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【VFes】初のセガ公式プロ大会に参戦する7名のバーチャファイターを紹介+優勝予想【3月19日】

3D格闘ゲーム『バーチャファイターeスポーツ(VFes)』にて、初のプロ大会が3月19日(日)に開催されます(詳細は下記参照)。

なんと優勝すれば100万円!……準優勝でも30万円という豪華賞金がかかった、今シーズンの最後を飾るビッグイベントというわけです(3月末にはEVO Japanもありますが、それはそれで)。

本記事では、なるべく多くの人にこの大会を楽しんでもらうため、全7人のプロプレイヤーを詳しく紹介していこうと思います。

全7名のプロプレイヤーが参戦!

参加するファイターは下記の通り。
今までに開催されたセガ公式大会において、優勝もしくは準優勝という好成績を残し、“プロライセンス”を獲得したプレイヤーのみが参加できます。

※びた選手は残念ながら体調不良により出場辞退のため、Aブロックは3人、Bブロックは4人でリーグ戦を行い、1位になった者同士で決勝戦が行われます。

公式チャンネルでは紹介動画(インタビュー映像)も公開されているので、こちらもぜひ参考に!

※以下のプレイヤー紹介には、筆者の独断と偏見が多分に含まれておりますが、ご了承ください。

【Aブロック①】ヨゴ(カゲ)

名古屋のアルティメットガーディアン

  • VF業界最高クラスのディフェンス能力を誇る

  • 東海地方のプレイヤーのなかでは現在No.1の戦闘力

  • とんちゃん選手にオフライン10先で勝利したことがある

バーチャ業界では一大勢力となる東海勢のなかでも、頭ひとつ抜けた実力を持つプレイヤー。後述する赤丹しわぽ選手と並び、ディフェンス能力の高さに定評がある。
その技術を最大限に活かすため、トリッキーな闘い方もできるカゲを使いながら、実直な技を中心に堅実に立ち回るのが特徴だ。

いわゆる“人間性能が高い”系のプレイヤーのため、どうしても通信ラグが発生するオンライン予選大会に苦しんでいたが、ラストチャンスでしっかり結果を出し、プロライセンスを獲得した。

【Aブロック②】とんちゃん(ジャッキー)

圧倒的なオフェンス能力ですべてねじ伏せる!

  • 自他ともに認める“銀河系最強”のプレイヤー

  • 特に攻撃面に優れ、相手の技の隙に最大反撃を叩き込むのが上手い

  • プレイスタイルも強気だが、言動もすがすがしいまでに強気

“銀河系最強”という異名を持つ、総合力ではおそらく最強のプレイヤー。
特にオフェンス能力に優れ、“居合い蹴り”を突き詰めると操作難度が高くなるジャッキーを巧みに操り、瞬く間に相手の体力を減らすことができる。

当然ながらディフェンス能力も並外れてはいるが、読み合いのなかで強気な行動を選択することも多いため、読みが外れまくると思わぬ窮地に陥ってしまうのが唯一の弱点といえよう。

前述のインタビュー動画にもあるとおり、強気な言動もとんちゃん選手の大きな魅力。負けたときのリスクを自ら跳ね上げるスタイルだが、有言実行を果たしたときには最高にカッコいいチャンピオンとなるだろう。

【Aブロック③】カメレオン(パイ)

初のプロ選手は“楽しいバーチャ”の伝道師

  • プロライセンスを獲得した最初のプレイヤー

  • 教科書通りの的確な動きと勝負強さに定評あり

  • 広島から全国に向けて“楽しいバーチャ”を配信中

約30年の『バーチャファイター』の歴史のなかで、明確に“プロゲーマー(プロライセンス獲得者)”となった初のプレイヤー。
プロライセンスの獲得がかかった準決勝では、「前日の野試合で全く勝てなかった」というとんちゃん選手を破るなど、ここ一番の勝負強さは本物だ。

本大会に向けた意気込みで「0勝もありえますね(笑)」と語るなど謙虚な姿勢だが、常に笑顔を絶やさず楽しそうに『バーチャファイター』をプレイする姿からは、プロ第1号にふさわしい“バーチャ愛”が強く伝わってくる。

【Bブロック①】じゃんぬ(ジャッキー)

ただ強く、ただ速く、修練を重ねたジークンドー

  • 強豪ひしめく大阪で揉まれた関西最強クラスのプレイヤー

  • 自宅から離れた“ゲーム部屋”を借りるほどの高モチベ勢

  • 同じキャラを使うとんちゃん選手を超えられるか⁉

関東勢に次ぐVF一大勢力といえる関西勢から、唯一のプロゲーマーとなったのがじゃんぬ選手だ。
自宅から自転車で5分ほどのところにゲーム部屋を借りるほど『バーチャファイター』のやり込みに注力しており(いいすぽ情報)、その努力が結集された実直なプレイが持ち味となっている。

実績も含めて“西日本最強ジャッキー”であるのは間違いないが、同じジャッキー使いには東日本どころか“銀河系最強”のとんちゃん選手が存在しているのが辛いところ。
プロライセンスを獲得した大会でも、決勝ではとんちゃん選手に負けて準優勝だったため、この強大なライバルを超えられるのか?……というのが彼のバーチャ人生のなかでも大きなテーマになっていると思われる。

【Bブロック②】バルゴ(ジャン)

