2019年3月17日 八王子周辺

画像1 カイコバイモ。うつむき加減で小さな花が咲いている様が何とも言えず愛おしい。八王子片倉城跡公園。
画像2 同じく八王子片倉城跡公園。木の根元にぽつりと咲いているカイコバイモ。地味な色で小さいので知っていないと気がつかない。
画像3 カイコバイモが咲く一帯は柵で囲われていて立ち入れない。が、この花は幸いなことに柵に近い場所で咲いていてくれた。花目当ての人は皆さん立ち止まって撮影していた。
画像4 コバイモの仲間は、棲息エリアによって、コシノコバイモ、アワコバイモ、トサコバイモ、などの種類がある。都内でカイコバイモが見られるのはこの付近のみらしい。
画像5 柵から少し離れた場所に上を向いて咲くカイコバイモが一輪。もう少し近いところで咲いていてほしかった。
画像6 片倉城跡公園の高台に登ると、こんな畑が広がっていた。遠くには丹沢の山並みが見えた。駅近くの住宅街の間近にこんな風景があるとは思いもよらず。
画像7 片倉城跡公園にはカタクリも群生しているが、まだ開花には少し早いようだった。そろそろ咲きそうな株を見つけた。
画像8 アオイスミレはちらほら咲いていた。高尾周辺と同じくらいの花期という感じ。
画像9 片倉城跡公園入口の民家の庭にたくさんのカタクリが咲いている。こちらは私有地のため立入禁止。しかし、ちょうどお家の方がいらっしゃったので、お断りして写真を撮らせていただいた。
画像10 今年は雨が少ないのでカタクリの数も少ないし、花も小ぶりだとこのお家の方はおっしゃっていた。
画像11 カタクリの花が咲くこんもりした斜面の上の方に、一緒にいた仲間がカイコバイモを見つけた。お家の方は、亡くなられたおじいさんは登らせてはいけないと言い続けていたと言う。が、他に誰もいないし、本当に花が好きそうだから近づいてもいいですよと言って下さった。感謝。
画像12 こちらには貴重なカイコバイモがけっこうたくさん群生していた。
画像13 公園のカイコバイモより花が大ぶりでその分、艶やかさが増す。ご厚意によって貴重な花を間近で観察させていただくことが出来て、本当にありがたかった。
画像14 こんな感じでカイコバイモが並び咲いている。
画像15 片倉駅から京王線で長沼駅へ移動。長沼公園を目指す。入口近くに庚申塔が立っていた。台座には見ザル言わザル聞かザルの三猿が彫られている。
画像16 公園の尾根道を登ると、脇にシュンラン。ちょうど見頃を迎えている。
画像17 シュンランも盗掘される危険性があるから、あまり道端には咲いていてほしくないのだけど。
画像18 こちらはタマノカンオアイの蕾。まだ開花には少し早いようだった。花と言っても茶色の地味なものだから、知らなければ絶対に気がつかない。
画像19 カンアオイの葉っぱは、岐阜蝶の幼虫が好んで食べる。このエリアにはタマノカンアオイがたくさんあって、穴だらけの葉っぱもあった。
画像20 滅多に写真を撮ることがないカンスゲ。よく見ると愛嬌のある風貌をしている。
画像21 鮮やかな花を付けていたのはウグイスカグラ。稜線近くに咲いていた。

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