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挑戦はつづく ~【櫻坂46】立ってみて初めてわかること~

 3rdシングル『流れ弾』のヒット祈願も、無事に終了した。
 基本的に、櫻坂46は、運動神経が余り良くないメンバーが揃ってしまっていることもあり、かなり苦戦した様子が放送されていた。

 空中ブランコという高所でのパフォーマンスであることから、こればかりは、根性だけでは乗り越えられない壁と感じたメンバーもいただろう。MCの土田さんのように、高所NGを貫き通すのも、一つのあり方だと思う。

 「欅って、書けない?」時代から、富士急ハイランドのジェットコースターでのチャレンジ企画は、アイドルが経験する定番のものであるが、渡辺梨加さん、小池美波さん、藤吉夏鈴さんなどは、恐怖から泣き出してしまったり、乗車できないという状況であった。また、山﨑天さんも、高所恐怖症であることを番組の中で話している。

 今回のヒット祈願では、その4人が空中ブランコをすることになった。
 予想通り、高いところに行くだけでも、恐怖で足がすくんでしまい、ブランコをするどころではなかったようだ。追加練習を志願して、本番に向けて準備したメンバーもいたようだが、高所に対する恐怖は、なかなか克服することができないだろう。余り無理をして、怪我などにつながってしまうのはよくないが、自分がどこまで出来るのか確かめてみることは、とてもよい姿勢だと思う。
 最終的に、4人とも、高所に立つだけで終わらず、空中ブランコのバーを握り、一歩踏み出すところまでは成功した。その勇姿から、彼女たちの3rdシングルにかける意気込みや覚悟を、十分に感じることが出来た。

 「BACKS LIVE」の時、センターやフロントなど、いつもとは違う立ち位置でパフォーマンスをしたBACKSメンバーが、「今までは分からなかった感覚や感情を知ることができた」と話している。
 外から見ているだけではわからない、「その場」に立たないとわからない感覚は、経験しないと知ることができない。

 「そこ曲がったら、櫻坂?」のテレビ欄にある番組紹介には、

櫻坂46のメンバーが
トーク・ゲームそしてコントも??
ありとあらゆるジャンルに挑戦!
圧巻のパフォーマンス、
成長し続けるメンバーの勇姿をお見逃しなく!

と記されており、しっかりと「挑戦」という言葉が使われている。

 ちなみに、「日向坂で会いましょう」の番組紹介は、

日向坂46のグループの特性
「ハッピーオーラ」を武器に、
見ている人たちを笑顔に変える
ハッピー全開のバラエティ番組
様々なことに挑戦し、
苦難を乗り越えトップアイドルへと
成長していく姿を追いかけます!!

となっており、櫻坂46の紹介文にはない「バラエティ番組」と明記されているのが面白い。このあたりが、番組全体から受ける印象の違いとなっているのかもしれない。

 結果がどうなろうとも、一歩を踏み出し挑戦する姿は、観ているこちらにも勇気を与えてくれる。
 彼女たちの挑戦。これからも、しっかりと見届けていきたい。


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