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2022年6月11日 蔵王山、熊野岳(1841m)

日程:6/11 蔵王刈田駐車場12:26→13:15熊野岳13:31→13:38避難小屋→14:43蔵王刈田駐車場14:50→15:00リフト駐車場→御田ノ神湿原→16:00蔵王リフト駐車場

メンバー:横井、秋田、長崎、渡部

今年の我がチームのテーマ、サクラソウ属を追い求めて、今回はユキワリコザクラ、ヒナザクラ目当てに蔵王山へやってきた。ただし、梅雨時とて、天気予報はくるくる変わって、あまり良くない予報。7時半に東浦和駅を出発、東北道をひた走り、12時過ぎには蔵王山上へ到着。
さて、目の前に見える熊野岳を目指す。

この日も予報では曇りだったが、青空も見えてきた。熊野岳がべったり横たわる。

まずは御釜を拝見。久しぶり。

手前斜面には雪がずいぶん残っていた。

緩やかな登山道を歩き、避難小屋との分岐を過ぎると、雪の上を歩くことになった。久しぶりだなあ、雪渓と言うほどのものではないが、心躍る。

一歩一歩、滑らないようしっかり足を踏み込んで歩く。

登山道脇にはガンコウラン、ハイマツが茂り、ミネズオウの花も咲いていた。実は、この前に九州のくじゅう高原周辺を歩いてきて、中1日で蔵王へと来たのだが、九州から帰宅直後、体調不良となり、蔵王はパスするかと悩んだが、中1日にりらくるでマッサージをしてもらったら元気回復。2晩酒も吞まずに、なおかつ山へ来る時には最近は、マクロレンズ装着デジ一眼、超望遠デジカメ、さらにコンデジとiPhoneの総計4台で花の写真を撮影するのだが、途中リタイアしないように、コンデジとiPhoneのみという軽装にした。さらに車で来てるから、着替えなどは車に置いて、実に身軽に動けるようにしてある。これは楽ちんでいいや。これからもこの方がいいかも。

ミネズオウの花。

山頂には蔵王山神社。中では、お二人、掃除をしていらっしゃった。

無事に登頂できた御礼のお詣り。
三角点にもしっかりタッチ。

山頂からの眺めを楽しんだ後、避難小屋方面へ。

石で組まれた小屋は、火口とは反対側だけに小さな窓があいている。
避難小屋の内部。きれいに掃除されていた。

下り道、イワカガミやキアゲハなどを観察。

所々にイワカガミが咲いていた。
派手な蝶があちこちで飛んでいたので高山蝶かと思いきや、キアゲハだった。

駐車場から車を移動して、リフト乗り場の駐車場へ。蔵王エコーラインのすぐ脇に湿原がある。御田ノ神(おたのかみ)湿原。木道が敷かれている。その脇にはいろいろな花が咲き乱れている。

エコーラインの脇にミネザクラ。
木道脇にミツバオウレン。
チングルマの群れ。
そして、可憐なヒナザクラ!
チングルマをアップで。
時折、小雨がぱらついたが、問題なし。
久しぶりに見たワタスゲ。
いかにも湿原らしい景色。
コバイケイソウは昨年は大当たりだったそうだが、今年はハズレのようだ。

木道を小走りに駆けていく女性がいた。避難小屋近くでなにやら蕾をチェックしていた。どうやら毎年このあたりの花を見に来ているようで、ベニバナイチヤクソウがいつもなら咲くはずなのに、今年は遅いと言う。ご主人は駐車場で待ってるのだそう。だから駆け足なんだな。

ベニバナイチヤクソウの蕾。
マイヅルソウも。

エコーラインを挟んだ反対側にも花々。こちらは木道もないので、近寄れる。

ヒナザクラの群れ。
もっともっとヒナザクラ。
ミネザクラも多数。
いつもの花の撮影の様子。腹ばいにはなりづらい。
ツツジの種類だろうか、名称不明。
ヤマヤナギ
ミヤマスミレ
ツマトリソウ
ハクサンチドリが下の方から咲き始めていた。
ムラサキヤシオ

木道を駆けていった女性を待つご主人は、マイクロバスで待っていた。ご苦労様です。さあ、初日はお天気に恵まれ、花もあれこれ見ることができて良かった。今夜は蔵王温泉でお湯に浸かろう。

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