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あまやどり読書室

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読んだ本の中から、「これはよかったよ!」というものを紹介しています。
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#30分読書習慣

#30分読書習慣が200日目を迎えました

タイトル通りですが、Twitter で投稿している #30分読書習慣 が5月5日に200日目を迎えました。↓は100日目を迎えたときの記事です。 101日目以降は古典しばりでいこうと思っていたのに、なんだかんだあれやこれやあって古典から遠く離れ、200日目は『医学とはどのような学問か』という本を読んでいます。 この100日間はなんだかんだあれやこれやで「毎日30分本を読む」のが難しいことがたびたびありましたし、いっそやめてしまおうか……と思ったことも1度や2度ではありませ

岩田健太郎先生の本を読むたびに思うことと、おすすめの本

#30分読書習慣 で岩田健太郎先生の本を出しているからか、最近「先生の本が気になっています。ぜひ感想を!」と声をかけてくれた方がいました。先生の本に興味を持ってくださったのがとてもうれしくて、さぁてどんなふうに紹介しようか…と考えたのです。 考えたのですけど、結局のところ、先生の本を読んだあと、思うことはいつも同じであることに気付きました。先生の根幹にあるものはまったくブレないので、本のテーマ(感染症、食べ物、時間、医学教育、などなど)は違っても、行き着く先はいつも同じなん

『後世への最大遺物/デンマルク国の話』を読む┃古典に触れる100日

#30分読書習慣、101日目からの100日間は古典を読むことにしています。101~104日は、オイゲン・ヘリゲルの『日本の弓術』を読んでいました。 そして、105日目からは内村鑑三の『後世への最大遺物/デンマルク国の話』を読んでいます。 読み終えた今は、この本は講演録がベースになっているから、聞き手を退屈させないよう、ユーモアや関心を引く内容を交えながら進めたんだろうと思っています。ただ、先にどんな話が続くかがわからなかったので、このときは悲しい気持ちになりました。聞き手

『日本の弓術』を読む┃古典に触れる100日

#30分読書習慣、101日目からの100日間は、過去の著作物を読むことにしています。で、101~104日目でオイゲン・ヘリゲルの『日本の弓術』を読みました。 30分読んだあと、「ちゃんと読んだよー」と報告するツイートを流しています。少し前から手元の DayOne にも記録を残していますが、振り返りもかねて、読み終えたら note にツイートをまとめることにしました。 オイゲン・ヘリゲルは、かつての上司に『弓と禅』(福村出版)を勧められたのがきっかけで知りました。昭和30年