KURIVERSE 平和の均衡の乱れ その3

【前回からの続き】

さて、、、見切り発車で誰に相談もなく、栗エイト劇場の全体コミュニティページに編曲依頼した旨を発信し、その代金を栗フレンズからの出資という形で募ったMさん。

完全独走状態のMさんの行動に、最初はびっくりしたし、憤りしか感じなかったわたしです。
でも、少し時間をかけて、とにかく心を落ち着かせ、、、どうするのが最善か考えた。
もう既にコミュニティ全体に発信してしまったわけだから、ここでわたしが怒ったり何か意見しても、みんなも困惑するだろうし、混乱するだろうと考えた。
そして、憤りや不満は、グッと飲んだ。飲み込んだ。コーヒーで流した。

走り出したものは仕方がないのだ。

Mさんには、いずれ、きちんと面と向かって、話そう。
「KURIVERSEは、皆んなで相談しながらなんでも進めるんだよ。」
「一人の独断でなんでも決めて勝手に進めちゃうのはちょっと違うよ。」ということを。

そして、今回は、Mさんの行動を黙認することにしたのだ。

ただ、わたしは、せめてもちっさなレジスタンスとして、最後の方になるまで
「わたしも支払いますよ」という意思を見せなかった。
大人気ないと思われるだろうが、わたしなりの反抗心だ。
それに、最終的には自分はもちろん編曲代金を支払うつもりでいた。
きっと出資者は現れずに、わたしと🐮ちゃんあたりが全額を払うことになるだろうと予想していた。
(↑後にこれは完全に予想が外れるのだが・・😢)

後で、知ったことだが、チーム栗の他の二人🤖🐮も支払いには最初は同意の意向を示さなかったらしい😅
運営チームだけは、ささやかにMさんの行動に、ちょっと反発していたのだった・・。
別にこれに関しては、3人で話し合ったわけでもなく、3人が3様にそれぞれ思うところがあったわけだ・・。

そして、こんな葛藤を抱えながらも、コミュニティの表面上では何事もなかったようにMさんの投稿に好意的にリプライをしたり、ミュージカルのセリフ読み合わせの練習に参加をしたり、MさんのDMにもいつも通りに返信をしてなんの問題もないように振る舞っていた。

わたしは演劇の練習自体は楽しかった。
出番が多いわけではないので、そんなに大変なシーンもなかったし、こういうことは元々好きなので楽しんでいた。

ただ、Mさんとの個人的なやり取りは、少々大変だったことは否めない。
Mさんの自己中心的なところや、こちらの話を聞いてくれない態度などに少し疲れ始めていたかもしれない。
と、同時に、わたしが何かを言っても拗ねられてしまったり、反発心を抱かれることに関して、つくづく自分にはリーダー的な素質がないなぁ、、と
自分はダメだなぁ、、もっと上手にコミュニケーションを取らないとなぁ、、と、自分自身の抱えるコンプレックスにも向き合っていた。

そして、Mさんは、編曲者さんの候補の中から、自身が気に入った人を選び、正式に"ココナラ"を通してオファーを出したらしい。
そして、正式オファーからほどなく、選んだ編曲者さんとMさんとの間にプチ衝突があり、Mさんはまた独断でその一人目の編曲者さんに依頼のキャンセルを申し立てた。
わたし自身がその編曲者さんとのやり取りをしたわけではないので、詳細や細かいニュアンスは分からないが、周囲の人からの報告や、Mさんからの言い分をまとめて察するに、、、
まぁ、要は、Mさんがその編曲者さんの態度や言い回しが気に入らなかったということだ。
Mさんから見たら、その人は横柄で、態度が悪い、、というわけだ。
本当にそうなのかもしれないし、Mさんの被害者意識の強さがそう感じさせてしまっただけかもしれないし、それは当事者でないと分からない。

こうして、結局は2人目の編曲者に編曲を依頼したらしい。
これも事後報告。

Mさんにしてみれば
「チーム栗が全然楽曲のことに協力してくれないから、わたしがこんな目に遭っている。」
、、、この辺でMさん自身のストレスもMAXに近づいていったに違いない。

