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【NY⇄東京】生配信ライブ!

 こんにちは!東京は緊急事態宣言が延長されて、更に自粛生活が長引くことになりそうですが、こんなことでは負けません!

 このご時世の恩恵を受けて?音楽業界にも新しい時代が来たのかな。私たちも新しいことに挑戦しますよ!

 時は明日!ギリギリの告知ですが、5月9日(日曜日)朝10時からなんと!NYと東京でセッションをして配信しようではないかという試みをする予定です。まさに時差を完全無視した新しい試み。飛行機で13時間もかかる地球の裏側にいるミュージシャンたちの演奏はどうなるのか!必聴ですよ!

 NY在住の素晴らしいジャズボーカリストで私の歌の師匠でもある平麻美子さんが、ご自身で配信をしているインターネットラジオ番組『Weekend Jazz Meet Up』の何と200回記念!の放送に私と大輔をゲストに呼んでくれたのです。

 昨今、ミュージシャンたちはコロナウイルス対策としてオンラインでのレッスンを取り入れるようになったのですが、対面とは違って、どうしてもタイムラグができてしまい、先生と生徒が一緒に遠隔で演奏できなかったのです。話している分にはそこまでその音声の時差は気にならなかったのですが、やはり一緒に演奏しようもんなら悲惨なことになっていました。何しろ、手をパチンと叩けば、エコーのようにパチン!(‥パチン!)となるのですから。

 そこで、YAMAHAがSYNCROOMという新しいタイムラグが解決できる?ソフトなのか、アプリを開発したのです。ありがたいですね。今回はそちらを使って遠隔セッションを実現させようというわけです。

 早速、先日サウンドチェックのために色々機材を繋いでみました。とりあえず、Zoomを立ち上げてそれを使ってコミュニケーションを取る。音はこだわりたいのでマイク2本立ててオーディオインターフェイスにつなぐ。SYNCROOMでお互いの音を聞きながら音を調整…。とここまでは良かったのですが、ものすごいノイズが。しかも遅延のため自分の声も演奏も全てが二重に聞こえる始末。どうやら、うちのコンピューターが古いかららしい。急いで電気屋に走ってコンピューター一台ポンと買えたら良いのですが、そうもいかないのが現実。なんとか今のベストでやるしかないのです!

 麻美子さんが当日配信で使うアプリのMixlrとClubhouseでテストランをしたところ、福岡にいる方と仙台にいる(であろう)方が音声をチェックしてくれました。NY⇄東京⇄福岡⇄仙台のやりとり。すごいですよね?そのやり取りの間に私は幼稚園の役員のメールが来たり、NYの友人からメールが来たり。もうしっちゃかめっちゃか。私は一体どこにいるのでしょう?って感じ。未来ですね。5年前には想像もできなかったでしょうね。

 肝心の音はというと、麻美子さんの方はバッチリみたいなのですが、私たちは古いコンピューターのために麻美子さんの歌がノイズとともに遅れて聞こえてきて、自分たちの音も二重に聴こえてくる状態。もうヘッドホンを片耳外して感に頼るしかありません。恐る恐る感想を聞いてみると、音量のバランスを調整する必要はあるけど、音楽的にはとても良かったとのこと。それを聞いてホッとしました。

 今日ギリギリに大輔がポチったミキサーが助けてくれることを信じて、この新しい試みにドキドキの私であります。

 テクノロジー万歳!

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