社労士受験:直前期から始まる高速回転法

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社労士試験に合格したのが2017年なので、もう4年前になるんですね。

合格必勝法というのは本来宛にならず、個人個人でも勉強方法は違います。
自分にあった勉強法を貫き通すのも大事です。
以前に勉強方法については、ここでも紹介しています。

社労士試験に向けて最初にすること
その中でも
① 9月~4月まで各科目のテキスト中心
② 4月後半~7月直前期
③ 7月後半~8月試験日のところhttps://note.com/kuro_syaro55/n/n038b73519bac#QzvPG 

ここでは、3つの時期に合わせた勉強の組み立てかたがあると書きました。

直前期は、インプット時期とは違う勉強が必要

そうなんです。
ゴールデンウイーク以降は、全教科をまんべんなくやることが大事です。

それまで10教科ごとにテキストに沿って勉強をしてきました。
その結果、労基から始まり安衛法、雇用、労災、徴収法、健保、国年、厚年・・

もう、労働科目、忘れてるΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン

となっています。

そのうえ模試も始まります。

6月でも全教科、問題集が終わらない、という事が出始めて焦る時期かもしれません。

そして7月。あと試験まで2か月を切ります。
もう間に合わないのではないか・・と泣きたくなります(私はそう思いました)

でも間に合います!これからの勉強方法によって各段に合格に近づくことができます。

それは新しい勉強法やテキストなどではなく、家にある今までやったテキスト問題集などで十分です。
むしろ、今から新しい問題集には手を出してはいけません。

2択まで絞ったのに間違えた問題をピックアップ

よく、2択までは絞れたのに間違えた方を選んだ、という経験がありませんか?なんでこっちを選ばなかったんだろう・・・と悔やみます。
それは、あやふやで自信がないので迷ったということです。

でも模試が悪い点数だったと落ち込むことは悪い事ではありません。
しかし引きずってはダメです。なぜなら模試は、

● あやふやだったものをあぶり出す
● 最新の改正も入った全教科問題集
● 本試験の問題傾向を知るツール

なのですから、ここで良い点をとって安心して本試験で失敗するよりも、この模試での「目的」さえ知れば、点数なんてどうでもいいのです。

照準は、本試験。最高の知識と判断力でいどむこと

模試は、その一過程にすぎません。

さて、その本試験までに間に合わせるために、行うことを書きます。

全教科高速回転で勉強する準備をしましょう

私は模試を受けたら、いや模試だけではなく過去問もそうですが、その問題を解いたときに、5肢択一でも一問一答で考えて、一つ一つ

① 全然余裕で分かっていた
② 今回はあったけど、時間たつと忘れそう。
③ かなり迷ったけどあっていた
④ 意味が分からなかった・論点が違った
⑤ 間違えた

この5段階で印をつけました。普通ですと〇✖△くらいですが、②~④が△で、その△の中身を注意していきました。

私は付箋で色分けしておくのですが、すでに問題集に□□□の欄に〇などをチェックしている方も多いかと思います。なのでそれを活用しても良いかと思います。

〇〇〇とついているなら、その問題はもう2度と解かなくてもいいのですが、そうではないものをピックアップしていきます。


〇✖〇 あやふやなのかもしれない。
✖✖〇 まだ危ないかもしれない
✖✖✖ 絶対復習必要

という感じで、改めて色をきめて付箋つけてください。
これを模試の問題、実力テスト、答練、と出来る限り分析し付箋をつけます。

付箋の付け方

これで高速回転する準備が整います。

弱点集中型全教科高速回転で勉強しよう

さあ、とうとう高速回転をしていきます。この方法なら、なんとらくらく全教科、高速回転で問題に触れることができます。
ルールをある程度自分でも決めたほうがいいです。
ちなみに私のルールは

1 同じ問題集(模試や実力テスト)を全教科終わるまでは、他の問題集はやらない
2 今日のできそうなことを決める(例えば、付箋の色を絞る。今日は青と緑、赤をするなど)
3 2で決めたことを全教科2~3日以内に終わらせる

つまり、全教科を2~3日で回転させることができるようになります。

ただし、模試などは所見の問題も多いでしょう。最初の復習を1週間くらいかけてやりました。復習がてら付箋などを付けていきました。
それから、続けて2回、付箋の問題だけをやります。
POINTは、1回といた後に2回続けて同じ付箋の問題をとくこと。
(ただし、あやふやな点はしっかり区別できるように横断テキストなどと、にらめっこは必要です!!)

これでかなり短時間で解けるので、実際全教科終わるのに1日くらいで十分になります。

問題集などは、付箋をつけたら同じように2回続けて解いてください。2回目は1科目の時間、相当早くおわります。

答えを覚えてしまうという心配は必要ない

私も当初、心配でしたが大丈夫です。覚えちゃいます(笑)

むしろ正解を1字1句間違えず覚えられたら合格の年です。
問題で、変だな・・?と違和感を覚えるようになり✖問を見分ける力になります。

この短時間高速回転には、論点書き出しも併せてやると完璧だと思っています。〇✖を書くときにメモ帳などに簡単でも論点を書き出します。

問題集の解き方

論点の書き出しは、あやふやな部分をそのままにしないために、重要な作業です。

とにかく2~3日で全科目を1巡するということを繰り返します。

8月になったら、解くスピードを計る

模試、実力テスト、答練、過去問・・・と全科目高速回転できるようになってきた8月には、1問(1肢)にどのくらいの時間なのかを計ってみましょう。
試験中は、時間との勝負です。

目安としては択一なら1科目25分だと思っておきましょう。25分になったら途中でも次の教科に移ります。

25分で50問(5肢択一で10問)を確実に回答する練習が必要です。
1問ずつ図るのは面倒なので、10問を何分で解いたのか。そこから10で割れば1問の時間がわかりますよね。

だいたい1問30秒です。つまり迷っている時間はあんまりありません。

この、高速回転に慣れて、1問30秒で解けるようになれば、合格は近くまできています。

最初に書いた通り、照準は本試験日です。
なので模試でどれだけ悪くても、それは過程の一つ。

むしろ、やるべき場所がわかったのだ、と思って、あやふやな部分を確固たる確信をもって答えられるような問題をたくさん作っていきましょう。

絶対合格!と決めて、がんばりましょう。

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