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緊張の原因と仕事との携わり方

東京コミュ塾生のKuroです。

東京コミュ塾のプライベートレッスンで次のことを相談しました。
「緊張の原因」と「仕事との携わり方」

東京コミュ塾でレッスンを受けて半年ほどたち、入塾する前と比較すると結構話せるようになってきたな。と感じていました。
しかし、自信を無くしてしまう出来事が続いたので、JIN先生に相談をしました。

<自信をなくしてしまった出来事>
①人前で緊張してしまう
東京コミュ塾のプレゼン大会優勝したという設定で1分間スピーチをしたところ、ド緊張して頭が真っ白になって、顔が強張り、声も出せてないという状態になりました。

②もめ事や怒られることを恐れすぎ
以前の私は話せないので、相談しても伝わらないし理解してもらえないことが多かったので、相談はしないで自ら率先して行動していました。もちろん、相談しないので、うまくいったとしても怒られます。
話せるようになった最近は、なるべくもめ事を起こさないように事前に相談してから行動するようになりました。すると、相談相手に意見を合わせることを目的とした行動が多くなり、気が付いたら自分の考えではなく相手の意見で行動するようになっていました。

<JIN先生からのアドバイス>
■緊張の原因と対策
■仕事との携わり方
■主人公感(エフィカシー)

■緊張の原因と対策

原因はいろいろあります。代表的な原因を説明します。

①自分を良く見せたいという感情

一番の原因は自分を良く見せたいと思うあまり、緊張するということです。

②闘争 or 逃走反応

大勢の人の目が自分の方を向いている。こんな時緊張します。何故緊張してしまうのか。これは、人間が狩猟民族だったころ人間のDNAに刻まれた本能により起きてしまう反応です。
あなたは、沢山の獣や敵が目の前にいたらどうしますか。闘うのか逃げるのかの2択しかありません。どちらを選択しても筋肉は強張り緊張しだします。これが緊張の正体です。

<解決策>
緊張していると思ったら「闘争or逃走」反応が起きている。と自分に言い聞かせてください。次に「ここは闘いの場ではない」と自分に言い聞かせてください。聞き手は敵ではありません。味方です。

③プレゼントを渡す意識を持つ

プレゼンテーションの語源はプレゼントです。プレゼントを渡すという意識をもてば自分を良く見せたいという感情より相手に喜んでもらおう。相手が気に入ってくれるかなという思いになります。

プレゼントを渡すとき、自分が欲しいものをプレゼントするこというよりは、相手が欲しいものをプレゼントすると思います。プレゼンも同じです相手のニーズにこたえることが大切です。具体的なことを知りたい人もいれば、指針のような抽象的なことを知りたい人もいます。通り一辺倒では駄目なんです。

■仕事との携わり方


自分の仕事ではないんだけどなぁ。逆に、自分の仕事なんだけど誰かにとられてしまっているな。というようなことがあると、どうやって仕事と向き合っていけばよいか迷う時があります。
迷った時はもちろん、常に「主体的であれ」ということです。具体的いうと次の4つのことを意識して仕事とに携わりましょうということです。

①自分の行動は自分で決める

次のようなことをつい言ってしまいがちです。この発言をしているときは人のせいにしているということなんです。自分で決めたらいいんです。
・「これってやった方がいいですか?」
・「これは自分の事ではないんで。」

②問題解決を率先して行え

単純な作業はほぼほぼ今はないです。
組織で働いていれば何かしら問題があります。その問題を解決していくことが仕事です。だから、問題を見つけたらラッキーと思いましょう。問題から逃げていては、任される仕事が無くなっていきます。

③自分がコントロールできることに集中する

会社で働く上で自分にコントロールできないこともあります。例えば、配属や上司は会社が決めることです。自分では決められません。
それに対して文句を言っても仕方がないです。「自分がコントロールできる範囲」で「自分ができること」に集中して問題解決をしていくことが大事です。

④失敗をしたとき間違いを認めて修正する

失敗したときつい言っていませんか。「あいつ空気読めないもんなぁ」と人のせいにしたり「俺もうやらないよ。関係ないし!!」とふてくされたり。きりがありません。

自分が変わらなければ、いつまでも、どこへ異動しようとも失敗し続けます。次もその次も…人のせいにしますか。ふてくされますか。

失敗したら認めたらいいんです。修正していけばいいんです。それも主体的であれということです。

■主人公感(エフィカシー)

主体的であれば、全てのことが自分事に思えてきます。仕事やプライベートがつまらないなと思っているなら、他人の人生を生きているかもしれません。自分が主人公の映画を作成していると思って日々過ごしましょう。

つまらない映画ではなくて、わくわくどきどきする映画にしたいですよね。自分ができる範囲でいいんです。そうすれば、少しずつ少しずつ人生が豊かになって楽しくなっていくんです。

自分は主体的であるかと問いかけてみることから始めましょう。

■学びと気付き

・緊張したときは「ここは闘いの場ではない」と言い聞かせること
・問題を見つけたらラッキーと思うこと
・自分が変わらなければ失敗し続けること(いつまでも、どこへ行こうと)
・主体的であるかと問いかけること

