考具 ~アイデアを考えるための道具~

この本のメモ書きです。

■序章
・アイデアマンになるかどうかは後天的
・違いはただ一点で、意識しているかどうか

■アイデア・企画を考えるとは?

・アイデアはWhatとHowで成り立っている
・デザインはわがまま→思いやり
 ┗まずは目の前の課題に対して自分がどうしたいか?
 ┗まずは「わがまま」になること
・量が質をうむ。まずは全部紙に書き出す!
・アイデアをフィージビリティスタディ(実現可能チェック)したものが企画
・頭の使い方は広げて絞って、また広げて絞る

■情報が頭に入ってくるための考具1~6

今集めたい情報が何か?何を解決しなければならないか?をまずは頭にしっかり刻む

考具1:カラーバス
・特定の「色」や「形状」「音」などを一つ決めて、それに当てはまるものを全て見る
・街中やオフィスなど、決めたあと全て

考具2:聞き耳を立てる
・電車の中などで話されていることをこっそり聞く

考具3:ちょいメモ
・気になったらその場でちょこっとメモる

考具4:七色いんこ
・誰かになりきってみる、演じてみる

考具5:フォトリーディング
・1冊の本のうち意味ある部分は4〜11%
・最初から最後まで読み込むのではなく、複数回流しよみして、「自分にとって大事と思える情報」を探す

考具6:臨時新聞記者
・課題解決のヒントを求めて現場にいき、取材する
・それを中学生に説明できるまで理解する

■アイデアが広がる考具7~14

考具7:アイデアスケッチ
・アイデアを紙に書き出す
・1カードに1アイデア、タイトルだけで良い

考具8:ポストイット
・ポストイットに書きなぐっていく
・情報を整理していると突然別のアイデアが浮かんでくる。脳の動きはそういうもの。その時は別のアイデアに行く。

考具9:マンダラート
・正方形の9マスのセル
・真ん中にテーマを書く。自分への問いかけ
・その問いかけに対する答えを周辺のセルに埋めていく
・周辺セルの一つ一つを真ん中に持ってきて、さらにて展開させる

考具10:マインドマップ
・情報やアイデアを整理している途中で、新しいアイデアを思いつく

考具11:アイデアスケッチ(パワポ)
・タイトル+概要(3行程度)
・1枚1アイデアを徹底

考具12:連想ゲーム
・頭の中に仕舞い込まれた言葉を引き出す目的
・やってるうちにアイデアが湧き出したらゲームは中止

考具13:オズボーンのチェックリスト
・アイデアのヒント・要素は作り出すのではなく、探す・見つけるという捉え方が正しい
・チェックリストは9カ条
#転用したら?:現状のままでの新しい使い道は?
#応用したら?:似たものはないか?真似はできないか?
#変更したら?:意味、色、動き、形を変えたらどうなる?
#拡大したら?大きくする、長くする、頻度を増やす、時間を伸ばすと?
#縮小したら?:小さくする、短くする、軽くする、短時間にすると?
#代用したら?:代わりになる人や物は?材料、場所を変えたら?
#逆転したら?:逆さまにしたら?上下左右、役割を反対にしたら?
#結合したら?:合体、混ぜる、合わせたらどうなる?

考具14:ブレーンストーミング
・ルール1:他人の発言を批判しない
・ルール2:自由奔放な発言を歓迎、夢物語でもよい
・ルール3:質より量
・ルール4:他人のアイデアに便乗する

■アイデアを企画に収束させる考具15~19

考具15:5W1Hフォーマット
・企画書は1枚でまとめないといけない

考具16:タイトル
・企画には必ずタイトルをつけるようにする

考具17:ビジュアライズ
・絵にならないものは企画として成立しない

考具18:マンダラート
・真ん中にWho、下にWhy、上にWhat、左にWhere、右にWhenをおく

考具19:企画書
・大事なのは見た目ではなく原稿
・読んだ人がビジュアライズできるかどうか
・一番大事なプレゼンテクニックは言葉のチカラを磨くこと

■行き詰まったときの考具20~21

考具20:アイデアマラソン
・自分が生み出したアイデアをノートに書いていく
・毎日やる。

考具21:問いかけの展開
・問いかけ方を変えてみる
・与えられた課題を変えてみる、ずらしてみる
・問いかけ方(マンダラートの真ん中)をずらしただけで、かなり切り口の違うアイデアが出てくる

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