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もっとネイティブな方言を ~【櫻坂46】ラジオ出演時のメンバーたち~

4枚目シングル「五月雨よ」の告知関連で、櫻坂46メンバーの出演が続いている。
さすがに、初対面の方々に対しては、グループコンセプトをこわさないように美しい標準語で話しており、非常に好印象である。
どのメンバーが出てきても、育ちの良さや素直さが感じられ、グループの雰囲気を知ってもらうきっかけとして、きちんと仕事をしていると言えるだろう。
地方のラジオなどでは、パーソナリティー側も方言や独特なイントネーションで話してくるので、関西や九州出身のメンバーは、少し引っ張られてしまうのが面白い。
ファンクラブ限定配信ラジオ「さくみみ」では、メンバーだけの空間なので、オフの会話を聴いているような気分になることができる。
普段、番組に出演している時は、標準語で話すメンバーが多いので、方言で会話をしている彼女たちは貴重である。
中でも、山﨑さんと藤吉さんのギャップが大きく、TVなどでインタビューされている時は、全くその面影もないので、関西出身であることを忘れてしまう程である。

初期から一貫して方言で話をしている小池さんをはじめ、幸阪さんや関さんなどは、冠番組でも方言全開で話す様子を観ることができる。
小池さんの場合は、欅坂46時代、唯一の関西出身者であるという特徴を活かした結果だろう。彼女の可愛らしい「あざとさ」と方言がマッチしているので、小池さんのキャラクターを認知してもらう要素として、十分な役割を果たしていた。
二期生のお二人は、普段から標準語で会話をしていないのが原因かもしれない。お二人とも、同郷のメンバーが周りにいるため、敬語で話す機会が無ければ、標準語を使う機会も少ないはずである。
よく関西や九州出身のメンバーに対して、「方言で話してみて」というリクエストがあるが、そう言われたメンバーがぎこちない方言で会話する様子を見せているのをよく見かける。
その様子を見て、関西出身の芸人さんなどから「下手になってる」と指摘され、「敬語を使わなければ、出てくるんですけど・・・」と言っている場面を目にすることが多い。
「さくみみ」のようなメンバーだけの空間となると、方言全開の会話が繰り広げられるわけだが、そのような環境でも、先輩である一期生やスタッフのことを話す時に、自然と敬語になる場面では、標準語になっているのをみて、「彼女たちが言っていることは本当だったんだぁ」と確認することができる。

以前は、東京をはじめ関東や東北出身のメンバーばかりだったので、このような楽しみ方は出来なかった。
方言女子は、いつの時代でも需要が高いのだが、中でも、関西や九州の方言は、非常に人気が高い。
櫻坂46は、高いビジュアルも売りの一つなので、黙っていても画になる強さがある。それに加えて、かわいさが倍増する「方言」という武器を使うことで、持てる魅力を存分に発揮することができるだろう。
人見知りが多く、初対面の方と話す時に、緊張からか方言が出ないことも多いが、肩の力を抜いて、普段通り会話していくだけでも、人気が出るだろう。
外番組では、大人数グループで活動していること以外は、特徴がないように思われてしまうことも多いため、少しでも違いを見せていくと、そこをふくらまして紹介されるようになるだろう。

グループ全体にある「謙虚で奥ゆかしい雰囲気」が好きなので、余りガツガツされると困るのだが、もう少し自分の見せ方を工夫してみるのも良いかもしれない。
既に大活躍をしている松田さんに続いて、田村さんや森田さん、武元さんも、その人柄や魅力が少しずつ認知されてきている。
キャンペーンなどでオファーがあるうちに、成果が出したいところであるが、無理をする必要は無い。
メンバー同士で会話している時のように、いつも通りの感じを出すことができれば、自然と人気が出ることは間違いない。

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