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神は細部に宿る ~【櫻坂46】アーティスティックな衣装~

年末年始は、大きなイベントや音楽番組が多かったこともあり、特別Ver.の衣装がたくさん披露された。
櫻坂46となってからは、RemiTakenouchiさんが参加しているため、欅坂46時代とは異なる印象の衣装が多い。
欅坂46の頃は、どこか軍服のテイストを取り入れつつ、清楚かつクールな印象の衣装が多かったのだが、櫻坂46となってからは、「大人の女性」という要素が前面に出てくるようになっている。

昨年末の紅白衣装も、Remiさんのディレクションによって、KEISUKE YOSHIDAさんがデザインしたものである。
今回も、メンバーごとに違ったデザインのものが用意され、彼女たちの個性をさらに輝かせるものとなっているのが素晴らしい。
1つひとつが物語ストーリーを感じさせるものとなっており、同じくパフォーマンスでストーリーを紡いでいる彼女たちの衣装として相応しいものと言えるだろう。
欅坂46時代の尾内さんもそうだったが、Remiさんの衣装も、毎回、非常に細かい部分まで作り込みがなされている。素材やデザイン、装飾など、どこを見ても、一寸の隙も無く作られており、毎回、実に惚れ惚れとする出来映えである。
彼女たちの激しいパフォーマンスにも耐えられるように製作しつつ、どのようなシーンでも美しく見えるように計算されているため、彼女たちの魅力をより増幅させているのがわかる。

紅白の衣装も、前日まで妥協することなく、細部まで作業を続けていたようだ。

このような細かな部分まで疎かにしない姿勢は、「チーム櫻坂」の中に脈々と流れている。
それは、兎にも角にも、地道に努力を重ね、世界を目指している彼女たちを少しでも応援したいという愛情が為せるものである。

その愛情は、メンバーにもしっかりと届いている。
山﨑さんや関さん、守屋さんなど多くのメンバーが、衣装について、その細部までのこだわりをきちんと受け止めたコメントをブログにあげ、感謝の気持ちを表している。

このように、お互いにプロとしての仕事に刺激を受け、誉め称えながら、高め合っていく姿は、実に清々しい。

これからも、このアーティストたちの競演によって生み出される化学反応が、どのような新しいものを見せてくれるのか、楽しみはまだまだ続いていく。

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