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言い訳

SNSや某掲示板では、Asas de Pássaro の活動に様々なご意見や感想をいただき、ありがとうございます。

毎年チャントが公開されると、

・ダサい
・乗れない
・歌詞が覚えにくい
・選曲がマイナー
・“ラララ”や“オーオー”が多い
・歌詞が選手名中心でメッセージ性がない

などなど、多くのご意見を目にすることが増えます。

団体のメンバーとしてどの立場で言えばいいか、自分でもよく分かりませんが、チャントを考案している立場の一人としては、歌っておられる皆さんのこういったご意見ご感想を参考にして、今後のチャント作成に活かしていきたいと思ってます。

チーム向けのチャントは他のクラブや日本代表でもお馴染みの曲も多いので、上記ご意見は主に選手向けのチャントに対してのものと考え、選手向けのチャント考案に携わっている立場で、少し言い訳させてもらいます。

①ゴール裏全体で声を張り上げて下さる方の人数の減少&高齢化による“声のボリューム”の低下に対応するため、シンプルな歌詞のものを多くしています。

YouTubeでJ2時代の動画と見比べていただければ、お分かりいただけると思います。
新たなゴール裏住人が増えない理由の一端は我々にもあるのでなんとも言えませんが、事実として絶対数と年代別の比率は変わっています。

②毎年のようにチームの半数が入れ替わることに伴い、作るのも、覚えるのも労力がいります。しかも覚えた頃には移籍してしまう…。
なので覚えやすさも重視しています。

これは、ウチのクラブの宿命みたいなものです。
一人の選手、例えば世瀬選手や、フェルナンジーニョ選手のように長く在籍してくれてる選手だと、歌詞も体に染み付いて自然と覚えていきますが、多くの選手のように2年ほどで入れ替わるとなると…。
ちなみに、岡野GMの鳥取における選手時代のチャントは、一時期北野選手でもそのまま使われてたことも理由の一つかもしれませんが、長く鳥取に残ってくださってることもあって引退後も歌う機会もあり、メッセージ性の強い歌詞ですが、今でも覚えて下さっている方も多いです。
ですが一方では、メッセージ性の強い歌詞があてがわれた選手で、某「〜を諦めない」選手の場合は、在籍当時から「ふふーふふーん、ゲットゴール」や「〜(無言)〜、ゲットゴール」のように歌う方が多かったです。
これを読んでくださってる方は該当されないと思いますが、過去の選手を含め、メッセージ性の強い歌詞(名前以外の部分が長いor 文字数が多い)の場合の声量減少傾向が見られます。

この前のルヴァンカップの浦和を筆頭とした他のビッグクラブのように声量で圧倒することはできないにしても、声を出しやすい歌詞、リズムを引き続き考えて行きたいと思ってます。

とはいえ、個人的には少々ネタ切れ気味でもあります。
かつて、リンダリンダを原曲にしたチャントを公開した時、「みんな知ってる曲なので説明不要ですよね」ってSNSに書いたら、「みんなが知ってると思うな」と苦情を言われたことがあって以来、原曲が多くの人が知ってる曲か否かはあまり気にしなくなりました。

なので、何かいい曲、アイデアがあれば、こっそり教えてください。(団体の総意ではないのであくまでも個人的に)


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