
2022年8月 隠岐番外篇 境港
隠岐西郷から高速船で七類港へ15時過ぎに着いた。


港に停まっていたバスに乗り、米子方面へ。羽田行きの飛行機は最終便をとっているので、境港で途中下車。

境港のターミナルビルでコインロッカーに荷物を預け、あまりに暑いのでタクシーで水木しげる記念館へ。それが正解。コロナ対策で、1時間ごとの入れ替え入場にしていて、最終回の入場に間に合った。






駅から伸びている商店街、水木しげるロードは、鬼太郎関連商品を売る店ばかりがずらり並んでいる。夏休みの日曜とあって、子連れファミリーがたくさん遊びに来ていた。通りには、様々な像や、汚水蓋、ベンチなどいずこにも鬼太郎ファミリーが使われている。





さあ、早めに軽く晩メシを食べよう。日曜なので休みの飲食店も多い。境港駅近くの17時半開店の元気亭へ。数名の行列。





〆に海藻米のおにぎりをもらったら、この米がいい。甘味があって旨い。お勘定して、駅へ。

タクシーで空港へ移動するが、駅前に2台駐まってるから大丈夫。コインロッカーから荷物を出して、さあタクシー、と思ったら、2台とも消えている。しょうがない、乗り場に書かれている番号に電話する。と、営業終了と自動音声。え、まだ19時だよ。もう1社。同じ。3社の番号があるので、最後の1社。よかった、電話に出てくれた。が、今、出払っていて、何時に行けるか分からない、と素っ気ない返事。空港まで行きたいので、そんなに長くは待てないと言うと、そんなこと言われてもこちらの問題ではないと言う。えー、なんじゃそれは。粘ると、30分ぐらいはかかると。何とかそれなら間に合いそうなので来てもらうことに。しかし、じっと待っていられない。駅前のホテルのフロントに事情を聞きにいった。この辺は早く終わるんですと言う。それでも何社か電話してくれたが、やはりダメ。そうか、列車があるか、と時刻表を確認すると、土日はこの後、飛行機に間に合う列車が1本ある。平日だったらアウトだった。待っていても来なきゃ、列車に乗ろうと思い、改札へ向かおうとしてたら、タクシーがやっと来た。帰ったら、境港観光協会か市役所に改善するよう申し入れようと思った。さんざん施設を作ったり、像を作ったり、土産物開発したりさせて、観光客を呼ぶだけ呼んでおいて、肝心の交通インフラをお粗末な状況のまま放置しているのは許せない。なんだか旅の終わりに、実に不愉快な目に遭ってしまった。