2021年10月 東京散歩
孫のお守りをするために数日間、都心に滞在した。泊まったビジネス旅館は本当に風呂と寝るだけ。朝は6時半頃、孫が起きたと連絡をもらい出かけ、夜は孫が寝た後、22時過ぎに宿へ帰るという生活。
土日はずっと一緒に過ごして遊んだが、平日は保育園の送り迎えの間、昼ご飯を食べがてら都心散歩。四谷三丁目近くの須賀神社。祭神は須佐之男命。なかなか立派な神社。
本殿脇には大国主命。
境内には昔の火消し組のモニュメントもあった。そして、ここは日本武尊を祀る大鳥神社も合祀されているため、11月には酉の市が行われて賑わうらしい。
このあたりは坂道が多く、凹凸マニア大興奮の場所。
こんな坂も。
この坂を登った所に立つ西念寺には、服部半蔵の墓がある。徳川家康の三河時代以来の家来で槍の名手だったという。
半蔵は、家康の長男、信康が切腹する際に介錯役を命じられたが果たせず、晩年、仏門に入り信康の供養をし、この寺を建立。境内には信康の供養塔もある。寺の門には葵の紋章。
お昼は、近くのタイ料理店、ジャスミンタイ。カニのカレー炒めランチにした。もちろん、ランチビールも。近所の勤め人達で大賑わい。久しぶりのエスニック料理は美味しかった。
タイ料理店の斜め向かいが、有名な鯛焼きの老舗、わかば。行列に並んで鯛焼きを買い求めた。ちゃんと1尾ずつ、型に入れて焼く、いわゆる天然モノ。1尾180円。
尻尾の先までびっしり餡が詰まっていて美味しかった。並んでる人の中には、パック入りの餡を買っていく人もいた。
翌日は、神楽坂界隈へ繰り出した。ずいぶん様変わりしているが、昔ながらの部分も残っている。
この日のお昼ご飯は、中華菜 智林。ランチコースにした。まずは、前菜。烏骨鶏のピータン、わらび粉の春雨、蒸し鶏、カモの叉焼。もちろん、ビールも。
メイン料理は、網走産シラウオと白玉キクラゲの卵とじ。コリッとした食感でやさしい味わい。あとは叉焼炒飯とデザートの杏仁豆腐。
食後は、まず、毘沙門天前の福屋で中村勘三郎せんべいを土産に買い求めた。
次に、赤城神社近くのチーズ専門店、アルパージュへ。頼まれていたブルーチーズとヤギチーズを購入。どちらも大変美味しかった。本当は、そのさらに先にあるパン屋でパンを買うつもりだったが、昼過ぎですでに売り切れ閉店だった。
やむをえず、袖摺坂を下って、メゾンカイザーでパンを買った。すると、アンケートに答えたら、缶ビール2本もらえちゃった。
最後の日、孫と別れてから、神保町へ。久しぶりに三省堂本店へ。手前にあるはずの鞄屋がなくなっていた。ずっと仕事用の鞄はそこで買い続けていたのに。レオマカラズヤ。ポーターが今ほど有名になる前から、その店で買っていた。で、三省堂本店は、こちらも来春から建て替え工事で休店するようだ。どんどん変わっていくなあ。
本屋めぐりの後は、ランチタイム。久しぶりにランチョンへ。何年ぶりだろうか。
今シーズン最初のカキフライ。デカイ。しかも旨い。ちょいと囓ってしまった。
もちろんビールも。ハーフ&ハーフ。店内は大賑わい。
食後のコーヒー。路地裏の有名店は混んでいるだろうから避けて、小さな店へ。
久しぶりに都会の町歩きと、ランチではあるが、いろいろな料理を食べることができて、堪能した。
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