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妊活戦士に、俺はなる!

普段は「博士課程キェ~」と、博士大学院生時代の怨念をまき散らしている当方なのですが(もう結構憑き物は落とされた気がする)、本日はリアルタイムな日常について語ります。

妊娠って難しい!

結婚してから約1年、さぁ~て次は子供だ子供!!ってことで、頑張って妊活をしておりましたが、毎月毎月やってくる生理!!!!
というわけで、わたくし、不妊専門のクリニックに通うことにいたしました。さて、このクリニックを去るのは、ベイビーがお腹に宿った嬉し泣きか、手を尽くし夢破れた後の悲し泣きかどちらでしょうか!

答えは神のみぞ知る!!

これまでの経緯

そんなこんなで不妊治療専門のクリニックに通い始めたわけですが、それまでも家の近くの産婦人科クリニックに定期的に通っていて、そこで基本的なホルモン検査、タイミング指導などはやってもらっていました。

【不妊治療に本腰入れる前にやっていたこと】
・アプリで基礎体温、生理日などの記録
・排卵前にクリニックに行って、卵胞の大きさ確認
・ホルモン値の検査
・卵管通水検査
・市販の排卵検査薬(尿検査)で、排卵日の特定
・(夫)精液検査

が、しかし、成果出ず。半年真面目に通いましたがダメでした。
年齢(34歳)も年齢なので、ちんたらしてたらあっという間に高齢になってしまうぞ、ということで、転院することにいたしました。

病院の選択

不妊治療に本腰入れる前から、不妊治療ブログやツイッターはかなり読み込んでいて、「どうやらクリニックによって方針がいろいろあるらしい」ということは理解していました。ざっくり分けると、薬をあまり使わない自然派と、薬も効果的に使っていきましょうの刺激派(各ネーミングは私がそう言っているだけ)があるようで、できれば私は後者の方がいいなぁと思っていました。あと、治療成績や患者数も大いに気になるところで、患者の質にも左右されるとは思うものの、治療成績は良好で、患者数も多いところがいいなと思っていました。
ただ、そんな病院をどうやって探すのか。グーグルなどで検索かけて上位に結果が出てくるクリニックや、雑誌に広告を出しているところは、単に宣伝にお金をかけているというだけですし、口コミを見たって一部の意見だけでなんの参考にもなりません。

どうしよっかな~、と思っていた時に見つけたのがこのページ!!!
指定医療機関の情報公開 東京都福祉保健局 (tokyo.lg.jp)

なんて信頼度の高い情報!!ここへの掲載は無料でしょうから、真面目に広報したい病院ならきちんと情報を載せるはず!素晴らしい!

と、とても喜んだ私。PDFをDLし、患者数や治療実績をエクセルにぽちぽち打ち込む打ち込む…(2週間かかりました)。(※さすが東京、クリニックが山のようにあるので、めっちゃ大変。)
でも、時間もお金もかける治療ですからね、この入り口で手を抜いて後から後悔するなんて絶対嫌ですので。

そして、吟味に吟味を重ね、転院する病院を決定!!! この病院に私は賭ける!!
具体的には書きませんけど、以下のような条件の、パーフェクトなクリニックを見つけました。
・通院しやすい(通勤途中の駅にあり、駅から徒歩1分)
・先生の数が少なく、先生1人あたりの採卵回数が多い
・胚培養士の数が多い
・自然周期~高刺激まで対応
・通院患者数多い
・実績良い(生産率30%以上)

こうご期待!!!

