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ご主人様育成計画(仮)#1

はじめに
M女として裏垢を始めて約一年半、単発でのプレイを続けていたが初めて一人のS男性と向き合いプレイする記録です。

出会い

「美味しいごはんご馳走されたい!!」
初めてのコンタクトはわたしの何気ないツイートから始まりDMから健全で会うこととなった。その日は病院で告げられた体調不良とファンサイトの一時凍結で気持ちがとても沈んでいたが、お肉を食べさせて貰えると聞いてそれだけが楽しみだった。

待ち合わせ場所へ来たのはちょっぴり厳つくておしゃれな印象の中年男性だった。ベージュのセットアップを着こなして夏らしい装いで現れた。早速お店へ向かい食事に舌鼓を打つ。彼はSNSを介して人と会うのは私が初めてだそうだ。普段は所謂見る専だが今回わたしのツイートに反応して下さったそう。以前、被虐癖のあるパートナーとのプレイでビンタやスパンキングすることに興奮を覚えるようになったそう。まだ自分の性癖に明確な自信が持てず私の経験談を聞きたいそうだ。私自身そこまで深く被虐癖に身を置いているわけでもないし、経験もまだまだ豊富とは言えないが彼の性癖を聞きつつ自分の話をした。昼間の飲食店で話すような内容でもないので、場所変えホテルへ向かった。

前述したが彼は前のパートナーにスパンキング、特にビンタに興奮することに気付かされたそうだ。どんなビンタをするのか知りたくて早速して貰えないかと促した。私自身近頃はビンタへの恐怖心がありすべてを受け入れられる体制では無かったが壁際に立たされ目を見るようにと命令された瞬間、彼の威圧感や眼差しに圧倒されてしまった。勢い良く頬を張られだけど今までにない恍惚感に満たされた。その後何発かビンタ、そして腹パンをほんの数発だけ受けただけなのに彼の目線に、内から伝わる支配感にマゾ性がとても疼いた。その時「この人とならビンタ恐怖症も直せるかも」と確信を抱いた。

その日は余韻やら緊張やらで少しパニック気味になりもう少し2人の時間を過ごせにも関わらず早めに切り上げてしまった(後でとても後悔した)帰ってまた会えないかと連絡を入れ取り憑かれたかのようにその日ことをレポートにまとめた。彼のことをもっと知りたいし、彼にこの世界と性癖を知って欲しいという気持ちが凄かった。

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