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2023年3月18日 国上山(313m)、六万部山(80m)

日程:燕三条駅前アパホテル6:30→6:59弥彦神社7:20→7:35間瀬こめぐりの郷公園7:50→8:10弥彦駅8:20→8:37国上寺駐車場8:40→8:45国上寺→8:55国上山登山口→9:23大河津分水展望台→9:51国上山10:02→11:08ちごみち→12:02国上寺駐車場→12:28寺泊→12:50妙法寺駐車場→12:55妙法寺→13:22六万部山13:34→14:05妙法寺駐車場→14:20道の駅天領の里(昼食)14:58→15:03出雲崎15:10→15:40道の駅ながおか花火館15:55→20:30新座駅

メンバー:横井、秋田、長崎、渡部

昨日とは打って変わって早朝から上々の好天気。あまり早いと花も開いてないので時間調整。まずは弥彦神社へお詣り。

いつ来ても立派な神社だと思う。弥彦神社。
なにやらありがたい神聖な光が差していた。今日はいい花にめぐり逢えるに違いない。

弥彦山の日本海側へ回り、海に浮かぶ山々の眺めを楽しむ。

かつて銅を産出したという間瀬。こめぐりの郷公園。裏から見た弥彦山。
左から米山、妙高連峰、さらにその背後、一番右手に続くのは白馬連峰。

次いで、弥彦駅へ。ちょうど列車が入ってきた。天気のいい日曜とあってお客がたくさん下りてきた。

弥彦駅には1日に10本以上の列車が走っているようで、思ったより多いなと思った。

さて、まずは国上山へ。ビジターセンター前の駐車場には早くも何台も車が駐めてあった。まずは国上寺へお詣り。

お寺の案内図。
本堂の四囲には妙なイラストが描かれていた。北面には露天風呂湯浴之絵巻。
このお寺の住職はなかなかやり手らしく、イケメン偉人空想絵巻だそうな。
寺の脇に登山口。さあて出発。

山といっても標高300mほど、しかもぐるり周回ルートは所要1時間半ほど。ただし、たくさん花が咲いていれば、このメンバーだと時間がかかる。妙法寺のオオミスミソウも控えているので、手短にしたい。

今年は花が早い。カタクリがたくさん咲いていた。こちらのカタクリ、
勢いがある。葉っぱがぐいと地上に突き出している。花も大きくて色も濃い。
おお、コシノカンアオイのお出まし。関東周辺のカントウカンアオイなどと比べると、
やはり花が大きいなあ。貫禄ある。
こんな遊歩道を登っていく。とても歩きやすいルート。
樹間に弥彦山の山頂が見えた。

山中にはキクバオウレン(セリバオウレンかも)が大変多く咲いている。

遊歩道の右手にびっしりオウレンの花が咲いていた。

そして、展望台の標識に従っていくと、大絶景。燕市を洪水から救った明治大正の大工事、大河津分水がゆったり流れ、その背後に越後の山々が雪を被って聳えていた。

分水は洪水をなくしただけでなく、農業用水としても重要な役割を果たす。
ユズリハの緑の葉に覆われているので、なんとなく南の方の山みたいな気がした。

やがて、山頂。といっても313mだが。

看板は立派なモノだった。
三等三角点が立っていた。

さあ、先を急ごう。いずれにせよ、花の写真は別ページでまとめます。

オオミスミソウ、後で妙法寺の方でいやというほど見るが、やはり足が止まる。
ナニワズ。これ1本だけだった。
ここから、ちごみち。お目当てのコシノコバイモが見られるはずなんだが。
立派な葉っぱのショウジョウバカマ。この花もたくさん咲いていた。
花粉たっぷり付けた杉の枝先も落ちていて、見たくない。

そして、一株、二株、やっとお目当てのコシノコバイモを見つけて喜んでいると、すれ違ったオバサマ方から、あーら、この先にいっぱい咲いてるわよ、と言われてしまった。

コシノコバイモ。
お客さんを案内していた地元ガイドさんによれば、コシノコバイモは今年は咲くのが早く、花は多いとのことだった。この場所は群れ咲いていた。

一巡り終えると、2時間ほどの予定が大幅に遅れ、3時間が過ぎていた。いかん、いかん、妙法寺へ急ごう。12時だけど、昼メシなんぞ食べてる場合じゃない。

寺泊のメインストリートは大賑わいだったが、素通りでパス。

妙法寺の駐車場に着いたのは13時前。さすがにもう帰った車も多いようで、空きスペースは十分あった。さて、オオミスミソウが待っている。

雪囲いのない妙法寺本堂は初めて見た。
昨年までなかった進入禁止のロープがあちこちに張ってあった。
妙法寺でカタクリを見るのも初めてかな。ここの葉っぱもぐいと突き上げている。
さらに入っている斑が関東あたりのよりも薄い。

今年は先端の久田城址までは行かず、切通まで。

あれ、こんな緑の葉っぱはいつも出ていなかった。オオミスミソウも少ない。

うーん、やはりオオミスミソウを見るなら1週間前に来るべきだったんだな、今年は。それでも六万部山にはそれなりに美しい花も多かった。

花の開き方が全開って感じ。
キクザキイチゲも満開。

予定通り1時間ちょっとで妙法寺を引き上げ、昼メシを食べに、出雲崎の道の駅へ。

道の駅天領の里の2階、陣や。弥彦山がよく見える。
今年は全員揃ってタレカツ丼。美味しいんだけど、カツが薄いのは気に入らない。

道の駅の近くの町並み、皆さんは和菓子屋でお買い物。

舟板塀に黒い瓦の民家が連なる。いかにも港町の風情。

そして、高速に乗る前に昨年同様、道の駅ながおか花火館でお買い物。

お約束の栃尾の油揚げのほかにもあれこれ買い物をしてしまった。

例年と少々違う気候のため、花景色も違ったものを楽しむことができて何よりだった。日曜夕刻、案の定、関越道は大渋滞だった。

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