2020年1月 ウィスキーの故郷、山崎

画像1 サントリー山崎蒸溜所内のウィスキー館には、千本以上のモルト原酒の瓶が並んでいて圧倒される。
画像2 山崎蒸溜所へはJR山崎駅から歩いてすぐ。近くに阪急の駅もある。
画像3 東海道本線の踏切の向こうに山崎蒸溜所が立っている。貨物列車なども多く走っているため、踏切が長い間閉まったままのこともある。
画像4 門を入ってすぐ右手にウィスキー館がある。見学ツアーはこちらから出発する。
画像5 ツアー出発を待つ間に、ショップを見学。山崎蒸溜所限定のウィスキーが並んでいた。1人1本の制約付き。荷物になるからツアー終了後に買おうと思っていたが、行ってみたらすでに売り切れていた。無念なり。
画像6 丸いカウンターは有料試飲ができるテイスティングカウンター。
画像7 それぞれのモルト原酒は色も香りも違う。それらを熟練のブレンダー達が絶妙なブレンドをすることによって美味しいウィスキーが生まれる。
画像8 10年、15年、30年など熟成期間も様々。いかに多様で優れた原酒を用意するかがウィスキー造りのキモとなる。
画像9 11時出発のツアーは25名、定員一杯の参加者。外国からのお客さんも多かった。まずはビデオ説明を聞いてからスタート。もちろん多言語翻訳アプリも用意されている。
画像10 大きな仕込みタンク。小窓から中で撹拌されている様子を見ることができる。
画像11 こちらは木桶の発酵槽。ステンレスの発酵槽もあり、違いによって異なる味の原酒を生み出す。
画像12 原料となる大麦。仕込みタンクでまず水を吸わせ、その後、発酵槽でアルコール発酵させる。
画像13 ポットスチルと呼ばれる、蒸溜釜。これはくびれがないタイプ。そして最後の部分の角度が急になっている。
画像14 再蒸溜釜がずらり並んでいる。ひとつひとつが微妙に異なる形をしている。手間のものはくびれがあって、最後の部分が水平に近い。この角度の違いだけでも風味が異なってくるそうだ。
画像15 熟成用の樽貯蔵庫。近年、ジャパニーズウィスキーブームによって、国産ウィスキー各社の熟成原酒は不足している。増産体制をとっているというが、あと10年20年待つ必要がありそう。
画像16 原酒を木樽で保存すると、年を経るたびに酒が蒸発して量が減っていく。それを英国では、天使の分け前と呼んでいる。スコットランドで聞いた説明によれば、あちらのものより日本産の原酒は減る度合いが多いという。高温多湿と冬の乾燥の繰り返しによるためらしいが、それだけ日本産の熟成原酒は高価になる。
画像17 こちらの蒸溜所で使用されている代表的な6種類の樽。アメリカ産のオークを使ったもの、ミズナラ樽、ワイン樽など。もちろん樽の違いが原酒の違いを生み出す。
画像18 こちらの蒸溜所が創設されたのは1923年。その年号が入った、番号1番の樽が保管されていた。
画像19 工場の裏手には美しい竹林と庭園があった。春には見事な花景色になるという。
画像20 有料見学ツアーの最後は、試飲。原酒2種類と、山崎の完成品、さらに山崎を量たっぷりのグラスと4種類。これだけでツアー代1000円以上の価値があると思った。
画像21 見学を終えて、限定ウィスキーを買えず悔しい思いを抱きながらランチの店へ。かぎ卯といううどん屋さん。
画像22 炙りカレーうどん、というのを食べたが、具もたっぷりで、大変美味しかった。
画像23 アサヒビール大山崎山荘美術館へ向かう。坂道を登っていくと、着物姿のお嬢さんが歩いていた。
画像24 実に立派な洋館が現れた。こちらが大山崎山荘美術館。アサヒビール初代社長の山荘であり、その収集美術品が展示されている。他に企画展も。
画像25 山荘内の浴室やトイレもモダンでお洒落な造り。
画像26 本当は館内撮影禁止だと後で分かった。すみませんでした。つい見とれて。
画像27 この階段を下って地下の展示室にはモネの睡蓮が3点展示されている。
画像28 JR山崎駅ホーム上に、大阪府と京都府の府境が走っており、それを表示する標柱が立っていた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?