■プレゼンテーション


本日お伝えしたいことは2つあります。
「緊張の原因は何か?」と「仕事との携わり方」をお伝えしていきたいと思います。

まず1つ目。緊張の原因は何か?
緊張の原因はたくさんあります。その中から1選ぶとしたら「自分を良く見せたいという感情」です。自分を良く見せたいから緊張するんです。自分を良く見せなくてもいいと思うことがまず1つです。

それでも緊張すると思います。緊張する場面は、沢山のひとが自分の方を見ているときだと思います。
1対1や家族だったら緊張しないと思いますが、沢山の知らない人が自分を見ている場は確かに緊張します。

この反応には脳のメカニズムが関係します。闘争OR逃走反応もしくは戦うか逃げるか反応というメカニズムがあります。人間のDNAに刻まれた本能で緊張しているんです。

我々が狩猟民族の時代、光っている目が暗闇でこっちを見ているということを想像してください。それは、どう考えても敵や獲物に狙われていると思うわけです。その時、人間はどう反応するかというと戦うぞと思うか、逃げようと思うかのどちらかなんです。

そうすると筋肉が強張ります。つまり、筋肉が緊張しだすんです。それがストレスであり緊張なんです。体にその反応が起きているんです。

緊張しだしたら、まず「闘争OR逃走」反応が起きているんだなと自分に言い聞かせてください。次に「ここは闘いの場ではない」と自分に言い聞かせてください。皆は敵ではないんです。何なら味方なんです。味方なら戦う必要も大ですし、逃げる必要もないんです。それを自分に言い聞かせることです。

次にプレゼントを渡すという意識を持ってください。聞き手は自分のプレゼントを受け取る人たちです。プレゼンテーションの語源は、プレゼントです。だから、相手にプレゼントを渡す意識で臨みましょう。

プレゼントを渡す意識とはどういうことか何ですが、自分を良く見せたいという感情よりも相手がプレゼントを気に入ってくれるかな。と思いますよね。それがめちゃくちゃ大事です。このプレゼントは相手が欲しいものでないとだめです。

「これ自分が欲しかったんだよね」と自分が欲しいものをプレゼントする人がいますが、それはセンスがないですよね。プレゼンテーションも同じです。

だから、通り一辺倒のプレゼントを渡しては駄目なんです。その人に応じてその人が欲しいプレゼントを渡していくこと。これがプレゼンテーションの極意です。矢印は自分ではなく、相手に向けることが大事です。

こうすることで、緊張というのがほぐれていきます。これが1つ目の緊張の原因でした。

2つ目が仕事との携わり方です。
仕事はいろいろなことが自分に振ってきます。自分の仕事ではないのに何故やらないといけない。や自分の仕事だけどとられてしまっているな。とかいろんなことがあると思います。

どうやって携わっていかなくてはいけないかというと主体的に携わっていきましょう。「主体的であれということです。」

具体的に言いますと。

1つ目が「自分の行動は自分で決める。」ということです。
わざわざ、「これってやった方がいいですか?」と聞いたり、
「これは自分の事ではないんで。」と聞いたりしていませんか?自分のことは自分で決めたらいいんです。人に委ねたり人のせいにするなということです。

2つ目が「問題解決は率先して行え」ということです。
会社にいたら問題はいっぱいありますよね。問題解決することが自分の仕事なんです。単純な入力作業はほぼほぼ今はないです。
何か問題があるその問題を解決していくことが仕事です。だから、問題を見つけたらラッキーと思わなくてはいけないです。問題を主体的に解決していくことが大事です。

3つ目が「自分がコントロールできることに集中する」ということです。
会社は組織ですので会社外で起きている事や世間で起きていることが関わってきます。自分にコントロールできないこともあります。
それに対して文句を言っても仕方がないですよね。「自分がコントロールできる範囲」で「自分ができること」に集中して問題解決をしていく。
ことが大事です。

4つ目が「失敗したら間違いを認めて修正する」ということです。
失敗したらふてくされてやらないとか人のせいにしてはいけないんです。
失敗したら認めたらいいんです。修正していけばいいんです。それも主体的であれということです

最後に私からのメッセージです。

人生の主人公はあなた自信です。大人になればなるほど、人の人生を生きてしまいがちです。

「誰かがいっているから」「誰かと比べて自分が大した事ないから控えめに生きていこう」と思っているんですよ

自分の人生は自分の人生という映画なんです。映画の主役はあなた自身です。あなた自身の映画を見ている我々はいまつまらないなぁと思っているのではないですか。

観客を、わくわくさせてください。わくわくする人生に変えていきましょう。自分ができる範囲でいいんです。そうすれば、少しずつ少しずつ人生が豊かになって楽しくなっていくんです。

というわけで今回は緊張の原因と仕事の携わり方と人生の主人公はあなたですよということをお伝えしました。
是非明日から意識してください。