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名前とかたちが重なった〜美術館さんぽ3/24〜

「キャラクターデザインの先駆者 土方重巳の世界 ブーフーウーと仲間たち」横須賀美術館

こちらは昨日の記録。
「三浦半島まるごときっぷ」を使って美術館さんぽ。
1日券・2日券があり、私は日帰りなので1日券を購入。京急線の主要駅から三浦半島フリーエリアまでの電車・バスの乗車券がついている。横須賀、葉山、鎌倉を網羅している、
お得に楽しめる素敵なきっぷ✨

まずは腹ごしらえ

横浜から馬堀海岸駅までは電車。
そこからバスに乗る。

横須賀美術館にもレストランが入っているけど、周辺のお店は少ない。
2つ手前ののバス停で降りて、気になっていた食堂へ。のれんがシブい!

アナゴ天丼!どーん!

正午前でもほぼ満席。
カウンターから厨房がちらりと見えた。
ふふ、揚げてる♪
アナゴが揚がるのを心待ちにしながらお品書きを眺めた。
地ダコもアジも捨てがたかった…でもアナゴの気分だったから!
丼からはみ出るボリュームのアナゴ天2つに
野菜かき揚げも。
ご飯は少なめにしたけれど満腹〜。
次のバスまでは時間があるので腹ごなしに美術館までぶらぶら。

南国の海沿いみたいなリゾート感


これも彫刻作品

バス停横の鉄の谷を抜けると白い建物が見えてくる。

こちらが横須賀美術館

海と空に映える外観。
天窓から光が射し込む。
天井も高くて通路もゆったり。横須賀美術館は好きな美術館のひとつ。

サトちゃん!

「土方重巳」という名前にピンと来なかったけど、ポスターを見て納得した。
ブーフーウーは世代じゃないのでサトちゃんで「ああ!」と膝を打つ。

大正4年、兵庫生まれ。
武蔵野美術大学の前身・帝国美術大で学んだという。
卒業後は東宝でグラフィックデザイナーとしてポスターや雑誌広告などを手がける。

会場には映画のポスターがたくさん展示されていた。
劇画タッチのものや漫画風のもの。写真とは違う味わいがあり表情豊か。
ポスターを見て、その映画を観たくなった。


薬屋さんの前で見かけたアレ

飯沢匡と出会って、子どもに向けた仕事を始める。
「きれいでキチンとしたものを子どもたちの心に植えつけたい」
この思いが人形絵本やブーフーウーにつながっていく。
絵本1冊作るのに、気の遠くなるようないくつもの工程が。
コンテを描き、人形を作り、舞台にセット。動きをつけたら動作を変えるごとに細かく撮影していく。
『ピノキオ』は世界中で翻訳されたらしい。
ホログラムや飛び出す絵本、国によって特徴ある1冊へ。彼らの子どもを思う気持ちは海を超えて伝わって行ったんだなぁ。

これでもかってくらいのサトちゃん

動物園の人気者・ゾウをモチーフにした企業キャラクターのサトちゃん。
長寿のゾウを、明るく照らすオレンジ色に。
年代によって微妙な違いはあるものの、その可愛さは変わらない。
ケロちゃんコロちゃん🐸のソフビ人形は持ってたけど、あいにく我が家にサトちゃんはいなかった。

帰りのバスまで時間があったので2階の図書室へ行ってみた。
展覧会図録をゆっくり眺める。
買いたい気持ちはあったけど今回は見送り…代わりにブーフーウーとシロクマのポストカードを買った。

可愛いだけじゃなく、仕事に込められた土方重巳の思いを知った展覧会。
おでかけして良かった。

横須賀パンみやげ

帰りは馬堀海岸駅を通り越し、横須賀中央駅まで行った。
駅近くのヨコスカベーカリー🍞。
地元のポテチパンを買うために。
ヨコスカベーカリー名物のソフトフランスに
キャベツとポテチを和えたものが挟まれている。写真じゃ見えづらいけど。
パリパリ感はなく、しんなりしたポテチ。
言われなければ分からない。
もうひとつのパンは大好きなクリームチーズ入りのパン。レーズンも入ってる。
米軍基地があるせいか、スパム入りとか
クッキーの大袋とか何となくアメリカンな品揃え。
ポテチパンは店によって違いがあるみたいなので、今度は他のパン屋も見てみたい。


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