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2023年7月 湯西川

コロナ前に一度だけ伊藤園グループの宿に泊まったことがある。当時は往復の宿直行バスも無料だった。鬼怒川温泉の1軒に泊まったが、あまりいい印象は持てなかった。安いからこんなもんかな、と思ったことを覚えている。
で、今回はそれ以来、2度目の伊藤園グループの宿。ホテル湯西川。鬼怒川からさらに山奥に入った所。車で行くことにした。

トイレ休憩で立ち寄った道の駅しもつま。いいものを見つけたので、帰りも寄ることに。

お昼は今市の手前にある蕎麦屋。周りに何もない場所。幟を頼りに田んぼの中を行くと、11時半というのに駐車場は車でいっぱい。名前を記入して待つ。しばらくして、名前を呼ばれた。

水無湧水庵。水無は地名、地元の方々が待つのを覚悟で押し寄せている。
注文したのは、もりそばと、120円と格安のかき揚げ。揚げたてがすぐ運ばれたが、
その大きさにびっくりした。
もりそばは750円。甘味のある美味しい蕎麦。量もたっぷり。

天気予報は関東北部、午後は雷雨に注意。とにかく早めに湯西川まで行くことにした。13時半、まだチェックインには早過ぎるので、平家の里へ寄ってみた。

湯西川は平家落人伝説の地。園内には平家塚という史跡も残る。
なぜかトンボがものすごくたくさん飛んでいた。
帽子にもトンボが止まって、なかなか離れなかった。
日光杉並木にもヤマユリがいっぱい咲いていたが、平家の里にもヤマユリの花。

平家の里は茅葺き民家が何軒か移築され、それぞれに資料が展示されていて、それらを見て回る施設なのだが、トンボとヤマユリを見に行ったかのような印象を持ってしまった。

こうした民家が何軒も立っている。

少し早いが、ホテルへ。チェックインではなく、事前受付と精算を済ませ、部屋の準備ができるまでロビーで待機。

温泉街から少し離れた場所に立つホテル湯西川。元は伴久ホテルという高級旅館だった。
ロビーもそれなりに豪華な気配。
昔の名残がここそこに残っている。

15時にならないと部屋には入れないと思っていたが、14時半、館内放送があり、部屋へ入れることになった。和風館の最上階6階、12.5畳の和室だ。

広々した部屋。左手の床の間は、昔は掛け軸や花が飾られていたのだろうが、今は何もナシ。ま、別にそれでも構わない。1泊2食1万円以下で泊まれるのだから。
窓からは断崖と渓流も見える。

まずは温泉へ。露天風呂は先客がひとり出て行ったので、独泉。

岩の露天風呂の周囲はホオノキ、モミジ、ブナなどで囲まれている。すぐ下には渓流。

少し離れた内湯も入浴客は少なく、ゆっくりお湯を楽しむことが出来た。

部屋でビールを吞みながら大相撲観戦。夕食は18時半から。お客が多いと2部制だが、今日は少ないので全員一緒。もちろんビュッフェ。さほど期待はしてなかったので、まあこんなものか、というレベル。

野菜類はまあまあ美味しかった。

酒類は生ビールやハイボール、酎ハイ、日本酒など飲み放題。日本酒は地酒が3種類。2種類は醸造用アルコールや糖類添加、が、残る1銘柄は純米吟醸だった。もちろんそれをいただく。

日光一文字、これだけが純米酒。

食事時間は70分。まあゆっくりはいただけないが、そこは割り切って。食後、一服してからもう一度内湯へ。誰もいない。独泉。

露天より内湯の方が湯温は低めで気持ちよい。
湯の花が浮かんでいた。なかなか気持ちの良い温泉。

50分単位で予約できる個室カラオケは無料。せっかくなので、久しぶりにカラオケしてしまった。

最新式の機器ははじめは戸惑うばかり。

事前の天気予報では夕方から夜はずっと雨の予報だったが、ざっと降ったもののすぐに止んだようだった。夜になると気温はぐっと下がった。
翌朝は5時過ぎに朝風呂へ。さらにこれも無料で予約できる貸切露天風呂へも。

貸切露天風呂は広々していて、5~6人で入っても余裕なほど。

7時半から朝食。

食べ過ぎないよう少なめに。と思いつつ、一通り取ってくるとそれなりの量。

早めに帰宅したくて、9時過ぎにチェックアウト。外は涼しくて快適。

湯西川から鬼怒川まではダム湖に沿って下っていく。

下界へ下ると、また暑さが襲ってくる。道の駅しもつまに立ち寄る。

これを買おうと立ち寄った。

さらに最近オープンした、道の駅常総にも寄った。昼時とあって、駐車場は満杯。レストランにも大行列。しょうがないので、外で売っていたコロッケをかじって昼メシ代わり。

コロッケのころっ家。それほど美味しい訳でもなかった。

というわけで、伊藤園2回目のプチ温泉旅は終了。

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