2021年4月 近所で見た野の花

画像1 これは先週、廣幡八幡宮の手水場裏に咲いていたエビネ。去年より1週間早く見られた。
画像2 増尾城址へ行く途中、通称きつね山、幸谷城跡へ寄ってみた。戦国時代の前、城というより武士の館跡という方が適切か。元は個人宅だったが、市に寄贈され自由に入れる。その一角に山野草が植えられている。
画像3 幸谷城跡の持ち主は、孤高の画家、高島野十郎のために敷地内にアトリエを作り、ここが彼の終焉の地となった。この画家のことは、ぼくは知り合いの作家折原一さんを通して知ったが、昔は評価も低く、折原さんは作品を数点買っていたが、最近、評価が高まり、作品には驚くほどの高値がついている。
画像4 エビネは咲き始めていたが、廣幡八幡宮のほど立派な株ではない。
画像5 ヤマトシリアゲ。知らなかったが、シリアゲムシ目、シリアゲムシ科に属するという。
画像6 ヒトリシズカもひっそり咲いていた。
画像7 ホウチャクソウがたくさんぶら下がっていた。
画像8 ウラシマソウ。
画像9 今年はすでにいい花をたくさん見てしまったので、もひとつ感動が薄い。ニリンソウ。
画像10 マイヅルソウはもう少しで咲きそうな気配。
画像11 エンレイソウももう少し先かな。
画像12 で、辿り着いたのは、増尾城址公園。新緑がまぶしい。
画像13 増尾城址の説明板。戦国後期、城主などについて正しくは分からないと書かれている。先の幸谷城よりは、こちらの方が規模も大きいし、土塁や虎口などもはっきり分かる。
画像14 1ヵ月も前に、咲き始めのシュンランをここで見た。さすがにもう咲き終わりの状態。
画像15 おお、ギンランの蕾を見つけた。去年は連休明けに、ここで咲いているのを見たというのに!
画像16 こっちのギンランはしっかり咲き始めていた。
画像17 そして、なんとキンランも咲いていたのだ。ひゃああ、驚いたなあ。
画像18 しっかり開花してるではないですか、キンラン。昔はこのあたりの雑木林にはびっしり生えていたという話を聞いたことがある。
画像19 城址公園で一番多く咲くのはイチヤクソウ。もう蕾を付けていた。
画像20 イチヤクソウの蕾。
画像21 去年、イチヤクソウは5月半ばに咲いたのを見ている。連休明けぐらいに一度チェックしに来ないといけないなあ、今年は。
画像22 城址公園の入り口には、薄紫色の花びらが細く裂けたようなツツジが咲いていた。ハナグルマ、というツツジの品種らしい。

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