幼い僕が劇団四季ライオンキングと出会った話1



僕とミュージカルの出会いを振り返ってみます。
幼稚園児だったころ、家にはディズニーの歌が特集された公式ビデオがたくさんありました。再生すると、英語の歌詞つきで、様々なディズニーの名シーンが流れるのです。

それによって、あらゆるディズニー作品の名曲に触れる事ができました。親の思惑は、おそらく英語教育だったのだと思いますが、おかげで僕はディズニー作品の虜になっていました。

メリーポピンズ の「Let's go fly a kite」、ジャングルブックの「bare necessities」、ピーターパンの「you can fly」、白雪姫の「heigh-ho」、他にも沢山の名曲がひたすらテレビの画面上に流れて、僕はその画面と音楽に没頭するのが日常でした。

そんななか、衝撃的な名曲が流れてきたのです。「circle of life」。これがライオンキングとの出会いでした。

1999年、当時5歳、ちょうど「ライオンキングⅡ」がビデオ化され、劇団四季が「ライオンキング」ミュージカルを開幕させた頃です。まさに世間的にライオンキング熱が高まっている時に、僕もライオンキングのアニメ映画に夢中になりました。

大好きが爆発して、幼稚園で将来の夢を語る時に、6歳の頃は「ディズニーでアニメを作りたいです」と答えていたのを覚えています。

プリンセス物語とは一味違った、少年の心をくすぐる動物の冒険モノとして、きっとライオンキングは僕の心に刺さったのでしょう。

そしてそのライオンキング好きが功を奏して、2001年12月、小学1年生の僕はついに劇団四季と出会うのでした。

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