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チームビルディングのコツ

東京コミュ塾生のKuroです。

東京コミュ塾のプライベートレッスンで次のことを相談しました。
「チーム一丸」で仕事しましょう。と職場で言われましたがどうしていいのかわかりません。

<相談のきっかけ>
私はもともと自己中心的で一人で作業することが多いです。そういった私のことを理解してくれている同じ職場のメンバーとでしたら作業ができます。

しかし、日頃接点のない人と作業するときは、うまくいかないことが多いです。なぜなら、相手は私が自己中心的で一人で黙々と作業をするタイプであることを知らないということと、自分が担当する仕事をどうやったら完了させることができるかということしか考えていないからです。相手のことはお構いなしだからです。

そんな時に「チーム一丸」で仕事をしましょうといわれましたが、具体的にどうすればいいのか全くわかりませんでしたのでJIN先生に相談しました。

■チームビルディングのコツ

JIN先生からチームビルディングのコツを3つ教えて頂きました。

人間関係を良くすることが仕事だということを理解しましょう。成果物や営業成績だけが仕事ではないんです。なぜならば、人事、営業、経理、開発どんな職種であっても必ず必要なのは人間関係だからです。人間関係を良くすることができれば周囲からも会社からも評価されます。

①皆で決めた感を出す
②人を観察しましょう
③人間関係を良くすることが仕事だと割り切る

①皆で決めた感を出す

「○○と思うんですけどどうでしょうか?」というように私は自分の意見を通そうと行動したり発言したりします。なぜならば、自分が担当している仕事は自ら進めていかないと進捗しないからです。

この方法は定常作業でしたらほぼ問題はありません。すでに合意されたオペレーションに沿ってやっていけばいい作業がほとんどであり、既に仕事を完了させるために必要な基準が周知の事実としてあるからです。

ただ、合意されたオペレーションがない場合、作業や業務を進めるためには相手に理解してもらって合意してもらはなくてはなりません。その場合、「○○と思うんですけどどうでしょうか?」と言っても相手からの合意は得られません。しかし、相手に納得してもらうためには結構な時間が必要です。時には、再検討となることも珍しくはありません。

では、どうすればよのか。日本では物事を決めるとき必ずといっていいほど会議で決まります。つまり、皆で決めた感をだせれば物事は決まる可能性が高くなるということです。

具体的には、自分の意見を押し付けて、絶対これがいいですよと言わないということです。「こういう意見もあります、逆にこういう意見もあるんですけど、皆さんの意見からこちらの意見で納得されていると思いますがどうでしょう。」というように皆の意見で決めたんですよ。という雰囲気を出すことが大切です。

組織で働いているのだから皆で決めたものを皆で一緒にやっていった方が力を得られるので結局のところ仕事が速くなります。つまり、皆で決めた感を出す方がチームも強くなっていって仕事も速くなっていきます。

②人を観察しましょう

私は自分で決めた意見や自分が所属するチームで決めた意見を相手に一方的に話します。言い切りたいという思いがあるからです。特にチームの意見をいう場面では一方的に話す傾向があります。なぜならば、途中で話を切られてしまうとチームの意向が相手に伝わらないまま、別の意見が採用されてしまうことがあるからです。そうすると言い切ってほしかったや伝えてほしかったという雰囲気がチーム内にでてしまうので、それを避けたいからです。

しかし、この一方的に言い切るという私の行動は、相手からしたら迷惑な行為です。なぜなら、相手が求めていない話は、相手からすると聞きたくない話しですので時間の無駄だからです。一方的に話をしても聞いてもらえる場面は、相手とこちらの意見が同じであることが大半です。

どうすればいいのか?端的に言うと空気を読みましょうということです。
どんなことを考えているのかな。いらいらしていないかな。など相手が何を考えているのか心を読むということです。話している最中に他ごとをやり始めたり、咳ばらいをされたりしたら、相手からのサインだと感じることです。

