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2023年5月 鳩間島2

夜中に雨がそこそこ降ったようだ。今日の予報は曇り時々雨。そろそろ梅雨入りかという空具合。

しっかりと朝ご飯をいただいた。味噌汁が美味しい。
食堂にはこの宿の常連写真家、山下さんの写真集が何冊か置いてある。

一服後、島内散歩へ。まず、宿主さんに教えられた新川御嶽。テリハボクに囲まれてひんやりした一角。特別感が漂っていた。

新川御嶽。
御嶽の脇には大きな石があった。他にも大きな石がここそこに見られる。

一度、港の方へ戻る。

アメリカ原産の外来種らしい、ホナガソウ。
アオタテハモドキのメス。
集落を抜ける。サンゴの石垣の家が多い。

簡易郵便局の向こうに野外ステージ。今年はコロナ以降、久しぶりにGWに音楽祭が行われたそうだ。大したメンバーは出ていなかったらしいが。昔、ビギンが来た時はめっちゃ盛り上がったと聞いたことがある。

野外ステージ。たぶん、チケットを買わなくても音は聴こえる。

小中学校グラウンドの外、海沿いに堤防が続いていて、蝶の道なのか、たくさん集まっていた。

リュウキュウアサギマダラとスジグロカバマダラ。

さて、島を一周する道に入る。昨年とは逆に、反時計周りで歩く。所々、浜への分岐がある。

船原浜。手前にはペットボトルなどの漂着ゴミがたくさん。

シジミチョウがめちゃくちゃ多い。近づくと一斉に飛び立ち、体の周りに群がってくる。と、変わった色のハトがいた。

ズアカアオバト。逃げずに木の枝にじっと留まっていた。

ちょこちょこ、浜があり、どこも海は美しい。

外若浜だろうか。

あああ

こんな感じで小径の向こうに小さな浜がある。立原浜かな。区別もつかない。
浜の岩に小さな貝がたくさん付いている。
ここは一番メジャーな屋良浜。2人先客がいた。この日、島人以外で唯一見かけた人たち。

ゆっくり寄り道しながら2時間弱で一周。早足ならば1時間ほどで回れるサイズの島なのだ。時折小雨がぱらついていたが、歩くには支障はない。

船着場に戻ってきた。少しだけ青空も見える。

宿に戻り、ちょいと縁側で昼寝。午前中は呑まない、と決めたのだ。

月桃の花がかわいい。
お昼ご飯は野菜と肉たっぷり載せたソバ。そう、ここは3食つきです。

午後は雨降り。縁側で本を読んだりして過ごす。そうそう、とても間近な所で、アカショウビンが鳴くのを何度も聞いた。いい声してるよね。姿は見られなかったけど。

宿の屋根の上に椅子とテーブルが置いてあり、昨夜も上がってみたが、雲が多くて星は見えず。南十字星を見たかったのだけど。
さあ、もう呑んでもいいかな。

晩ご飯はあれこれ。

モズクと焼き魚はヒラグルクン。見慣れたフツーのグルクンはもっと細いが、コイツはでっぷりしていて美味い。
エビフライとイカフライ。
本当はモズク丼を作ってくれるはずが、ご飯はいらないと言ったため、トッピング部分単体で。

泡盛をお代わりしてたら、早い時間から眠くなってきてしまった。

窓の外にはヤモリ。夜中に鳴き声を何度も聞いた。

夜中はまた雨が降ったようだ。

朝ご飯はお粥。嬉しいな。

あっという間の2泊。のんびり寛がせてもらいました。

縁側ともお別れ。また来るね。
鳩間島から石垣島へ。

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