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論点とは

東京コミュ塾の塾生のkuroです。

私が現在抱えているコミュニケーションの悩みについて
JIN先生からアドバイスを頂きましたので纏めます。

私の悩みは自分の能力や範囲を超えたお願いをされると
何をすればいいのかわからなくなり、「あーでもない、こーでもない」と堂々巡りが始まり何も進まなくなることです。

JIN先生からの次のアドバイスを頂きました
東京コミュ塾:https://jindesu03.wixsite.com/website1

「悩む」と「考える」の違いを知る

 「悩む」 : ゴールがない。整理できていない。
         ⇒堂々巡りする。
 「考える」: ゴールがある。やることが明確
         ⇒仮のゴール(仮説)を立てて前進する。
          なぜ仮なのかというとビジネスにゴールはないから

  何とかしたい現状に対して何をすればいいのかが分からない場合、
  仮説を立てて検証することで『ありたい姿』に近づくことができる。


悩んだ時の抜け出し方

 ■何かやらないとダメ
   何かやった結果、『ありたい姿』にならなかった場合でも、
   その仮説ではゴールにたどり着けないことが分かるので、
   ゴールに向かって前進していることになる。

 ■自分がコントロールできることかどうかを判断する
   自分のコントロールできないことを考えてはいけない。
   ⇒コントロールできないことを考えても堂々巡りするだけ
    つまり「悩む」だけ

 ■現実的かどうかを判断する
   過去の経験から効果がないと分かっていることは、考えを止める。
   ⇒深堀しても意義がない
    ※上司は多くの経験(仮説検証結果)から現実的かどうかを
     瞬時に判断できる

まず『ありたい姿(To be)』を確認する


 As is(何か解決したい現状=問題)とTo be(ありたい姿)の
 フレームワークを使います
  例)会社の展開事項を社員が読んでいない現状を何とかしたい場合
    As is:会社の展開事項を社員が読んでいない
      To be:会社の展開事項を社員が読んで、リアクションしている状態

  ※To beを設定するときの注意点
   ・シンプルにAs isを裏返す。その結果、『ありたい姿』でない場合
    設定した『ありたい姿』に向かっても問題は解決しないので
    As isを変更する必要がある

『ありたい姿(To be)』に近づくには?


 『ありたい姿』に近づくには論点を見つけることが大切です。
 論点とは課題と言い換えることができます。

 東京コミュ塾での論点の定義は「今、解くべき問いのこと」です。
   ⇒どうすれば『ありたい姿』に近づくことができるのか?
    これが論点です。

    例)どうすれば会社の展開事項を社員に読んでもらい、
      リアクションをしてもらえるか?
  
   ※論点の見つけるときの注意点
    ・今を大事にすること
      大事にしないと「今話すことじゃないよね」と言われる。
    ・大問いをとらえる
      解決策に飛びついてしまうと視野が狭くなるので、
      本当の解決すべきことに辿り着かないことがある
   

『問題(As is)』を解決するには?


 HOWツリーで論点に対する仮りのゴール(仮説)を見つけて、
 検証していきます。 HOWツリーのテーマは論点です。

 テーマ)どうすれば会社の展開事項を社員に読んでもらい、
   リアクションをもらえるか?

 テーマに対して何から始めるかを考えていきます。
 1階層目)
  ・ミーティングで展開(決定)
    ⇒経験上、ミーティングなら聞いてもらえると分かっている

  ・メールで展開
    ⇒経験上、メールで展開しても読まないと分かっている
     解決策としては現実的でない

 2階層目)
  ・既存ミーティングのアジェンダに追加(決定)
    ⇒アジェンダを追加することは、調整すれば何とかなりそう。
     自分のコントロールの範囲

  ・新規ミーティングを開く
    ⇒わざわざ新規でミーティングを立ち上げることは
     反対意見が多そうなので現実的でない

 3階層目)
  ・社員にリアクションコメントを書いてもらう
   ⇒経験上、書かないだろうなと分かっている
    解決策としては現実的でない

  ・自分がリアクションコメントをヒアリングして書く(決定)
   ⇒自分が行動すればできそうだな

仮説検証の結果を受けて

 仮説が立証された場合
  『問題(As is)』が解決され、
  『ありたい姿(To be)』になっているため、問題解決は終了です

 仮説が立証されなかった場合
  再度、仮説を立てて検証します。