多良間島 2019年5月13~14日

画像1 帰りの飛行機から見た多良間島。周囲をサンゴ礁の海に囲まれた20k㎡弱の小さな島。宮古空港までの実質飛行時間は12分。
画像2 往きの飛行機が多良間島に近づくと、水納島がはっきり見えた。有人島。僅かな家族が牛を飼って暮らしている。定期便はなく、訪れるなら船をチャーターするしかない。今回は渡航は断念。
画像3 多良間空港。石垣島から嫁いできたという女性が、石垣島はすぐそこなのに、一度宮古まで飛んで、乗り換えて石垣へ飛ばなければならないとぼやいていた。多良間ー石垣直行便の計画もあったようだが、頓挫したまま。
画像4 前泊港近くの空き地に港に入ってきた流木だろうか、うずたかく積み上げられていた。宮古島の平良港からは毎日、フェリー便が出ているが、前浜港には誰もおらず静まりかえっていた。
画像5 宿で借りた自転車で前浜港まで行き、周囲をぐるり回ろうとすると、道路にヤギが寝ていた。一応、ロープで繋がれていたが、びっくりさせられる。この後、島内ではめちゃくちゃ多くのヤギに出会った。
画像6 海岸近くの泊御嶽。小さな島なのに、いや、小さな島だからこそかもしれないが、聖なる場所、御嶽(ウタキ)が至る所にある。
画像7 多良間で泊まったのはcocoハウスという宿。1泊2食5000円。部屋はコンテナボックス。思いがけず広い室内に冷蔵庫、テレビ、ベッド、シャワー付きトイレが設えてある。シャワーは共同。コインランドリー部屋にはフィットネス器具もあった。
画像8 夕食は食堂でいただく。お酒を頼んだら、隣の商店で自分で買ってきて、と言われた。食堂にはオバァがひとり。話しかけても相手をしてくれず、つまらなかった。
画像9 食堂は黄色い本館の1階にある。お客はダイビング目的の人と、あとは仕事の人。観光目的の人は少ないらしい。島に来ても大半は日帰りで帰るようだ。
画像10 まだ時間も早く退屈なので、近所の居酒屋に飲みに行こうと出かけた。コマツヨイグサが咲いていた。他にもいろいろな花。
画像11 こちらは月桃の花。出向いた居酒屋は結構繁盛していた。が、皆さん、グループや家族単位で座敷の小部屋でそれぞれ盛り上がっていた。その店にカウンターはなく、テーブル席にぽつんと座って呑んだが、店の人は忙しく、誰もかまってくれず。
画像12 翌朝、周辺を散歩。いきなり凄い廃車に出会う。中にびっしり雑草が生え茂っている。これを処分しようという気がまったくないことがよく分かった。
画像13 島にはネコも多い。下の写真、大アカギがある土原ウガンへ行くと、3匹のネコがいた。1匹は動かず、1匹は少し近づいて座り込み、もう1匹は平気で近づき、すり寄ってきた。
画像14 土原ウガンは八月踊りが行われる大切な場所。その隅にトタン屋根を突き破るかのように、大アカギが生えている。推定樹齢300年という。
画像15 散歩を終えようとする頃、ようやく朝日が昇ってきた。関東あたりとは1時間ぐらいずれている。
画像16 朝食後、自転車で島内1周に出かけた。島の東部にある塩川御嶽へ続く参道はフクギ並木が両側にずっと続いている。日よけになってくれてありがたい。
画像17 突き当たりが塩川御嶽(シュガーウタキ)。鳥居の先はさらに鬱蒼と背の高い樹々が茂っていて特別な場所を感じさせる。
画像18 塩川御嶽周囲の植物群落は上記のフクギ並木と合わせて、沖縄県の天然記念物に指定されている。
画像19 島内の畑はサトウキビとタバコが大半を占める。タバコの花を初めて見た。摘み取られた葉は乾燥させてから出荷される。
画像20 シロオビアゲハ。多良間島で多く見たもの。牛、ヤギ、野鳥、そして蝶。とにかくいろいろな蝶が舞っている。
画像21 海岸近くでたくさん見かけたグンバイヒルガオ。
画像22 海岸の浜のほとんどはサンゴ。マガギガイの貝殻が密集している海岸もあった。島の人は食べるのかどうか聞けなかった。
画像23 小さな島に牛が本当にたくさん飼われていた。人見知りの牛が多い中、好奇心旺盛な牛も中にはいた。
画像24 可倒式風力発電設備。愛称たらぷう。台風が来た時などは支柱を90度倒して倒壊を防ぐことが出来るようになっている。
画像25 島の南側の海岸は白砂の美しい浜だった。快晴の日となり、体感的には30℃を超える暑さに思われた。
画像26 海沿いの防風林に時々切れ目があり、海岸へ下りられる小径がある。これを島の言葉でトゥブリという。そこを出ると青い海が待っている。
画像27 とあるトゥブリを抜けてみたら、海の向こう、手が届きそうな距離に水納島が見えた。
画像28 親ヤギは繋がれていたが、子ヤギは放し飼い。人間に近づこうとする子ヤギに、親は心配そう。島の言葉でヤギはピンダ。この週末、5月18日にはピンダアースという闘牛のヤギ版が行われるようでポスターがあちこちに貼ってあった。
画像29 島で一番高い八重山遠見展望台からは素晴らしい眺望が楽しめた。風も吹き渡り、贅沢な休憩スポット。
画像30 嶺間御嶽の入口に道路にはみ出すようにして立つアカギの古木。沖縄県指定の「おきなわの名木」。

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