![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72079077/rectangle_large_type_2_0a4e461f9ab03c2df884decefc4cbe54.png?width=800)
AnimeEffectsでPuppet3Gの背景を作るまとめ3
2/11に配信で通しで作りました。
作り方のまとめ・・・というか、AnimeEffectsの使い方のような基本のような感じの覚書になります。
事前準備がすべて終わっている事が前提です。
・AnimeEffectsでPuppet3Gの背景を作るまとめ1
・AnimeEffectsでPuppet3Gの背景を作るまとめ2
・AnimeEffectsでPuppet3Gの背景を作るまとめ3
このまとめは基本的なツールの動作も含め、実際に動かした手順でまとめていきます。
6.フォルダを使ってまとめて動かします
手~腕上はフォルダを使って動かします。
まとめ2の前髪と同じように初期位置を記憶させます。
各レイヤー(右側)の初期位置はここです。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72068071/picture_pc_27526e6130c510a72a20cc4c618f4814.png)
①手 ②腕下 ③腕上
このまま動きを作ると、ひとつひとつのレイヤーを動かさないといけなくなり、とても調整が面倒です。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72068263/picture_pc_e5e3e0108d1d22fbb2e9252b585f9e0a.png)
なので、レイヤーをフォルダにまとめ、フォルダの中身ごと各レイヤーを一度に動かします。
ターゲットドックのレイヤー名の所で右クリック→フォルダオブジェクトの作成を選びます。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72068436/picture_pc_bf4e7fcd43c1e9e0e4debec5cd607981.png)
フォルダができあがりました。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72068565/picture_pc_f0f2b2767c6ac9be2ed03b572ed8941a.png)
このフォルダにクリック→ドラッグで手と腕下を入れます。
さらに新しいフォルダを作り、先ほど作ったフォルダと腕上を入れます。
フォルダを右クリック→名前の変更で名前を変えられます。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72068858/picture_pc_1902f444f4f114dbd3da738185797ac5.png)
フォルダの中身はこうなりました。
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72069019/picture_pc_1f0d73ee9888c5b94050c27c16567b5b.png)
各フォルダの初期位置を指定します。
ひじから下フォルダを選び、☩の回転の初期位置を決めます。
※デフォルトの初期位置は画像の左上になっています。
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72069565/picture_pc_77d592c713633152631fcb3b23ac94d0.png)
①ひじから下の初期位置 ②腕の初期位置
プロパティドックから【+回転】の初期位置を指定します。
これでフォルダに入れたレイヤーが丸ごと動かせるようになりました。
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72070640/picture_pc_4c601b9cdadcd68064d416d31306dcb3.png)
もう片方の手も同じようにフォルダを作り、初期位置を決めます。
PSDデータを作る際にフォルダに纏めておけばこの作業は不要となります。
<<フォルダにレイヤーを入れたら画像から消えた場合>>
画像の(見えない)順番が変わってしまい、背景レイヤー等、本来ならそのレイヤーの下に無くてはいけないレイヤーの下に潜ってしまっています。
下にならなくてはいけないレイヤーの順番を変えてしまいましょう。
複雑なレイヤー構成だと戻すのが大変になるので、最初に順番を指定してしまうのも手ですが、私は面倒くさくて見えなくなった時に変えてます。
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72070493/picture_pc_811514e7272ad1e213dde204511ea5d4.png?width=800)
あとは他のレイヤーと同じく、動かしたいところへ時間の〇を持っていき、動きを指定するだけです。
他と違うのは動かしたいレイヤーを指定するのではなく、フォルダを指定するという事です。
もちろんフォルダの中身も指定できますので、複雑な動きができるようになります。
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72071646/picture_pc_87c81eeffc7890b1a9b8b2dc8798bba2.gif?width=800)
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72071789/picture_pc_46ddfb5c0c460048205a7146de955922.png?width=800)
7.ボーンを入れます
ボーンを入れるとくねくねとした動きが可能です。
ボーンを入れる後ろ髪レイヤーを選び、ツールドックの🦴を選びます。
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72072325/picture_pc_f224200e79b80d615b98440024555da9.png)
ボーン構築が+になっていることを確認し、画像のボーンを入れたいところにクリックしていきます。
※最初にクリックした場所が起点となります。ここを元に動いていくので、絶対動かさない場所を最初にクリックします。
![画像13](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72072740/picture_pc_530588f29b4a1137c163b9f37a364997.png)
自動で繋がってくれます。
ボーン構築のエンピツをクリックし、画像の動く部分がすべてカバーできる大きさにし、クリック→ドラッグで影響する範囲を指定します。
![画像14](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72073120/picture_pc_e818bc095cb5137763f0ddae9980c3b5.png)
プロパティドックで【+ポーズ】の+をクリックし、初期位置を記憶させます。
![画像15](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72073428/picture_pc_099610a562d3d66d43bbd7dc550f5352.png?width=800)
ポーズのキーの上にある◆がボーンの設定のキーです。
ボーンを動かしていきます。
今までと同じように、動かしたい時間にタイムテーブルの〇を持っていきます。
🦴の隣のアイコンをクリックし、ボーンの関節をクリック→ドラッグで動かします。
![画像16](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72073856/picture_pc_c0fe6bb939866566c1863a45c4236a67.png)
最後に3.0の場所に初期位置を置くのを忘れないでください。
8.Gifに出力します
全ての動きを付けることが出来たら、Gif形式に書きだします。
書きだす前に.anie形式でも保存してください。後から変更したくなった時に便利です。
ファイル→指定の形式で出力→Gifアニメーション を選びます。
![画像17](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72074544/picture_pc_b33b979135e18daea60ac9e58afc5aa7.png)
ファイル名を付けてOKを押すと、出力ダイアログが出てきます。
![画像18](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72074710/picture_pc_0c6c4b140567b3989056e2bbf0b77539.png)
【パレットを最適化する】のチェックを必ず入れて下さい。
OKを押すと書き出しが始まります。
![画像19](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72074823/picture_pc_46011d16fe173908f63fb0247b74c548.png)
書き出しが終わると自動でこのウィンドウは消えます。
ファイル名を付ける際に表示されたフォルダにGifアニメーションが格納されています。
![画像20](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72074968/picture_pc_3398c5b9590b8eea8e942fc5ddcb4bdb.gif?width=800)
お疲れさまでした!
あとはPuppet3Gを立ち上げ、カスタマイズで背景<オプション>の欄に作成したGifをドラッグ、目あき:口とじ等のパーツを入れたら動く背景のあるパペットが完成です!
![画像21](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72075305/picture_pc_92f0ec8e95aa16ec14a681bdbe7f7296.png?width=800)
OBS等の配信ソフトで背景色をクロマキーで消したら本当に終了です。
![画像22](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/72075462/picture_pc_5b3971e987d258f71e4ca1aa3cc30265.png?width=800)
今回は本当に簡素なイラストで作りました。
私の知ってる機能をできるだけ全部詰め込みました!
もっと複雑なレイヤー構成・パーツで作ることももちろん可能です。
そして最後になりましたが、この素晴らしいソフトを配布してくださっているAnimeEffects公式様、Puppet3G製作者様、本当にありがとうございます。
そして実は今回のこちらの講座的配信・記事は400人フォローありがとうございましたという名目でやらせて頂きました。
細々な配信ですが、これからもいろんな素材作ったり作ったりゲームしたり作ったりしていきますので、よろしくお願いいたします。
2022.2.12 黒李(https://www.twitch.tv/kuro_ri)
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