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2023年の振り返り

毎年恒例の1年の振り返りです。

本当は直接お話しできると一番いいと思っているのですが、年に1度の近況報告として毎年noteを更新をしています。(過去の近況報告noteは一番最後にまとめています。)

去年も同じことを書いていましたが、なかなか発信の習慣がついていないので来年こそ気をつけます。


今何をしているのか?

今は去年に引き続き、株式会社ゲンナイの代表と一般社団法人さぬき市津田地区まちづくり協議会の理事として、香川県さぬき市津田町という人口6000人ほどの小さな港町でまちづくりをしています。

株式会社ゲンナイでは、2店舗目となる図書館と宿泊施設が一体となった複合施設「うみの図書館」を5月にオープンしました。
ぜひ香川に来られる際は泊まりに来てください。
https://umitosho.snack.chillnn.com/

オープン前にはロッチのお二人にDIYを手伝っていただきました

「民間で図書館を持続可能な形で運営できないか?」という実験で始めた事業なので、できる限りデータを取るようにしています。
2023年の図書館の利用状況も公開しておりますので興味のある方はぜひチェックしてみてください。

また8月には地元の企業さんからアパートを購入させていただき絶賛改修中です。

海まで徒歩1分

一般社団法人さぬき市津田地区まちづくり協議会の方では、個人店や一企業ではなかなかできない行政との連携や既存店のサポートなどを中心に海辺のまちづくりを行なっております。
今年の5月には漁業倉庫を改修したピザ屋さん「PORTO PIZZA」も無事にオープンしました。

池田知事とのランチ会(ここで話した内容が来年動き出しそうで楽しみです)
最近は視察も増え、中国四国農政局さんから賞もいただきました

2023年を一言で言うと

今年は去年の振り返りの時に書いていた内容通り、
「まちの変化が目に見える年」になりました。

具体的にはウラツダと呼んでいる海辺の1kmの通りに今年だけで新しく6件のお店がオープンしました!(ピザ屋、泊まれる図書館、bar、スパイスカレー屋、朝食と古道具のお店、ドッグサロン)

国から過疎指定を受けている人口が6000人にも満たないまちでの出来事だったこともあり、県内のメディアを中心に各店舗の取材だけではなくエリア全体をテレビや雑誌で特集していただく機会もいただくことができ、「最近津田が面白いらしいね」と言っていただける機会が増えました。(うみの図書館関連だけでも20件以上取材いただいたのでかなり取材慣れしました笑)

去年の振り返りnoteの内容

ただまだまだ改善点は多く、知っていただく機会が増えたからこそ来た方に楽しんでいただけるようにしていければと思っています。

会社としての2023年

今年はうみの図書館の立ち上げやアパートの整備など一つ一つまちに必要な要素を作っていくことができたのではないかと思っています。

創業して3年半が経ちましたが、うみの図書館の館長として去年の6月に1か月津田に長期滞在してくれていた鏑木くんが第1号社員として入社してくれたこともあり、ようやくチームへとなりつつあります。

図書館での勤務経験あり、英語対応もできるうみ図書の救世主です

まだまだ風が吹けば倒れてしまうような小さな会社なので、きちんと数字にもこだわっていかないといけないなと強く感じた1年でもありました。

0→1だけではなく、1をどう10や100にしていくかということに頭を使っていくタイミングなのかもしれません。

2024年の抱負

会社の中で事業を「実験的事業」と「土台的事業」の2つに分けていて、

土台的事業で稼ぐ→稼いだお金を予算に実験的事業に投資する→土台の拡大→実験規模の拡大

というサイクルを地域の中で作れればと日々考えています。

「正しいことよりも面白いことを」という価値観を大切にしている会社だからこそ、今年生まれた実験的事業をしっかりと育てて会社の土台となる事業へと成長させていければと思っています。

また今年の実験の成果として移住スカウトサービスのSMOUTの運用ノウハウがとにかく貯まりました。地方は人手不足と言われていますが、これまで5つの案件で採用募集をかけたところ100人以上から応募がある状況で、SMOUTとして初めてとなるSMOUT GUIDEにも任命いただきました。(現在日本で1人だけらしいです)


他の事業者さんの採用のお手伝いもさせていただいたのですが、都市部から店舗責任者の採用が決まるなど結果にも繋がっているので来年は採用面でもお力になれればと思いますのでぜひお声掛けください!!(県外でも大歓迎です、紹介もお待ちしております🙇)
特に観光業、飲食、農業が相性がいいので結果につながりやすいかと思います!


2025年は瀬戸芸も控えているので2024年にしっかりと土台を作って新たなチャレンジができる体制を作っていければと思います。

来年も引き続きよろしくお願いいたします。

過去の振り返り

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