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【ビルディバイド】9弾環境 白赤黒パルハドーラ(神兵)【闇の力、お借りします!】

 お世話になっております。くろんげです。

 9弾発売記念の豪華3本立て、その2本目です。
 本note記事もパルハドーラに関する記事ですので、以下のnote記事を前提として一部重複内容の説明を割愛させていただきます
 可能な限り、併せてお読みください。




 お砂糖、スパイス、素敵なパワカいーっぱい……。

 全部入れるとむっちゃすごい神兵ができる!

 ……はずだった!

 だけどくろんげニウム博士は間違えて余計なものも入れちゃった!

 それは

はじめに

 本note記事では「称号:羅刹妃」を持つエースをメインとした白赤黒デッキの構築および簡単なプレイ方針について記述しております。

 こちらも同時投稿記事と同じく投げ銭方式とさせていただきます。
 本文については全文無料であり、有料部分の追記も追記予定もありませんので、よろしくお願いします。


構築

デッキコード:CxmJlWRGyZ

 総枚数は45枚(テリトリーを除く)です。
 なお、デッキのカード紹介は上記レシピ画像の配置順でないことをご了承ください。

 そして再びになりますが、準白単のnote記事と重複する内容については説明を割愛させていただきます

★★★デッキ総評

 「相手ターンに除去られる前提なら、リムーブされないし回収して出し直せばいいじゃん!」→「《次元の窓》は軽いけど回収枚数に欠けるし、《取引》は重たいんだよなぁ」→「……《欲望》ってエヴォルなら回収先の色関係ないの?!

 赤混じりになったところに赤黒のエヴォル専用回収も来たので、これ幸いと黒も投入した構築が本記事の内容になります。
 前回の覚書記事における《切札》の項で「白にマトモなショットが来なければタッチ続行」とは書きましたが、本当に白に大したショットは増えなかった上に赤混じり推奨になりましたので、これ幸いと《切札》も無理なく採用できる方向に舵を切りました。まあ単色の方も《切札》採用なんですが。

 3色かつバスター枠を他に割きたかったため、《激熱パルハ》は不採用としました。観測者で色を確保したい意味も含まれています。

 ショットは相当悩みましたし、今も熟考中です。
 パワー減少系コマンドは《ビフロンス》の破壊時バウンスと相性いいので、条件によっては確殺にもなる《不敗のジャンケン》など、ブライトショットも選択肢に登っています。

 一応白以外の採用カードは色指定が低めになっているので、赤白もしくは赤黒のどちらかが最低2枚埋まっていればなんとか機能します。
 気持ち黒が多いと細かい動きがしやすいかなーぐらいです。

 実は執筆した記事の中では初の3色アプローチです。
 冒頭の通り、《重なり合う欲望》がエヴォル回収であり、なおかつ以前組んでいた【黒青白ブルーム】(自称【りんだもんありがとうスペシャル】)の使い勝手より着想を得て三色に踏み切りました。




★★テリトリー・エース

■重来の浄土(テリトリー)
 準白単記事から特に採用理由・運用ともに変わりませんので、詳細は割愛します。

浄化の化身 パルハドーラ 採用枚数:4枚
 こちらも採用理由は変わりませんが、運用が変わる点のみ記載します。

 本デッキ内の神兵率は低くなりましたが、各種神兵ユニットを強化できる点は重要なため、このカードに対する依存度は落ちたものの、重要度はさして落ちておりません
 積極的な維持をしなくてよくなりましたが、相手にとっては厄介なままであることには変わりないカードですので、無理のない範囲で守れるのであれば相手を消耗させる意味でも守る方が良いでしょう。



★★バスター

■征討の化身 アドラ 採用枚数:3枚
 貴重なリソース源でしたが、デッキ内の神兵率が低くなったのと、墓地回収でこのカードへの依存度が減っているため3枚採用です。
 なので神兵の回収効果は結構な頻度で外すことになるので、当たればラッキーくらいの気持ちで使いましょう。

