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2022年9月 白川郷

郡上八幡から東海北陸自動車道で荘川まで。御母衣ダム湖畔の荘川桜を見てみたかった。

ダム湖に沈む集落から移植された荘川桜。
花が咲いたらそれは見事だろうなあ。こんな立派な桜が1本だけでなく、
何本も並んでるとは思いも寄らなかった。

白川郷、荻町の合掌集落、まずは展望台から眺めようとカーナビに導かれて細い道へ入ろうとしたら、観光用の車は進入禁止、とあった。川を渡って、合掌造り民家園脇の駐車場に車を駐めて、吊橋を渡り、合掌造りの家々が立ち並ぶ集落の中を行き、坂道を登って城跡の展望台まで歩いた。

吊橋はちゃんと舗装がされていて、あまり怖くないタイプ。
吊橋を渡ると、秋葉神社。お詣りしてから集落内へ向かった。
合掌造りの家の大半は、民宿か土産物屋か飲食店になっていた。
お寺は山門も本堂も茅葺き屋根。明善寺。
茅葺き屋根の脇で、見事な松の木の手入れをしている職人さんがいた。
ヒマワリと合掌造り、意外な組合せが新鮮。
絵になるなあ、茅葺き屋根と障子戸。
展望台へ続く坂道の脇に咲いていたツリフネソウ。
展望台からはお馴染みの合掌造り集落の風景が一望の下に。
茅葺き屋根でない家もあるが、事情があってのことだろうから気にしてはいけない。
展望台からの下り道、苔に覆われた大木が目に付いた。
集落内の池にはハスの花。
ハスと共に、オモダカの白い花。

お昼ご飯は、そば処乃むらで、もりそば。

この時季にしては香りもよい、いい蕎麦だった。

腹ごなしに、もう少し集落内を散歩。観光客もそれなりに多く、ここが大観光地であることを思い知らされる。さすが、世界遺産。

まだ新しそうな茅葺き屋根。葺き替えて日が浅いのだろう。
道の脇の細い水路には驚くほど大きなニジマスが何匹も悠々と泳いでいた。
内部を見学できる長瀬家住宅。1階部分は居住エリア。立派な仏壇も。
数層になった屋根裏。かつての生活用具が展示されている。
長瀬家の茅葺き屋根の葺き替えの様子は、当時、NHKドキュメンタリー番組で放映された。
4階部分にあたるのかな、養蚕が行われていた階。
窓の下には稲穂が埋める田んぼ、その向こうに同じような合掌造りの家々。
エアコン室外機や車さえなければ、江戸時代と言われても通用しそう。
田んぼ仕事に使われていた下駄。この土地ならではの工夫がされている。

散歩の後は、湧水コーヒーという看板が小さく茅葺き屋根の下に出ていたお店で一休み。店名は落人。

店の入り口はヘチマの花で彩られていた。
囲炉裏端の席に座り、コーヒーを注文したら、たくさんぶら下がっているカップから、
好きなカップを選ぶよう言われた。こってり模様をチョイス。
ちゃんとしたコーヒーを淹れてくれた。

さて、そろそろ高山へ向かうかな。

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