2020年12月 大沢温泉~鷹の巣温泉

画像1 新花巻駅に近い宮澤賢治記念館。特別企画として宮澤賢治と棟方志功というのを展示していた。直接の交流はなかったそうだが、賢治作品の挿絵を棟方が描いている。
画像2 花巻駅。こちらは在来線の駅。賢治記念館からはバス便が少なく、タクシーで移動するしかなかった。
画像3 花巻駅前に昨年夏オープンしたという、Lit work space。ベーカリー兼ブリューワリー。2階の壁面には10種類以上のタップが設けてあった。
画像4 パンを選び、ビールは4種類もあるIPAから3種類を選択した。一番右のFRESH HOP IBUKI IPAは、遠野で採れたばかりのホップを使ったIPAで、香りよし味よし、素晴らしい出来映えだった。
画像5 1階の奥にずらり醸造タンクが並んでいた。花巻の新名所として定着してほしいなあ。
画像6 花巻駅からバスで30分ほど、大沢温泉着。バス停から下ると、右手には山水閣、突き当たりに湯治部が現れる。
画像7 山水閣から湯治部へ歩いて行くと、廊下の窓から左手が混浴露天風呂、川向こうが現在休館中の菊水館が見えてくる。
画像8 この階段を下ると混浴露天風呂、大沢の湯。20時から21時は女性専用となっていた。昼間は日帰り入浴のお客さんも多い。
画像9 館内に貼ってあった昔の花巻電鉄大沢駅付近の写真。当時の賑わいぶりが偲ばれる。
画像10 こちらも湯治部にある薬師の湯。手前が熱く、奥がぬるい。奥の浴槽の湯温が好み。
画像11 最近では入浴マナーは英語や中国語、ハングルなどで書かれていることが多い入浴方法だが、旧仮名遣いで諭されるとちょっとばかり説得力も増すような気がする。熟読すべき対象、若い世代にはもっと伝わらないか。
画像12 湯治部の佇まい。今度来る時は湯治部に滞在するのが良さそうだな。
画像13 人手不足のためか夕食は宴会場にテーブルを並べて供していた。6年前に泊まった時はもちろん部屋食だった。料理はまずまず美味しかったのだが…。
画像14 お酒は宿オリジナルブランド。仕込んでいるのは南部美人。もちろんいい酒だ。で、テーブル担当は若い男子。卓上のお品書きと異なるものを持ってくるし、出るはずの皿は出ないし、サービスレベルのお粗末さに唖然としてしまった。別府の老舗旅館と同じ事がまたまた起きるとは思ってもいなかったが、これが今現在の日本の旅館事情なのかもしれない。
画像15 翌朝、暗いうちに部屋近くの山水の湯へ行くと、誰もいなかった。独り占め。肌がつるつるするいいお湯。
画像16 花巻駅までタクシーで出て、北上行きの各駅停車に乗る。その後、3本の新幹線を乗り継ぎ、新潟県の鷹の巣温泉を目指す。
画像17 米沢駅から米坂線の列車で越後下関まで向かうが、途中、小国駅で25分間の停車。駅舎へ行くと、こんなクマがいた。
画像18 吊橋と離れの宿鷹の巣館が今夜のお宿。荒川に面した離れ、もみじに案内された。
画像19 部屋の外には広いテラス。ハンモックが吊ってあった。夏なら昼寝に最適だ。川に架かる吊橋もよく見える。
画像20 部屋には源泉掛け流しの露天風呂も付いている。ここからも荒川が見える。
画像21 内風呂ももちろん源泉掛け流し。なんと贅沢なことか。嬉しいねえ。
画像22 玄関から部屋までは屋根の下の通路を伝って。
画像23 お酒の種類は相当数あった。さすが酒処、新潟県。選んだのは〆張鶴の純。この後は、同じく〆張鶴の花をいただいた。
画像24 一品ずつ、離れまで運んでいただくの申し訳ないような気もするが、滅多にない贅沢。八寸、どれも酒の肴にもってこいだったが、右上、白っぽいムカゴ真丈が旨かった。
画像25 こちらはブリ照り焼き。もちろん熱々。口の中で溶けていった。下には大根の煮物。ブリと一緒に食べると、ブリ大根とはひと味違う組合せの美味しさ。
画像26 刺身は、マグロ赤身と中トロ、メバル、そして焼霜造りのサワラ。いずれも上等なり。
画像27 お肉は村上牛の陶板焼き。美味しゅうございました。部屋係は初めはベテランのお姉さん、途中からなぜか若いお嬢さん。で、もともと声が小さい上に、マスクをしてるから何を言ってるのかよく分からず困った。ここでも人材不足か。
画像28 雨降りの朝。起き抜けにはもちろん部屋のお風呂。そして朝食が運ばれた。列車旅のいい所は飲みたい時にすぐ飲めること。朝ビール。鍋は豆乳鍋、豆腐が美味しかった。実はご飯もかなり美味しかったのだ。
画像29 越後下関まで送っていただく。この吊橋を渡るので自家用車は入れない。宿の車は軽自動車、それでも車巾ぎりぎりでスリル満点。BSでチャリ番組出てるショーヘイちゃんなら絶対渡りたくないと言うだろうな。
画像30 米沢に向かう米坂線の車窓から、荒川縁に立つ鷹の巣館を、一瞬だけ見ることができた。

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