http: HTTPリクエストの処理に関連するクラスを配置するディレクトリ。主に、Controller、Middleware、Requestクラスが含まれます。
Controllers: HTTPリクエストを処理するコントローラークラスを配置するディレクトリ。
Middleware: HTTPリクエストに対する中間処理を実行するミドルウェアクラスを配置するディレクトリ。
Requests: HTTPリクエストのバリデーションルールを定義するRequestクラスを配置するディレクトリ。
Providers: アプリケーションのサービスプロバイダーを配置するディレクトリ。主に、アプリケーションのサービスを登録するためのプロバイダーが含まれます。
Services: ビジネスロジックを実装するサービスクラスを配置するディレクトリ。
Repositories: データベースとのやり取りを行うためのリポジトリクラスを配置するディレクトリ。
Models: データベースのテーブルと対応するモデルクラスを配置するディレクトリ。
Views: アプリケーションのビューファイルを配置するディレクトリ。
Assets: アプリケーションで使用するCSS、JavaScript、画像などの静的ファイルを配置するディレクトリ。
Tests: アプリケーションのテストコードを配置するディレクトリ。
以下がLaravelアプリケーションの処理フローをアロー形式で表したものになります。
ブラウザがHTTPリクエストを送信
↓
ルーティング機構がHTTPリクエストをコントローラーにルーティング
↓
コントローラーがビジネスロジックを実行するために必要なサービス、リポジトリ、モデルを呼び出す
↓
サービスがデータの取得や更新、外部APIの呼び出し、ファイルの生成など、ビジネスロジックの実装を担当する
↓
リポジトリがデータベースとのやり取りを担当し、モデルを介してデータベースにアクセスする
↓
モデルがデータベースのテーブルと対応するクラスであり、データベースの操作を抽象化する
↓
サービスが実行された結果を基に、コントローラーがビューを生成する
↓
ビューがHTMLやCSS、JavaScriptを利用して、最終的なレスポンスを生成する
↓
レスポンスがユーザーのブラウザに返される
以上が、一般的なLaravelアプリケーションのアーキテクチャの全体像となります。
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