夢でみた世界

そこでは同性同士が手を繋いだだけで厳しく弾圧・処罰され、強制的に番の関係となる男女のペアを
あてがわれる。そしてここでは、ωとなるのは必ず男性の側であり、実質女性がこの場所、この巨大な館のイニシアチブを握っていた。
女性全体の肉体の力が、男子達よりも圧倒的に強い時代であり、おそらく女性は全員α、男は全員ωなのであろう。

登場人物
僕 まもなく日直当番のようにやってくるであろう、「今日は○○君の番が(無理矢理)決定されます(≒襲われます)」というの行事の、自分の日が来ることに急に心底恐怖を感じてしまっている。
イチロウのことが好きと気付きつつあるが、同性のことが好きであるとバレると悲惨な生き地獄を味わうため、どうしようもない状況にある。友達のままでいたい気分と、この地獄からイチロウと逃げ出したいといつ気持ちを抱えている。

イチロウ 僕のかなり昔からの幼馴染
既に上記の行事の出番が回ってきており、よしこと番になったはずなのだが、どういうわけかよしこに全く心を明け渡していないように見える。
それどころか、僕のことが好きであり、そしてそのことをあまり周りに隠そうとしせずに、僕の手を握ってきたりするので、よしこ率いる周りの女性達は常に厳しい監視を置いている。
そのため、必死の抵抗も虚しく、「日々の抵抗」は「気晴らしの運動」扱いさえされることもある。

よしこ 僕とイチロウとは幼馴染。この館の学生リーダー的なポジションにに選ばれたり、イチロウと番になってからは、僕の心情やイチロウの行動などを冷酷に監視するようになる。


館の中には至る所に監視カメラが設置されており、目を盗んで二人が手を握り合うことも、手を取ることわさしのべることさえも、見つかり次第どこかからつんざくほどの地響きのような足音と共に追ってくる。



なんだこの夢
示唆的すぎるだろ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?