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2016年12月23日 高尾山(599m)

日程:12/23 相模湖駅8:36→8:55大垂水峠→9:40一丁平(小休止)10:10→10:50高尾山(昼)11:20→11:50薬王院12:20→13:06金比羅台→13:30金比羅台遊歩道入口→13:45日光屋(忘年会)

メンバー:横井、秋田、小形、里見、黒澤、荒川、長崎、松川、笠井、岡、藤井、矢崎、上松

毎年恒例の忘年山行。場所もいつもの高尾山。今年は大垂水峠から一丁平へ上がるコース。集合場所の相模湖駅へ向かう列車がトンネルを出たら、辺り一面真っ白。霧に包まれて神秘的な雰囲気。駅前にはクリスマスのデコレーション。乗り込んだバスはいつもと違って満員ではなかった。登山姿の客はみな大垂水で下車。他のグループは南高尾山稜へと向かって行った。昨年は我々もそっちへ行ったが、今年も同じでトレラン大会のコースになっていてランナーが次々やってきて歩きづらい。さて、今回初参加という人も迎えて13名。当日ドタキャンも数名いたようだ。例年、尾根の上のシモバシラが見所の一つなのだが、今年は気温が高過ぎてシモバシラは絶対無理。登り始めると、厚着を避けてきたのにすぐに暑くてパーカーを脱いだ。日差しも強烈で日焼けするよ。山道の左手、かつてはカンアオイの群生地だった場所は、崩れてしまったのか、ぽつんぽつんとカンアオイが残るのみ。一丁平へ登ると、やったあ、富士山がクリアに見える。昨夜は強風と雨、空中のほこりを全部吹き清めてくれたようで、遠くまで本当によく見える。相模灘もきらきら光っていて、江ノ島もはっきり見える。四阿でお茶とお菓子で一服。尾根筋を高尾山に向かう。東京方面の眺めもいい。筑波山もはっきり見える。もちろんスカイツリーも。高尾山山頂は、大勢の人、登山客というより観光客かな、で賑わっていた。鍋をやってるグループもいた。10年前はぼくらもJP山の会というグループで大鍋やビール、酒を担いで登り、白子鍋なんてやってたなあ。その頃は、冬に高尾山上まで登ってくる物好きはほとんどいなかったし、ましてやシモバシラを見て歓声上げたり、ダイヤモンド富士を見ようなんて人も、よほどの物好きしかいなかった。時代は変わったもんだ。ベンチ脇の低い塀に腰掛けてランチタイム。保温水筒に今日は冷たいお茶を入れてきたが正解。海苔サンド、今風にいえば、おにぎらずを美味しく頂く。風が冷たくなった。薬王院へ。女子達は八十八ヶ所めぐりを1円玉に両替してやっている。逆うち。御利益も倍増。下山路は金比羅台遊歩道。これの高尾山口駅方面へは下りたことがあるが、JR高尾駅方面へは初めての道だった。昔の薬王院への表参詣道だったという。住宅街の外れにろくざん亭という料理屋があった。甲州街道にぶつかる所には古い石碑道標があって、参詣道である旨が彫られていた。さて、日光屋へは14時前のいい感じの時間に着いた。十分に席は空いていた。暑かったからまずはビール、ビールと例年以上にビールが売れた。摺差豆腐の冷や奴、おしんこ盛合せ、山菜盛合せ、とろろ天ぷら、新玉天ぷらと定番オーダー。追加で味噌田楽、もつ煮、ダメモトで頼んだ新玉のオニオンスライスがなんと何年ぶりかで受けてもらえた。ラッキー。いつもなら燗酒だが、この陽気ではひや(常温)で。久しぶりに横井さんの芸能情報あれこれ。まあ、聞いてもついていけないんだけど。そもそもタレントの名前がよく分からん。賑やかに飲んで、〆はとろろ蕎麦。気がつけば16時半。いつもは16時前に追い出されるのに。今日はなぜか優しい扱いをしてもらえたような気がする。お店の方針が変わったかな? ともあれ今年も山歩きお疲れさんでした。来年もよろしく。

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