2020年8月 仙山線で山形経由、郡山へ

画像1 18きっぷ、2日目。仙台から仙山線で山形へ。乗り換え時間の間に、駅前の郵便局で、道中読了した単行本2冊を自宅へ送った。で、米沢行きの列車に乗り込む。朝から猛烈に暑い。
画像2 高畠駅で途中下車。駅構内にある太陽館という温泉で一風呂。300円と安い。風呂上がりに昼飯。これも駅構内の食堂で。生ビールとセルサービスのキムチ。
画像3 店は焼き肉屋なので、500円のワンコインランチは、カツ重、カルビ焼き肉重、カツカレーなどヘビー級メニュー。が、冷やしラーメンを発見。これが正解。チャーシューの代わりに、タンの塊が載っていた。
画像4 おとぎの国みたいな高畠駅。温泉、食堂の他に、ホテルも隣接している。ここから米沢、福島と乗り継いで、郡山へ向かった。
画像5 郡山駅前に聳え立つ高層ビル22階、展望ラウンジから東北新幹線の線路を見下ろす。鉄チャンには堪らない景色だろうな。
画像6 23階には宇宙劇場と呼ぶ、プラネタリウムがあり、いろいろなプログラムを組んでいる。ブラックホールをテーマにした回を観た。65歳以上は100円、郡山市、エライ。
画像7 21階には宇宙をテーマにした科学館。こちらは65歳以上は無料。やるなあ。展示内容もなかなか多岐に及んでいた。
画像8 今回の旅のもうひとつの目的地、郡山の門土庵。こちらも事前に予約というか、ご主人に了解をとってある。
画像9 18時開店前に一番乗り。カウンター右端の席へ。4月から7月15日まで店を閉めていたそうだ。今は完全予約制、関東方面の人はお馴染みさん以外はお断りしてるそうだ。お通しはオクラ。ここは野菜がどれも美味しい。
画像10 1杯目はプレモルのマスタードリーム。で、次は日本酒を。ご主人曰く、最近人気急上昇中という楽器正宗。昔からある銘柄でたぶん一度は飲んだことあるはずだけど、特に印象には残ってない。なんでも長谷川酒店がイチオシし始めたそう。旨い割に安いと好評らしい。飲んでみると、まあ素直な飲みやすい酒。悪くはないけど印象には残らないな。
画像11 こちらのお料理は毎日奥さんが手作りする大皿料理。ひとりなのでちょっとずつあれこれ盛ってもらう。名物玉子焼き、ピリ辛のネギメンマ、カボチャ煮。どれも旨いねえ。
画像12 鰻の竜田揚げにはカレー粉混じりのスパイスを付けて。いや美味しい。大皿料理は、予約限定営業している現在、ロスが多くて割に合わないらしい。じゃあ量を減らせばいいと思うが、奥さんはちゃんと大皿一杯作らないと美味しくないと譲らないのだ。いいねえ、でも損しちゃだめだよ。生き延びてもらわないと。
画像13 大好きなポテサラも手が込んでいる。ご夫妻は毎年秋に京都へ行くのを楽しみにしているが、昨年は沖縄へ行った。お天気が良くて海がきれいで素晴らしかった、と話してくれた。今年はどこへも行けそうにないね、と寂しそう。
画像14 仁井田本家の夏の穏。酸味が効いていて美味しい。夏限定と謳うだけある。
画像15 ゴーヤのお浸し。ちゃんと水でさらして、苦味を控えめにしてある。本当はパプリカがイチオシなんだが、一人じゃ、あれこれ食べきれない。
画像16 福島の酒となると、外せないのが、一歩己(いぶき)。安定の美味しさ。
画像17 喜多方で人気上昇中という大和屋善内、純米吟醸。素直な飲み口。飲み飽きない感じ。
画像18 ご主人が最後にサービスで出してくれたのは、廣戸川特別純米。こりゃしっかり旨い。
画像19 で、〆は最近郡山で統一メニューとして提供されている、こおりやまカレー。本当は朝ドラの主題歌にちなんでグリーンカレーと、この店で呼んでいたのを、ズバリ、こおりやまスパイシーエールカレーとしたという。バターライスは少なめにしてもらっていただいたが、スパイスがきいて美味しかった。ご馳走さん、また来るね。
画像20 郡山から磐越西線に乗って20分弱、磐梯熱海駅。今夜の宿は磐梯熱海温泉、紅葉館きらくや。昨年も泊まったが、バースデイ割引の案内ハガキが届いたので利用した。1泊朝食付き4500円。
画像21 部屋は4階。同じ階にある展望風呂の木の風呂。隣に石の風呂もある。目の前を磐越西線の線路が走っていて、これまた鉄チャンにはたまらんだろうなあ。
画像22 こちらは大浴場の露天風呂。ちょうどいい湯の温度。サルスベリの花が彩りを添える。
画像23 こちらは大浴場のぬる湯。源泉掛け流し。36℃と書いてあるが、もう少し低いかも。この湯が一番。夜に一度、朝食前と後に一度ずつ、3回入った。
画像24 ぬる湯の説明書き。昔からこの源泉で湯治する人がやってきたのだ。
画像25 きらくやはずいぶん昔から1泊朝食付きを基本としてきた。今でこそ当たり前だが、30年以上前には珍しかった。
画像26 きらくやを出ると、目の前には磐梯熱海駅まで続く公園。木陰を辿って駅まで歩いた。
画像27 きらくやを出たのは11時40分。前の晩に申し出れば、昼間でチェックアウトタイムを延長できる。11時57分発の列車で郡山に向かった。
画像28 郡山駅構内のもりっしゅ。福島県内の日本酒を取りそろえている店。この日の利き酒セットは、左から豊国酒造夏吟醸原酒、笹正宗純吟夢の香、花泉七ロ万夏限定、会津錦こでらんに無濾過生原。肴はぼっちゃんカボチャ、タコキムチ、オクラ。笹正宗が一番好み。
画像29 肴を追加で。川俣シャモ煮浸し。シャモ肉を裂いたのにニラやネギモヤシを和えた冷たい一品。さっぱりとして美味しい。
画像30 郡山からは磐越東線でいわきへ向かった。濃い緑の景色の中をワンマンカーの列車が快調に走る。車内のお供は、山形駅で買い足した文庫本。それももう少しで読み終えそうだ。

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