■厳罰の化身 ギュルメ 採用枚数:2枚
 エヴォル持ちの神兵なので《欲望》と《アドラ》で回収できるので、状況に応じて使いやすくなりました。
 ただしそれ以外の要素は準白単構築から変わらないため詳細は割愛させていただきます。

■勇壮なる堕天使 キマリス 採用枚数:4枚
【簡単な採用理由】効果発動条件が「破壊された時」なので、エヴォル登場以外でも相手ターンでの除去として使いやすいため。また複数並ぶことにより相手の攻め手を遅らせることができるため。

キマリスは強い!恐れ入ったか!

 エヴォルによる早出し効果と、破壊された時にパワー6000以上の相手ユニット1体を手札バウンスする効果を持ちます。

 ヒット2のため無視したくないカードですが、他の神兵と異なり破壊時に効果が発揮するため、状況によって無視せざるを得ない非常に厄介なカードです。
 バトルで破壊される場合、概ねこのユニットよりパワーが高い=パワー6000以上のため手札に戻すことができます。マイナスされて小さいので取られたら流石にダメかも。

 そして例によってエヴォルの早出しで自爆するため、6000以上のユニットをバウンスする効果が発生します。8cにしては控えめなパワーですが、エヴォルコストの低さも含めた効果から適正値ではないかと思われます。本当はもう一声欲しかったですが

 エナジー加速が無いため、通常コストで手出しするには難しい数字ではありますが、エヴォルコストの色拘束がかなり緩い上に、自爆した時点で仕事を果たしており、相手ターンに破壊されても仕事をする点を加味して4枚採用です。
 中盤以降の貴重なバトル要員となります。


■死に微笑む者 ベストーラ 採用枚数:3枚
【簡単な採用理由】《欲望》に次いで、墓地から必要なユニットカードを戻せるため。ただし可能な限り中盤以降に使用したいため3枚。

(暗黒微笑)

 破壊された時に、墓地から禁忌属性以外のユニット1枚回収する効果を持ちます。
 《欲望》の対象外カードですと戻したいのは《浄化パルハ》くらいですが、基本的には《キマリス》などのバスターユニットを戻す運用になります。

 またこのユニットをブロッカーとして立てておくだけで相手の攻撃プランを邪魔できたり、《熱波凝縮》などのリムーブ破壊先として選ばれやすくなります。

 一応コストの軽さから序盤でも使うことができますが、このカード自身を回収する手段が無いため中盤以降の運用になる点から3枚採用です。



★★ショット

■呪われた切札 採用枚数:4枚
 準白単記事から運用は変わりませんが、採用理由が変わる点のみ記載します。
 とは言うものの理由は単純で、《欲望》で黒が混じるので気兼ねなく4枚採用です。確定除去はやっぱり強いので。

■無謬の謀略 モリアーティ 採用枚数:4枚
【簡単な採用理由】ライフからトリガーした場合、確定除去になるため。また素引きしてきた場合でもエナジーに置きやすい2色カードのため。

ヴェスパー・マティーニ、いかがかな?

 登場した時に相手プレイヤーを対象とし、アタック中のユニットを手札バウンスさせるショットユニットです。
 確定除去かつ色目的の採用ですが、除去しながらユニットが増えるため、このカードはブロッカーとして立たせておくことで、各種神兵ユニットを攻めに専念させることができます。

 ライフからトリガーする以外だと用途が無いため即座にエナジーに置くカードになりますが、テキストの強力さと素引きした時のエナジーへの置きやすさから4枚採用です。


■不和の兆し 採用枚数:2枚
【簡単な採用理由】2体以上横並びしている盤面を処理することができ、エナジーに必要な色である赤黒のため。ただし無効な状況も発生してしまうため2枚。

顔が近い!