“ムシキング”となった令和のシルバーコレクター

・“準優勝”止まりが多いが、裏を返せば抜群の安定感
・反応速度や操作精度に優れる“昆虫”系プレイヤーの頂点
・ジャンの決めポーズが完全にバルゴ(逆転現象)

『VFes』が始まって以来、プレ大会ではしろ選手に負けて準優勝、プロ大会では赤丹しわぽ選手に負けて準優勝など、大きめの大会で“結果”を出している見事なシルバーコレクター。
しかし、このアベレージの高さは高い実力の裏付けがあってこそ。VF業界では比較的若く、心技体ともに充実しており、あと一歩だけ後押しがあれば、”ゴールド”にたどり着くのも難しくないだろう。

なお、某いいすぽの大会では“ムシキング”を襲名しており、VF昆虫業界に新たな風を巻き起こしてくれることにも期待したい。また、本大会の会場にまでカブトムシを持参するのかどうかも大きな注目ポイントだ。

【Bブロック③】赤丹しわぽ(パイ)

VF業界随一の教育機関“しわ塾”の塾長(VTuber)

  • 人間性能、知識、読み合い……すべてに優れる至高のプレイヤー

  • 特にディフェンス能力の高さは“気持ち悪い”といわれるほど

  • YouTubeの“しわ塾”にて『VFes』の知識を供給している

「人間性能が高いバーチャプレイヤーは?」と聞かれたときに、最も多くの人から回答されるのが赤丹しわぽ選手ではないだろうか?
その能力は特に防御面で発揮され、常人では受け切れない厳しい攻撃を涼しい顔でさばきながら、チャンスと見るや否や的確な攻撃を叩き込むスタイルは、火力は低いがスピードと汎用性に優れるパイというキャラの持ち味を最高に導き出している。

本人は「大会にあまり興味がない」「みんなにバーチャの面白さを知ってもらいたい」などと、すでにセカンドキャリアに入った仙人的な立ち回りも見せているが、対戦中に見せる“マーダーフェイス”からは、ファイターとしての闘争心が十分に残っていることが見受けられる。

【Bブロック④】レオラオ(ゴウ)

沈着冷静に相手の弱点を突く“非情の帝王”

  • 豊富な経験を活かした“読み合い”に優れるプロ最年長プレイヤー

  • “柔道”のポテンシャルを最大限に引き出すゴウ使いの一人者

  • カゲ(VF4)→アイリーン(VF5)→ゴウ(VF5FS)とキャラを変更

プロライセンスを獲得したプレイヤーのなかでは最年長ながら、その経験を活かせばどのプレイヤーに対しても勝利できる可能性を秘めた剛の者。
これまでにメインキャラを2回変更してきたが、どのキャラを使ってもトッププレイヤーとして君臨できるほどのクオリティを維持していた。

現在のメインであるゴウというキャラは、打撃&投げともに強力なうえ、“投げさばき”という唯一無二のスキルを持っているが、単発技が多く連係力に乏しいため、そう簡単に勝てるわけではない。
しかし、“読み合い”に優れたプレイヤーが使った場合は、リスクよりもリターンが大きく上回ってくる。このピーキーな性能を活かし切ったとき、最後に立っているのはやはり“帝王”なのかもしれない。

優勝予想

ここからは雑にざっくり予想!

Aブロック

ぶっちゃけまして、とんちゃん選手とヨゴ選手の一騎打ちと見ています。
カメレオン選手ももちろん強いんですが、さすがに相手が悪いかなと……。

そして一騎打ちのほうは、正直イーブンでまったく分かりません!w
かつての公式大会の直接対決ではとんちゃん選手が勝ち、昨年の“電撃バーチャ道”で行われた10先ではヨゴ選手が勝っているので、ホント互角なんですよね。

とはいえ予想を立てるとすれば、関東でオフラインプレイをゴリゴリやっているとんちゃん選手の仕上がりが勝り、ギリギリ勝利という感じでしょうか。

Bブロック

結論から言うと、こちらも接戦が多そうですが、ギリギリで赤丹しわぽ選手が勝利と見ます(個人的な希望も含め)。
キャラ変更可能という汎用性も含め、落ち着いて闘い抜ければ結果が出るのではないでしょうか。

ついでに活躍しそうな順番をふわっとつけると、赤丹しわぽ選手>バルゴ選手>レオラオ選手>じゃんぬ選手って感じですかね(ソースは私のスカウターですが、ほぼ誤差レベル)。
さすがにプロ大会だけあり、実力伯仲といったメンツなので、やるたびに結果が変わりそうな気もしてますが……。

決勝戦

まだ選手も決まってないのでアレですがw、とんちゃん選手vs赤丹しわぽ選手が実現して、赤丹しわぽ選手が勝ったら個人的には最高にうれしいですね!
もはや予想でもなんでもない個人の感想ですが、この2人の直接対決の結果を予想するのは非常に難しいと思われます。

両者ともにマルチキャラ使いでもあるので、思わぬキャラかぶせ合戦になって荒れるのか、意外と“魂のメインキャラ”を貫くのかなど、試合の流れすら予想が難しいところ。

もちろん2人そろって“まさかの予選落ち!”という可能性もあるので、あとは本番の大会を観戦して一喜一憂しようと思います。

ここまで読んでいただいてありがとうございました!

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