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2018年12月22日 高尾山(?)忘年山行

日程:日影バス停9:25→9:37日影沢キャンプ場→郵便道→10:47もみじ台近くの尾根→学習歩道→11:15鉄塔(昼食)11:25→大平林道→12:38稲荷山コース→13:05稲荷山展望台→13:55高尾山口

メンバー:横井、秋田、小形、松本、新庄、荒川、長崎、大井、(黒澤 忘年会のみ参加)

毎年恒例の忘年山行。いつもお馴染みのメンバーだが、新人女子1名。夏は槍ヶ岳に登ってきたという。高尾駅から小仏行きのバスに乗って日影まで。

日影沢キャンプ場には大型のテントやタープが幾張りも張られて、BBQを楽しむ人達も大勢いた。天気予報が雨だったので、山歩きに来ている人は例年に比べて少ない。しかし朝の内は青空も見られて歩いていると暑いくらい。ありがたいが、見所の一つ、シモバシラの花はこれではアウトに違いない。

一丁平方面へは通行止めのようなので、昔は郵便道と呼ばれた作業用林道を一気に上る。高尾山山頂すぐ下の尾根道に出るとすすきがたくさん。このあたりがたぶん本日の最高地点、545mほど。山頂へは敢えて向かわずに、逆方向へ。学習の歩道経由、大平林道を目指す。

フラットだけどすごい回り道。歩く人は少ない。同じ高尾山とは思えない。葉が落ちたイイギリの樹に赤い実がたくさんなっている。お、鉄塔発見。新庄さん、興奮。碍子が線と同じ方向にまっすぐ。隣の鉄塔は碍子が下向きに付いてるタイプ。列車の絵が描かれているのを見るとJRの送電線か。ここで軽食タイム。

大平林道、すれ違う人はほとんどいない。フユイチゴの大きな株。さっきからイチゴを食べ食べ歩いている小形さんが興奮。皆でイチゴを食べる。松本さんは水が染み出す崖に生えているクレソンを摘んで、皆に食べさせている。ほのかな苦みがあって美味しい。あ、白い綿毛。鬼女蘭の種子だ。

歩いてる人がいないと思ってたら、向かいからおばさん中心の10数名のグループが来た。先頭のオッチャンが、なんでこんな所を来る奴らがおるんかいな、という顔でこっちを見るから、お互い様だろが、こっちが言いたい台詞じゃ、と口に出さずに心の中で毒づく。スミレが咲いていた。タチツボスミレ。早いねえ。ぽつぽつ雨が落ちてきた。

稲荷山コースを下るのは初めてかも。展望台の東屋で一服。下界の眺め、小雨に霞んでぼんやり見えた。さらに下ると、顔が崩れた狐が守る旭稲荷の小さなお社。やがてケーブルカー駅横に下山した。

腰を痛めて忘年会のみ参加という黒澤さんが待っていた。さあ、いつもの日光屋で忘年会だ。と、勇んで日光屋へ行くと、ちょっと前に客同士のトラブルがあったようで、お蕎麦を食べるお客さんがいる時間帯には、お酒は飲んでほしくないという。時間は14時過ぎ。たぶん他のお客は来ないと思うが、どうしても飲めませんかと聞くと、奥へ相談しに行って、1時間だけならとの返事。あちゃ。そりゃあかんわ。別の店へ向かった。

生ビール、八王子のお酒を飲んで、あれこれつまみを食べて、〆にはざるそばを食べたが、日光屋とは比べものにならない。美味しくないし、それでいて安くない。なんだか1年の締め括りが、締まらない忘年山行で終わってしまった。無念なり。

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