 相手ユニット2体で、実質的に同時バトルさせるカードです。
 こちらも《モリアーティ》と同じく、ほぼほぼ色目的の採用です。
 そもそも赤黒のショットで積極的に採用したいカードが少なかったので、消極的な採用ではあります。
 ですが大量展開をされた場合などに非常に弱いため、これらの理由を複合して2枚採用です。


■呪術師の謀略 採用枚数:2枚
【簡単な採用理由】ゲーム中のどのタイミングでも使いやすくパワーマイナスで破壊できずとも最低限ダメージを抑えることができ、バトル補助やパワー参照したバウンス対象を広げることができるため。ただしデッキの色として4枚採用すると色事故を起こしそうだったため2枚。

呪術師とモリアーティでダブル謀略

 ユニット1体のパワーとヒットを減少させるカードです。
 《切札》の影に隠れがちですが、このカードも地味に1弾からの黒ショットを支えるカードです。

 3cながら、最速開放の5cエースまでは概ね処理することができます。
 またパワー減少のためバトル補助になるだけでなく、《ビフロンス》の破壊時バウンス効果の対象を広げることもできます。

 本当は4枚採用したかったのですが、デッキ内の色配分を鑑みて2枚採用です。



★★非トリガー

■魂の価値 採用枚数:2枚
 色の都合で白単色カードを減らすため、2枚採用になりました。
 それ以外は準白単記事から特に採用理由・運用ともに変わりませんので、詳細は割愛します。
 強いて上げるとすれば、パワー上昇は相手のユニットにもできるので《キマリス》のバウンス先を補助することもできます。

■葬送の堕天使 ビフロンス 採用枚数:3枚
【簡単な採用理由】序盤で破壊された際に相手ユニットをバウンスでき、なおかつ赤白の神兵ユニットのため。ただしバウンス対象が狭いため3枚。

死の気配が満ちている

 破壊された時に3000以下の相手ユニットを手札バウンスできる神兵です。
 盤面の除去ができるカードですが、対象となるユニットがあまりにも狭く、いても(登場時を持つなど)あまり手札に戻したくないユニットのほうが大半です。

 それでも採用している理由としては赤白の神兵だからです。
 《アドラ》の回収先でありエナジーにあれば2色出ますから、上記の効果に対する信用度の低さをもってしても3枚採用です。


■護衛求む! 採用枚数:4枚
【簡単な採用理由】手札補充とパワー上昇が同時にできるため。またデッキ採用色として赤白の《乙女の目覚め》より赤黒のこちらのほうが欲しかったため。

依頼主: 第三王女付きの侍女

 ユニット1体にパワープラス5000しながら、お互い1ドローするカードです。
 近似の効果である《乙女の目覚め》(トップを捲ってユニットなら回収)ではなくこちらを採用したのは、デッキにコマンドが多いのでドローの方が良かった点と、色として黒が必要だったためです。

 相手にも利を与えてしまうためあまり乱用したくないところですが、単純な1ドローである点や、手札バウンスと相まって手札上限オーバーにさせる場合もあるため4枚採用です。


■重なり合う欲望 採用枚数:3枚
【簡単な採用理由】エヴォルであれば何でも2枚回収できるため。またユニットは相手ターン中に破壊され墓地に送られることが多いので回収自体は行いやすいため。墓地回収なので、後半に使いたいため3枚。

POWER to TEAROR さあ手懐けろ

 本デッキのコアカードです。
 墓地からエヴォル持ちユニットを2枚まで手札に回収します。

 《浄土》の蘇生効果は自ターン中のみなので、相手ターンに破壊された神兵ユニットはそのまま墓地へ送られてしまいます。
 また対面側としても蘇生効果が発生しない間に普通に破壊したいはずなので、このカードは(エヴォルを使用している点も含めて)デッキコンセプトと非常に噛み合ったカードとなっているように感じました。

