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2023年3月16日 大岳山(1266m)

日程:御嶽駅9:20→9:30ケーブル下→滝本駅9:40→9:46御嶽山駅→9:55ビジターセンター10:02→10:17御嶽神社10:35→12:07大岳山12:35→12:41大岳神社→大岳山荘12:48→14:11小屋ノ沢山(つづら岩)14:16→14:47鶴脚山15:04→15:19馬頭刈山15:36→15:49高明山15:57→17:01長岳→17:19瀬音の湯登山口 瀬音の湯(入浴&夕食)19:13→武蔵五日市

メンバー:秋田、糸の会メンバー3名、コーチ

実に久しぶりの糸の会。なかなか日程が合わせられず参加できなかった。1年近くぶり。御嶽駅からバスでケーブル下、ケーブルカーで山上へ。

ケーブルカーには以前も乗ったことがあったかしら。

歩いてすぐのビジターセンターでトイレ。で、まずは御嶽神社へ表敬参拝。

はじめの方の階段に、あまのじゃく。
御嶽神社へお参り。周囲の桜はまだまだつぼみも膨らんでいない。
立派な狛犬は、長崎の平和祈念像の作者、北村西望作。筋骨隆々たる姿。

さて、登山道へ下って、大岳山方面へ向かう。と、正面に巨樹。

天狗の腰掛杉、樹齢350年。

山の中では以前からマスクを外して歩いていたが、なにせ花粉症ピークのまっただ中。ゴーグルとマスクは外せない。

綾広の滝のすぐ上、東屋の前。マスクを外しているWさんだが、この後、クシャミ連発。

次第に道は険しくなっていく。

気温が低いと岩が凍って、滑りやすくなる。そんな場所には鎖がかけてある。
この日は暖かく、凍っている心配はない。

登り始めてから2時間。この日の最高地点、1226m。大岳山山頂。おお、富士山も頭を出してくれていた。

昨日伊豆の帰りに南側から眺めた富士山だが、今日は東側から眺めることになった。
風格のある二等三角点。もちろん、タッチ。

山頂で一服タイム。

最近は関東のコンビニでも沖縄風のスパムにぎりが買えるようになった。
キタテハが舞っていた。Wさんはちょっと前に、とある山の上の空き地で、
キタテハの群舞を見かけたそうだ。越冬した一群ではないかと。

さて、今日はこの先が実に長い。少し下ると、こぢんまりした大岳神社。

大岳神社の狛犬。これは完全にオオカミですね。
大岳神社の本殿には、おいぬ様のお札が貼ってあった。

神社のすぐ下でトイレ休憩。大岳山荘は改装工事中かしら、それとも解体工事? 足場で囲われていた。

大岳山荘の右手にトイレがあった。

ゆるゆると下っていく。このあたりから右膝の具合がおかしくなっていった。踏ん張ろうとしても踏ん張りが利かない。なんとかストックに頼りつつ歩く。

相変わらず、日差しは暖かく、気持ちの良い山道を歩く。
檜原村方面の山の上に、建物があるのが見えた。

やがて、つづら岩。休憩。右膝、相変わらず調子悪い。だまし、だまし歩く。

でっかいつづら岩。

一度下った道をもう一度幟返して、鶴脚山。

この日は、男子がぼくとWさん、女子2名。この女性達が実に健脚。ついて行けないほど。

下って、登ってを繰り返し、最後のピーク、標高884m、馬頭刈(まずかり)山山頂。ふうう。後は下るだけ。

この三角点は時代物。相当古いなあ。
このあたりで絶不調。フツーのスピードで下るのが辛くなってきた。

馬頭刈山が最後のピーク、後は下っていくのだが、長い道のり。ここから2時間ほどもある。すでに5時間歩いてきた。しかも下りは、不調の右膝がもっとも辛い。踏ん張りきれない。

平坦な道は十分に歩ける。問題は下り道。

糸の会では、10分ごとに先頭を歩く人が交代する。コーチは常にしんがりで、メンバーの様子を観察しながら歩いている。この先は1本道で迷いようもないので、皆さんに先に行ってもらうようお願いした。しんがりから、マイペースでゆっくり下っていけば、時間は少々かかっても下山できる。という訳で、コーチを後ろから見ながら歩くという貴重な体験をさせてもらった。まあ、でもなんとかさほど遅れず、人里へ。

右手には人家、小さな集落がある。道路を吊橋で渡って、そこから最後の山越え。

いやあ、長岳という小さな丘みたいな所を越えるのが、きつい。最後の最後、それを越えて下ったら瀬音の湯が見えてきた。

下りきる手前には花を付けたコブシの木が何本も続いていた。
やったあ、無事に下山。7時間17分、よく歩き切れた。
瀬音の湯、館内にはお雛様。

瀬音の湯、1000円の入浴料を払って、何より膝の手当。シャワーの温水と冷水を交互にかけてマッサージ。露天風呂の脇にはサウナ上がり用の冷水槽。Wさんが、下半身が痺れるまで入るのがプロ野球選手達のやっているアイシング効果がある、というので、浸かってみるが、冷たくて1分ももたず。露天風呂と水風呂、交互に立ち浴してヨシとした。

天ぷら盛合せが来る前に生ビール1杯、うんまい。もう1杯。最後に日本酒も。
ふううう、生き返った。
すっかり元気になって、瀬音の湯の前のバス停から武蔵五日市駅までバスで出た。
帰路も往路と同じく、武蔵野線経由で着席して帰った。

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