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東京23区発祥の地めぐり

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徳川家康の入府以来、日本の政治・経済、そして文化・芸能の中心都市として発展し続けてきた江戸・東京には、様々な物事の始まりの地があります。学校・企業・産業・芸術・風俗など、数多くの…
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2021年7月の記事一覧

「氷川下セツルメント草創の地」

戦後に盛んになった地域ボランティア運動★ジャンル【社会】  ★場所 文京区千石2-1-6 ★最寄駅 東京メトロ駅茗荷谷駅 これまでの23区発祥の地一覧 ★碑文 「1953年この地にセツルメント・ハウスが設立された。戦災で疲弊した地域で健康・生活・文化の向上を求める活動は、当施設開設の礎となった」 ★解説  茗荷谷駅から筑波大学東京キャンパス脇の湯立坂をくだり、千川通りに出たら左行ってすぐ、介護老人保健施設「ひかわした」前の植え込みにあります。  セツルメント(セトルメ

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「地名『大塚』発祥の地」(帝国女子専門学校=相模女子大創立地)

「大塚」の元祖は文京区★ジャンル【地名】【学校】  ★場所 文京区大塚1-3-8 ★最寄駅 東京メトロ茗荷谷駅 これまでの23区発祥の地一覧 ★碑文 「日本高等女学校明治三十三年創立 帝国女子専門学校明治四十三年創立 静修女学校大正四年創立 以上三校の旧校地ここ大塚七十番地の校庭の一隅に樹木に囲まれた稲荷の小祠があった。元来これは先史時代の古墳で昔から大塚といわれて居り 馬琴の八犬伝に見え 大塚の里は即ちこの附近一帯の土地であって この古墳に因んだ名称である。小祠は学校と

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「淘宮術発祥之地」

性格を改善する江戸から続く修養法★ジャンル【文化】  ★場所 文京区水道2-17-1 ★最寄駅 東京メトロ江戸川橋駅 これまでの23区発祥の地一覧 ★案内文 「この地は江戸幕府の同心組頭であった横山丸三が西暦1780年(安永九年)に誕生し、淘宮術を発明して1834年(天保五年)に発表した記念の場所です。淘宮術は今日まで続いている心の修養法で、自分の性格を改善することによって運を良くして、心楽しく元気で幸せな毎日を過ごす事を目標にしています。詳しいことはこの建物一階の日本淘

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「講談社発祥の地」

「講談」本から始まった講談社★ジャンル【企業】  ★場所 文京区千駄木3-1-9 ★最寄駅 東京メトロ千代田線千駄木駅 これまでの23区発祥の地一覧 ★碑文 「1909(明治42)年11月、青年・学生の弁論と精神修養のための雑誌「雄辯」発行を志した30歳の野間清治は、東京団子坂下の借家(旧・本郷区駒込坂下町48番地。現・文京区千駄木3丁目)の門柱に「大日本雄辯會」の看板をかかげた。講談社の創業である。創業時よりこの地にある伊予青石に刻まれた文字は、第6代社長・野間佐和子の

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「理化学研究所ここにありき」(理化学研究所発祥の地)

戦前は財閥だった理研、リコーの起源★ジャンル【企業】  ★場所 文京区本駒込2-28-10 ★最寄駅 JR、東京メトロ駒込駅 これまでの23区発祥の地一覧 ★碑文 「理化学研究所(理研)は、大正6年(1917年)財団法人として設立された。理研は歴史上に偉大な足跡を残し、今もなお日本の近代科学の推進役を果たしている。世界初の原子模型を発表した長岡半太郎博士、KS鋼を発明した本多光太郎博士、世界初のビタミンB1抽出に成功した鈴木梅太郎博士、日本初のサイクロトロン建設をした仁科

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「建設省土木研究所発祥の地」

つくばに移転した研究機関の一つ★ジャンル【産業】  ★場所 文京区本駒込2-28 ★最寄駅 JR、東京メトロ駒込駅 これまでの23区発祥の地一覧 ★碑文 「大正11年、この地に、私たちのくらしをまもる土木技術の研究開発を推進するため、内務省土木試験所が設置されました。昭和23年建設省土木研究所と改称、昭和54年筑波研究学園都市に移転しました。現在も、わが国の土木技術に関する研究及び開発を総合的に実施し、災害を防ぎ、豊かな国土と快適な生活環境をつくるため、たゆみない努力をつ

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