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あまやどり読書室

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読んだ本の中から、「これはよかったよ!」というものを紹介しています。
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2019年9月の記事一覧

誠品生活日本橋へ行く│買った本

9/27にオープンした誠品生活日本橋に行ってみました。 オープンしたての場所はたいてい混んでいるから、もう少し落ち着いてから行くことが多いのですが、たまたま近辺で用事があったので、思い切って。 人ごみをかきわけつつ、ふむふむと棚や台湾の雑貨、おしゃれな文具の数々を眺めつつ、ふと目に留まったのがいしいしんじさんの『且坐喫茶(しゃざきっさ)』(淡交社)。茶道のお話っぽいのですが、肩肘はらずに読めそうな気がしたので購入しました。 お目当ての本を探しにいつもの本屋に行くのもいい

「あまやどりブックス」と名付けるきっかけになった本

最初に紹介する本は、やっぱり「あまやどりブックス」と名づけるきっかけになった本にしようと思います。 それは、『サイコパスの真実』(原田隆之著/ちくま新書)です。 実は、今の入社してからずっと、社長を信じていいんだろうかと悩みながら過ごしています。 社長は人当たりもよく、私以外の社員からは信頼されていて、一見悪い人には見えないのですが、話が進んでいないのに「いまやっています」と言ったり、部下からするどい指摘がされるとその場しのぎで言い逃れることがとても多いのです。なかなか

あまやどりブックスをはじめます

少し前に「積ん読が難しいなら本屋でも開こうかな」と、ふとした思いつきをTwitterにつぶやいたことがあります。 本屋でも開こうか……なんて言ったものの、本屋さんへ足を運ぶたび、これは中途半端な気持ちでやることじゃないぞ(経営もだけど、それ以上に、本を売ることに対する確固たる理念がないと続けられないと思う)という気持ちを強くするので、ヘタレな私にはそもそもムリ、と思っていました。 でも、とりとめのないつぶやきに反応してくださる方が思いのほかたくさんいて、こんな私に期待して