電気がない!
あなたが見ているこの画面。電気無しでは見れません。
ちょっと10秒ほど顔を上げて、周囲を見てください。
電気が止まったらどれとどれが止まりますか?
ってことを考える回です。
私たちの生活の大半は電気でできているといっても過言ではありません。
ちょっと部屋を見ただけでも
〇明かり
〇暖房
〇パソコン、スマホなどの機器
がありますね。それ以外にも
〇トイレ(ポンプが必要な物)
〇IH機器
〇TV
〇その他諸々
色々ありますね。これらが全て止まったらどうなるでしょうか?
・まず暗い。暗い部屋に入ったら普通電気をつけますよね。つきません。代わりの何かが必要です。
・寒い。暖房器具の多くは電気を必要とします。電源がないから灯油があったとしても動きません。毛布にくるまれば、とも思いますが、想像以上に火のない家は寒いです。お覚悟を。
・トイレが使えない。これはお家によると思いますが、ウォシュレットは当然ダメ。換気扇も回らないから臭いがこもります。
・情報がない。TVが付かないと想像以上に情報が入りません。ラジオも同じ(電池式なら可)。
・調理ができない。寒い部屋にいると、せめて温かいものを体に取り入れたいところ。しかしその方法がないんです。お湯?沸かせません。
スマホは大事です。何でもできます。懐中電灯の代わりにもなるし、通信手段にもなる。音も鳴らせるし、情報もとれます。
が、電池は有限です。次にいつ補給できるか分かりません。なるべく必要なタイミングの為に温存しておきたいですね。ゲームとかしてちゃだめよ。
いやいや、そうはいっても…とも思われるでしょう。
そこで提案。
『一日電気を使わないデー』を開催いたしましょう。
ブレーカーを落としてマル一日、どうやって過ごしてみるか体験してみるのが一番良いのです。疑似的な被災状況の体験ですね。
想像以上に何もできないと思います。その事を体感しておくだけでも実際に被災した時に全然対応が変わってきます。
何が不足しうるか、どう対応すればいいか。頭の中の想像と現実に起こる事はまるで違います。
あ、そうそう。
地震が来たらブレーカーが落ちます。あるいは落としておきましょう。
で、落ち着いたときに即ブレーカーを上げる、という事はしないでください。
物が倒れたりして繋ぎっぱなしの電源コードが痛んでいる事があります。そこに電気が流れると火花発生→周囲に引火→火事発生のコンボがあり得ます。上げるなら一度コンセントを全て抜いてください。案外忘れがちですが、大事な事です。
太陽光パネルも身近になってまいりました。
崩れているような場所があったら絶対近づいてはいけません。
太陽光パネルは太陽光がある限り発電し続けます。発電した電気がバッテリーに繋がってるうちはいいんですが、それが切れてその辺に放電している可能性があります。水場なんてのは最悪です。水は通電しますので大変危険です。近寄らないように。
電気でいえば、2018年北海道胆振東部地震ですね。北海道全域で停電(ブラックアウト)が起き、大変な騒ぎになりました。その時の情報などを読んでみるのも参考になると思います。
電気ってのは便利なものですが危険な物でもあります。上手に付き合う他なんですよね。付き合い方を学んでいきましょう。
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