 このカードのためにデッキの黒比率を上げていますが、序盤には不要であったり後半に1,2回使えればいいカードではあるので3枚採用です。


■廃絶の渦 採用枚数:3枚
【簡単な採用理由】採用ユニットの都合で《パワー・ディセクション》が採用できないため。ただしデッキの色の都合と、刺さらないデッキには不要札となるため3枚。

あなた達は通れないよ

 観測者・エース以外の、3c以下のカードを打ち消せるカードです。
 打消対象が「カード」のため、コマンドのみならずユニットも打ち消すことができます。

 1t目の3c以下ユニットや、ショットから捲れた3c以下のコマンド、《新兵器開発》などを打ち消すことでテンポを取ることができます。
 ただし4c以上のカードをメインとしたデッキに対しては完全に死に札となってしまうため3枚採用です。


■語り継ぐ者 スカルド 採用枚数:2枚
【簡単な採用理由】《激熱パルハ》はバスターなので採用枠が無く、なおかつ2色を持つ開放札が必要だったため。

cv山崎たくみっぽい顔をしている

 4cの2色観測者です。
 《激熱パルハ》がバスター枠の都合で採用できなかったのと、赤白の観測者を採用することで色問題を解決したかったため2枚採用です。
 同じく赤白観測者で3cの《アウリス》も候補ですが、パワーの高さとコストのどちらを重視するかなのでここの枠は好みでいいと思います。




プレイ

★序盤(3t目まで)

 準白単と違い、序盤を捌けるカードを多く採用しています。
 特筆すべきは《廃絶の渦》《ビフロンス》《呪術師の謀略》の3枚であり、これらのどれかが使用できれば序盤はダメージを抑えやすくなります。
 《廃絶》と《ビフロンス》はそれぞれ、4cや観測者に、3500を超えるユニットに無力です。《謀略》は概ねどこでも打てますが、主に相手の5c以下エースの最速着地に合わせて使用したいところです。

 中盤以降に《アドラ》《キマリス》でダメージを取っていきたいため可能な限り最速開放したいですが、逆に相手の最速開放に併せて《切札》《謀略》を使用することもできるため、開放を1ターン待つプレイも可能です。

★中盤~終盤(4t目以降)

 《キマリス》などの大型神兵をメインアタッカーとしつつ、横に《ビフロンス》や《ベストーラ》を並べて防衛していきます。ショットで登場していれば《モリアーティ》も防衛用ユニットになります。
 破壊された大型神兵については、《欲望》で回収して再登場させていきます。

 《キマリス》は破壊時効果なのでブロッカーとしても運用できますが、他にアタッカーを任せられる神兵がいない場合はアタッカー候補になります。
 ただしあまり攻め急ぎすぎると、ショットから除去コマンドが捲れて既に蘇生されている神兵が破壊されリムーブ行きになることもあるので、慎重な立ち回りが重要です。



終わりに

 ここまでお付き合い頂き、ありがとうございます。

 本当に《重なり合う欲望》に気がついた時は「すごいデッキができたぞぉ!」と相当自身のある構築ができたと思っていましたが、実運用した当日がびっくりするぐらいのクズ運だったせいで一度回して即座に崩したのは今思い出しても苦笑いしてしまいます。

 改めてこのデッキを運用したところ、採用カードがかなり散らばっているため相手から採用カードを読みづらいデッキになっており、初見殺しの様相を示しておりました。
 ……じゃあ記事にしたらマズイのでは?と思われますが、細かい枚数の調整やカード変更などでまだまだ改良の余地はありますし、神兵ユーザーのみならず根本的にプレイヤーが増えてほしいので身を切る覚悟で公開しております。増えて俺にも構築を教えてくれ~~~~。

 ということで本note記事はここで結ばせていただきます。

 同時公開の【赤白劉備】の記事もぜひよろしくお願いします!


 ここまでご拝読頂き、ありがとうございました。


(※以下有料部分ですが、追記および追記予定はありません)

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