そもそも、ミュージカルをやりたいと発案したのはMさんで、我々チーム栗(🤖🐮🌰)としては、その活動を周囲でお手伝いする程度の気持ちで参加していたのだが、Mさんにとっては私たちのサポートは全然満足のいかないもので、もっともっとサポートしろ、、、というレベルだったらしい。。。_(┐「ε:)_💧

しかも、一人目の編曲者さんのキャンセル後にすぐに返金がされたわけでもなく、Mさんはココナラの事務局とのやり取り等でも揉めていたそうだ。
(まぁ、あの性格だから、それは揉めるだろうな・・。)

Mさんは、一人目の編曲者さんをキャンセルしたことに関しては、自分の判断ミスで自分がドジを踏んだだけなので、返金がされないとしてもそれは自分で負うと、はっきりと言っていた。
正直言って、その報告を受けた時、「😓それは、まぁ、当然かな、、」と思い、わたしはチーム栗でその代金を補填しますとは言わなかった。
わたしに言わせりゃあ、「勝手に自分で決めて、公募して、気分を害されたからって担当者をキャンセルして、返金がされない云々言われても、それはあなたの個人の行動の結果であり、あなた個人の責任ですよね?・・」という気持ちが強かったのだ。
冷たいかもしれないが、同情は、なかった。。
同情できないくらいMさんの独走状態に呆れていたのかもしれない。
自分の思うようにいかないと大騒ぎをする、でも、人の話は全く聞く耳を持たない・・・これでは、チームワーク以前に、こちらが翻弄されて疲弊してしまう。

そして、3月中旬ごろ、、、
チーム栗の中のアッキー🤖が一つ提案をしてきた。
「演劇部の費用を部員で割るというMさんの提案ですが、事前に同意があって始まったわけではないので、運営(🤖🐮🌰)で払いませんか?
なんならわたし一人で持ってもいいですよ。」と。

アッキーは演劇に関してはMさんと直接のやり取りがないのでわたしの葛藤や何やらの事情も知るよしもないのだが、アッキーなりに表の成り行きを見て、栗フレンズの皆さんからお金をいただくのはやはり反対だったのかもしれない。
一人で支払うとまで言ってくれた。

🐮Cowちゃんの意見は、希望制で払いたい人が払うのがよき流れだと思うとのことだった。
和と輪を好むCowちゃんらしい意見だな、、と思った。
以前、私たち運営の3人は「KURIKURI団」としてアイドルデビューした際に、デビュー曲のMIX代金をプロの方にお願いして代金をお支払いしている。
Cowちゃんはその時に、代金をお支払いをしたからこそさらに楽曲に愛着を持てているという経験をしているので、それが理由とのことだった。

ここへきて初めて、Mさんにどれくらい出資に名乗りをあげている人がいるのかを確認することとなる。
我々運営3人やMさんも含めて7人が編曲代金を支払う意思があるということをMさんから聞いた。
そして、Mさんの希望は、アッキーとカウちゃんからの支払いは「仮想通貨」でもらいたいということだった。
「一度仮想通貨を経験してみたいんだよね」ということだった。

もともとKURIVERSEは暗号通貨愛好家さんのコミュニティという形で始まっていて、栗フレンズさんも暗号通貨ホルダーの方が多い。
メタバースで集まった時の話題も、暗号通貨関連のことも多い。
そういうのを見ていてMさんも、きっと暗号通貨に興味を持ったのだろう。

そして、この時点でチーム栗には自分の意向を話した。
「わたしは今回の支払いは運営🤖🐮🌰だけで持ってもいいですよ。」
わたしとしては、最初から、栗フレンズの皆さんからお金を徴収するのは個人的に反対だったのだ。

そして、3人で話し合った結果

・お金のことはMさん主導ではなく運営チーム側で取りまとめよう
・終わりを丸くおさめたい◯
・近々Mさん含めて我々3人🤖🐮🌰の計4人でこのことについて話し合おう

という結論に至ったのだった。

【次回へ続く】






この記事が参加している募集