不妊治療に関する不安や困難あれこれ

まだまだ妊活戦士ペーペーの私ですが、妊活にあたり私が出会ったor回避した様々な困っちゃったことを書き連ねていきたいと思います。

① 夫側の協力

私の場合は、夫側がすんげぇ協力的でビビるくらいだったんですが、夫が検査に行きたがらないというカップルも多いようです。
ちなみにうちは、「自分に不妊の原因があったら申し訳なさすぎるから」という理由で、夫君には稀にみるスピーディーさで病院の予約を取り検査に行っていました。ありがたや。

② 職場の理解

私は、職場の上司に「不妊治療始めるんで、不定期で時々休みます!ごめんね!でも仕事頑張るんで!!」って宣言して、一応上司も「いいよ~」って言ってくれているので特に問題なしです。
抜けられない会議はときどきありますが、それ以外なら数時間の年休は割と簡単に取れる職場でありがたい。シフト制だったりするところは、自分が休むせいで他の誰かのスケジュールに影響してしまうので、言いにくいかもしれませんね…。

③ 病院へのアクセス

私は東京に住んでいるので、不妊治療専門クリニックは通院可能圏内にいっぱいあって、なんなら選ぶの大変どうしような状況でしたが、ちょっと地方になるとなかなか病院に通いづらいのではないかなと思っています。

④ メンタル維持

ツイッターで、「不妊様」なる言葉があることを知ったのですが、なかなか妊娠しないなぁと思っているときは、周りの人が妊娠したり出産したり、街中で小さな子を見ると悲しくなってきてしまうのかな…と思います。私はまだこの領域には達していないのですが、近々産休に入る同僚の仕事のしわ寄せが自分に来た時にはちょっとイラっとしましたよ。
ただ、仕事をしていること自体は、いい気分転換にはなっていると思います。不妊治療のことを考えている時間は、必然的に短くなるのでね。

そのほかには、先が見えないのはじわっと嫌ですね、私は。身近なところで言えば、ちょっと先の飲み会やら旅行の予定を立てられないのが地味~に嫌です。最近はコロナで、飲み会も旅行も自粛モードなのは良かったかもしれないですが。
少し長期的な視点で言えば、いつまで不妊の通院が続くのか見通せず、うまくいかなかったとき、いつやめることを決断するんだろう、と考えて暗い気分にはなります。

私には当てはまりませんが、親や周りの人が自分の妊娠・出産を待ち望んでいる場合もメンタル維持が大変ですよね。うちは、私の親の方は孫がすでにいるので私が産もうが産まなかろうがどうでもいいと思っているでしょうし、夫の親の方は夫が結婚できただけで良かったと思っている雰囲気がありそうなので、こちらも特に配慮不要です。

⑤ 金銭的問題

4月から保険適用になって、これはかなり改善されましたよね、きっと。
まぁ、私は自分がフルタイムで働いているということもあり、元々お金にはあまり心配していませんが。安くなるのはありがたいです。

⑥ 妊活ビジネスいろいろ

妊活関連のビジネス(サプリやらお茶やらそういうやつ)、すんごいたくさんありますよね笑。神社のお参りとか、ジンクスとかそういうの合わせたらもうどれだけでも出てきますよ笑笑笑。
私は基本的にそういうの信じてないので(サプリは葉酸だけ飲んでる)、全部笑い飛ばすんですが、信じちゃう人は大変だろうなぁと思います。根拠の怪しそうなデータとか、よくわからん難しい用語使ってそれっぽく宣伝している商品多いですよね!(〇〇使って妊娠しました!ってのは、それを使わなくても妊娠していたと思われる。使っていた群と使っていなかった群で比較して、有意差が出ているのなら信頼できるけど。一個人の感想なんてゴミだよ。)

以上、とりあえず現状を報告いたしました。
この先どうなるかなぁ~???
これまでいろんな検査したんだけど、全部問題なくて、じゃあなんで妊娠しないのかしら???ってなっています。(なんか、この先妊娠しなかったら、いろんな検査が必要になってきそうなんだけど(ブログとかツイッターとか見ると…)、特効薬というか、一つを改善したら劇的に変化した、っていうのはなさそうな雰囲気がする。検査の泥沼に足を踏み入れるのは嫌だなぁ…)

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