見出し画像

バレエダンサーの方の「アキレス腱が痛い」

先日、バレエの先生をされてる方がご来院いただきまして「片足立ちになって踵をあげるとアキレス腱が痛い!」をおっしゃっておりました。
なんでも「体外衝撃波治療」というのを病院(接骨院?)で受けてから痛くてどうしようもなくなった!」とのことです。
「工事みたいにドガガガガガッ。」とすごい音がして、本能的に「ヤバい!」と思って一回でやめてもらったのですが、後の祭り。
(前にも同じように体外衝撃波を受けてフトモモがずっと痛くなって治らなくなってしまった方がいらっしゃいましたが、アレって危険なんですね。)
症状が悪化しても、何も言わずにいなくなる患者さんが多いので、やった方は気づかないんだろうなぁ・・・。
(「自分の体に試したことがあるのか?!」という気持ちになります。
→私?私は必ずまず自分の体で入念にためしてから家族、友人、スタッフにやってから患者さんに行いますよ。
治療家の中には「自分の体に鍼打つのイヤだ!」とか「一人治療院なので、誰もいないから患者さんで試すw」なんていう不届きものがいますが、とんでもない人たちですよねー・・・。)
で、どーゆーふうに治すのかと言いますと、痛みの出ている部分には必ず「腱や靱帯の組織の癒着」があってカタマリみたいになってますので、そこに鍼を打って、患者さんに動ける範囲で動いてもらったり軽い抵抗運動をしてその癒着をはがします。
鍼でおこなうと、後遺症は残らないんですよね。
(自分の体で散々試したから分かります。)
要するに「クラッシュアンドビルド」で古いカサブタみたいになった細胞を一度壊して再生させるわけです。
体外衝撃波も同じ理論だと思いますが、あれは強すぎるんじゃないですかねー。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?