心を読んでそれをきちんと行動に移す。コミュニケーションをとっていくということです。人を観察するということは空気を読んで行動に移すということです。

③人間関係を良くすることが仕事だと割り切る

私は合意されたオペレーションに沿って作業することと上司からの依頼で成果物を作成することが主な仕事です。私が仕事を進める上での人間関係は広めに考えても職場内で収まることが大半です。というシチュエーションも背景にあり、上司が思っている成果物を提出することや定常作業をミスなくこなすことが仕事だと考えて長年業務に携わってきました。

ただ、職場より広い範囲になるとこの仕事のやり方が全く通用しません。②で話した通り、相手の心を読むことができなければ、話が前に進まないです。もしくは、こちらの意見が全く反映されません。つまり、私の意見だけで仕事が進捗する環境ではないのです。

そこで必要なのが人間関係を良くすることです。人間関係を良くすれば相手の心を読むことができます。相手の気持ちに配慮した意見を考えることができます。つまり、相手に意見を聞いてもらえますので、こうあってほしいと思った方向に仕事が進捗していきます。

会社での評価という観点から考えても人間関係を良くすることに長けていれば会社からの評価は高くなります。なぜならば、成果物やミスがないということは、職種が異なれば一律に評価できないからです。会社には営業がいたり研究がいたり開発がいたり人事がいたり総務がいたりするからです。

一律で評価できるものは何か?、それは良好なコミュニケーションをとってプロジェクトを進めていける人かどうかです。つまり、人間関係を良好にすることが仕事だと捉えて割り切って行動に移していくということです。

■プライベートレッスンで得たこと


・人を観察するとは空気を読んで行動するということ
・行動しなければ、周囲から空気読めているねとならないということ
 ⇒行動しなければ周りに気を配っていないことと同じ。
  周囲に気が付いてもらえて初めて評価される
  ⇒空気が読める人だねとなる
・人間関係を良好にすることが仕事だと割り切ること
 ⇒どんなに優れた成果物を提出したとしてもミスなく仕事したとしても
  一定の評価しか得られない。(一人でやれることは高々しれている)

■プレゼンテーション


本日はチームビルディングのコツを3点お伝えします。

チームビルディングは人と一緒に仕事をするときに求められるものです。
自分一人で仕事をするのであれば、チームビルディングをする必要はありません。

我々は組織で働いていて、組織で成果を出していくのが求められている仕事です。チームビルディングは大事です。

1つ目、皆で決めた感を出すということです。
自分が仕事やプロジェクトを引っ張っていく中で、自分で決めて推し進めた方が速いと思います。

でも、組織で働いているのだから皆で決めたものを一緒にやっていった方が皆の力を得られるので結局速いです。

どうするかというと自分が決めた案を皆で決めたかのように持っていくことです。つまり、自分の意見を押し付けて、絶対これがいいですよと言わないということです。皆で決めた感を出す方がチームも強くなっていって仕事も速くなっていきます。

2つ目は人を観察しましょうということです。
観察するというのは比喩表現です。どうするかというと空気を読みましょうということです。皆が何を考えているのかを察して、心を読むということです。心を読んでそれをきちんと行動に移すということです。

何かあの人言いたそうだなと思ったら話を振らなくてはいけない。
何か不満に思ってそうでしたら何か不満があるのですか?。ときちんと聞いてあげる。このように行動をすることで、あの人は観察をしているなと評価してもらうことができます。

つまり、人を観察するということは空気を読んで行動に移すということです。

3つ目は人間関係を良くすることが仕事だと割り切ることです。
人間関係を良くすることが仕事なんです。といわれても本当は成果物や営業成績とか数値で表せることが仕事じゃないの?と思いますよね。
確かにそれも仕事ですが一律に評価できないんです。会社には営業がいたり研究がいたり開発がいたり人事がいたり総務がいたりするわけです。この人たちを全員を一律で評価することはできないんです。

確かに半分は成果物です。でも人間関係を良くしていくこと
そして良好なコミュニケーションをとってプロジェクトを進めていける人が評価されます。なぜなら、それが仕事だからです。結局はそういう風にしないと評価できないです。

つまり、人間関係を良くすることが仕事だと捉えて割り切って行動に移していくということです。そうすれば、評価されます。

というわけで、チームビルディングのコツを3つお伝えしました。
是非、明日から行動に移してください。